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シュミット会長と井上社長、対既存メディアに対する姿勢、似てますね。
Google: 「Googleには記者もいないし、媒体の発行もしない。その意味では既存のメディアビジネスと対立するものではない。メッセージを伝える水道管のようなもので、それに長けているのだ>」 Yahoo: 「視聴者として考えると特定の局だけではなく全部見たい。すべての局と仲良くWin-Winの関係を続けていきたい」 メディアとは言わないが、いずれも『中立性がいのち』だとぼくも思います。 ただ、そういう立場を取れない業態(モール)の楽天の立場もわかります。(eBayと同じ?) update: そうこうしているうちに、Googleがオークションをはじめるみたいですね。Google Base 米国でいえば、eBAY、日本でいえばBiddersや楽天が一番被害が大きいのでしょうか?ただ、Googleの日本での存在感がアメリカ程はないのでしょうが。。 update2: 楽天のTBS買収に思う。。 テレビや新聞といった既存の媒体社は、対広告主の手前自社で物販を積極的に推進できない(べきではない)立場にあります。かりにヤフーを媒体社(あるいはモドキ)とみたてた場合、自らヤフーショッピングあるいはオークションという売場を抱えている。これは、商品がバッティングする対広告主へは非常にセンシティブな話で、おそらく今後もヤフーショッピング(あるいはグーグルのそれ)が主軸事業にはならないでしょう。ただし、P2Pは別、オークションについては、既存広告主とのバッティングがない。 楽天モールの事業者はほとんどが個人事業主P2Pみたいなものです。グーグルやヤフーのスポンサード・サーチの結果をいくつか試してみればわかりますが、必ずといっていいほど、www.rakuten.co.jpがリスティング広告結果として入ってきます。つまり、楽天モールに出店している事業者は、実はグーグルのリスティングを使えば、直接顧客獲得ができ、モールに店を構えている意味は薄れる。優良店舗はモールを出て、自前で店を構えるでしょう。楽天が持つ、inforseek.co.jpの裏ではGoogleが動いているので、入り口が塞がれた状態。 さて、米ではeBAYがskypeを買収、アマゾンはA9という検索エンジンをGoogleと共同開発、米のP2P企業はそれぞれの顧客獲得経路を自前で模索している状態。そうこうしているうちにGoogleはGoogle Baseという新サービスを開始(前出)。 楽天は、その閉塞の出口をたまたま民放へ向けただけかと思います。番組コンテンツが所有者の意向で制作されれるほどおもしろくない番組づくりはない。結果的に視聴率は上がらず、広告収入が伸びないという構図かと思います。 Update: kenjimori.comは引越しました。has been moved. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/21 06:21:52 PM
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