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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(345)
カテゴリ:2007年ドラマ
なれど、兄はそちを斬らなかった。
そちを生かしたのじゃ。 武田に通じていた福島に仕える兄・貞久を討つか。 救うか。 勘助は貞久に「手引きする」と言うが、兄は福島と共に滅びる覚悟であった。 梅岳承芳と軍師・雪斎の策略で、武田は晴信の縁談を持って 信虎との和議を図っていた。 今川家の家督争いを利用して信虎に復讐しようとしていた勘助だったが、 もくろみは外れ、武田は福島を救いに来なかった。 孤立無援になり、窮地に陥る福島は城を捨てて逃げる。 そして、勘助と貞久との立ち会い。 子供の頃、自分に強くなれ、と言った兄は、 今、自分の前で自決しようとしている。 弟に介錯を言い渡して。 兄弟の想いが伝わった。 弟を生かしたい兄。 兄を生かしたい弟。 育った境遇は色々あったが、勘助の心には兄の優しさが染みこんでいた。 だからこその悲しい別れとなった。 ミツ、花は摘まぬ。 我が斬ったのは余人にあらず。 己(おのれ)じゃ。 今川は難なく義元が後継となったけれども、勘助は今川に仕える事は 出来ない様子。。。 信虎に復讐する気持ちは、勘助を何処へ向かわせるのか。 どう見ても、私の中で「磯次郎さん」にしか見えない義元の微笑みですが、 口から出る言葉が随分賢くて、違和感バリバリです。 義元が「母上」と言うたびに、松坂慶子さんの顔が浮かんでしまうのでした。 ・風林火山 第四話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月04日 22時07分11秒
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