|
テーマ:1リットルの涙(92)
カテゴリ:2005年ドラマ
お前、人の役に立ちたいって言ってたよな。
役に立っているよ。皆に希望を与えている。 人の役に立つ。 言葉を残す事で。 亜也の言葉が届いた同病の少女から届いた一枚のハガキ。 それを持って現れた遙斗とのひと時。 これが亜也が口をきく事ができた最後のシーンになりました。 ドラマ評として言わせて貰えば、決して出来の良い最終回ではなかったと思う。 お墓参りのシーンでは、最後に人が続々と集まってくる所で 第8話のラスト、校門前でのいきなり合唱シーンと同じ感じを受けました。 でも、このストーリーの場合、亜也の最後までやるならば、 最終回は今までのおさらいにするしかないだろう、とは思うので、 仕方ないと言えば仕方ないのかな。。。 と言う事で、感想も全話総括で書かせて頂きます。 このドラマには、本当に毎回考えさせられた。 それは、 自分が、亜也本人だったら。 亜也の親だったら。 友達だったら。 恋人だったら。 周りの人物だったら。。。 と色々な側面から考えさせてくれた。 亜也の病気に「かわいそうだ」と涙するのは簡単な事だが、 だったら、どうしたら良いか。を考えさせてくれたのは、 やはり名作だったからだと言える。 このドラマを見るのは切ないから見るのを止めた、と言う方も多いようだが、 私は見なくてはいけない、と思った。 人の命や自分の命を簡単に絶ち切る悲しい事件が多い昨今、 一生懸命生きるとはどういう事か、こういう所から考えてみるのは 無駄ではないと思う。 亜也が最後に遙斗にボードで残した「生きて」と言うメッセージは、 そのまま私たち視聴者にも残された物だ。 このドラマが一貫して語っていた事。 強く生きると言う事。 これができる人間になりたい。と今は心から思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月22日 20時30分19秒
[2005年ドラマ] カテゴリの最新記事
|