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カテゴリ:2008年ドラマ
転んだら、起きあがればいい。
友達が教えてくれた。 負けないよ。私は。 奈子に閉じこめられた恵都。 奈子もやはり暗闇の中で苦しんでいた。 ずっと、恵都の影に怯えてきた、と言う奈子。 恵都も同じように苦しい7年を過ごしてきたと聞いて、 奈子は恵都を解放した。 奈子さんには、僕がついてるから。。。 マーサが、浩一のように奈子を支えてくれる存在になれば。。。 翌日、撮影が終わって、監督に 青山。声が出るようになったな。 と誉めてもらった恵都。 撮影を見学している人垣の中に、恵都は浩一を見つける。 微笑んで待っていてくれた浩一。 それを見た恵都の顔がいい。 剛太のダンスの大会賞金、紅葉がフリマで売った服代、 浩一のゲームソフト、そして、恵都の映画出演料。 4人は、エル・リストンのためにスクール長に それぞれのお金を差し出す。 お前達・・・ 成長したなぁ・・・。 じゃ、こうしようか。 これから、お前達の卒業式をやろうか! 1人1人に、貰ったお金を返すスクール長。 これは、卒業のお祝いだ。 ここが無くなるのは、残念だけど、君達にとって一番大事なのは こういう場所が必要じゃなくなるって事なんだ。 スクール長の大きな手で、1人1人の頭を包む卒業式。 ここが無くなっても、みんなの心からエル・リストンが 消える事はない。 ここで得た物は、彼らの一生の宝物だから。 私たちは今日、エル・リストンを卒業した。 それでも、人生の散歩道はまだ遙かで 迷うこともあるだろう。 そんな時は、隣にいる友の手をそっと取ればいい。 温かな手が、きっとそこにあるから。 良い卒業式だった。と、思う。 校長の言葉、校長の手。 ここは、本当に温室のように温かい場所だっただろうね。 でも、いつまでも守られている事はできない。 みんな、1人で、自分の足で立つ。 エル・リストンが無くなっても、仲間が消えるわけじゃない。 それぞれが自分の力で頑張りながら、 それでも、お互いの存在を感じながら、生きていく。 人間関係って難しい。 時に、理解してもらえない寂しさや悔しさで、 人は心を閉じたくなったり、言葉を閉ざしたくなったりする。 傷ついた事がない人なんて、いない。 立ち向かう勇気と力、それを得る場所があったこの子たちは、 幸せな子たちなのかも知れない。 これからも、そういう子供達を迎えていきたい、と言う校長。 こういう大人が、こういう場所が、もっともっと増えると良いな。 良いドラマだったな~。 ただ、奈子の描き方が、ちょっと半端だった気がする。。。 あれだけインパクトのあるイジワルを繰り返したわりには、 アッサリ、って感じ。 6話だと、色々と難しい物があるかも。 それでも、充分に感動を貰ったドラマだったと思う。 次回からは「七瀬ふたたび」 楽しみ~ トラックバックは承認制です。即時反映はされません。ご了承下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月02日 22時35分39秒
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