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テーマ:1リットルの涙(135)
カテゴリ:2005年ドラマ
お前、人の役に立ちたいって言ってたよな。
役に立っているよ。皆に希望を与えている。 ![]() 人の役に立つ。 言葉を残す事で。 亜也の言葉が届いた同病の少女から届いた一枚のハガキ。 それを持って現れた遙斗とのひと時。 これが亜也が口をきく事ができた最後のシーンになりました。 ![]() ドラマ評として言わせて貰えば、決して出来の良い最終回ではなかったと思う。 お墓参りのシーンでは、最後に人が続々と集まってくる所で 第8話のラスト、校門前でのいきなり合唱シーンと同じ感じを受けました。 でも、このストーリーの場合、亜也の最後までやるならば、 最終回は今までのおさらいにするしかないだろう、とは思うので、 仕方ないと言えば仕方ないのかな。。。 と言う事で、感想も全話総括で書かせて頂きます。 このドラマには、本当に毎回考えさせられた。 それは、 自分が、亜也本人だったら。 亜也の親だったら。 友達だったら。 恋人だったら。 周りの人物だったら。。。 と色々な側面から考えさせてくれた。 亜也の病気に「かわいそうだ」と涙するのは簡単な事だが、 だったら、どうしたら良いか。を考えさせてくれたのは、 やはり名作だったからだと言える。 このドラマを見るのは切ないから見るのを止めた、と言う方も多いようだが、 私は見なくてはいけない、と思った。 人の命や自分の命を簡単に絶ち切る悲しい事件が多い昨今、 一生懸命生きるとはどういう事か、こういう所から考えてみるのは 無駄ではないと思う。 亜也が最後に遙斗にボードで残した「生きて」と言うメッセージは、 そのまま私たち視聴者にも残された物だ。 このドラマが一貫して語っていた事。 強く生きると言う事。 ![]() これができる人間になりたい。と今は心から思う。
最終更新日
2005年12月22日 20時30分19秒
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