|
カテゴリ:2006年ドラマ
最後の幕が下りた時、涙が頬を伝って流れるほど泣いている自分に気付いた。
だって、千秋が泣いているから。。。 本当に泣いているから。 私は何というドラマを見ていたのだろう。 これは、本当にドラマだったのだろうか。 私が見て聞いていたのはドラマだったのだろうか。 この演奏は、本当に演技だったのだろうか。 このドラマは、全てが音楽。 画面から溢れるほどの音。 楽しい部分も切ない部分も全てが音楽だったのだ。 R☆Sオーケストラの最後の曲。 ベートーベン交響曲第七番。 ずっと、このドラマの始まりのテーマだった曲だ。 静かに何かを予感させるように始まって 千秋の表情が段々高揚していって。。。 曲の盛り上がりと共に、今までの思い出が皆の中をフラッシュバックしていく。 のだめと出会い、皆と出会い、シュトレーゼマンと出会い、 Sオケを結成し。。。 そして、R☆Sオケとの出会い。 さあ!楽しい音楽の時間だ。 今、みんなに御礼を言わなくては。。。 それは、言葉で表さなくても、解る。 千秋がタクトを振る。 皆、合わせていく。 みんなが泣いている。 そして、みんなが楽しんでいる。 音楽って、素晴らしい! 会場を埋め尽くす観客の拍手。 他は何もない。余計なドラマは何もない。 千秋は卒業する。 この素晴らしいオケを残して。 より進化するために。 この素晴らしいドラマを作り上げた原作者とスタッフ。 そして、出演者の方々に、今、惜しみない拍手を送りたい。 そして、アンコールもね。 必ず、このメンバーが奏でる音楽に、また会いたいです。 ・のだめカンタービレ 第10話 秋クールドラマ総評はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月26日 22時28分33秒
[2006年ドラマ] カテゴリの最新記事
|