カテゴリ:カンブリア宮殿
■カンブリア宮殿 ~自民党総裁選スペシャル
TV東京系の番組「カンブリア宮殿」を見ての感想、キーワードを 記載していきます。 ※自民党ホームページ 自民党総裁選スペシャルですが、もう総裁決まっちゃってますね。。。 でも、この3人は今後の政局では重要はポジションを占めるかと思っています。 なぜならば、安倍氏が総裁になったものの、小泉総理大臣のインパクトは、相当大きいし、 なんとか経済を立て直しつつあるところまで持ってきたが、その引き換えに 問題もいろいろと起こってきています。 そのフォローをどのように行なっていくか、それはかなり大変な作業で、 来年の参議院選挙の結果次第では、短期政権になる可能性の否めないからです。 【対談からのキーワード】 ■プロフィール 麻生太郎氏 1940(昭和15)年9月20日 生まれ 66歳 実家は麻生財閥。1979年12月まで 麻生セメント株式会社社長 母方の祖父が、第45、48~51代内閣総理大臣・吉田茂。 モントリオールオリンピック(1976年)射撃日本代表。 1979年衆議院議員に初当選。当選9回。 安倍晋三氏 1954(昭和29)年9月21日生まれ 52歳 母方の祖父が第56、57代内閣総理大臣・岸信介、大叔父が第61~63 代内閣総理大臣・佐藤栄作、 父が外務大臣安倍晋太郎、弟が参議院議員岸信夫 1993年衆議院議員に初当選。当選5回。 谷垣禎一氏 1945(昭和20)年3月7日生まれ 61歳 弁護士。 父が第二次大平内閣で文部大臣を勤めた谷垣専一 1983年衆議院議員に初当選。当選9回。 ■借金770兆円の経緯 1965年 佐藤栄作内閣で2000億円の国債発行 1965年までは、収入に対して支出を決めており、借金はなかった 1967年 人口が1億人を突破 それ以降、毎年国債を発行 1972年 田中角栄内閣で、公共事業を拡大し、国債を発行し続けることになる 1973年 オイルショック 1975年以降赤字国債を発行し始める 1980年代にバブル景気、このときに借金を返せばよかったが、入ってきたお金を使い続けた。 1965年と2006年の人口ピラミッドを見ると、 高齢化社会が進み、これからも高齢者を少ない人口で支えなければならない。 ※少子高齢化について バブル崩壊後、企業は財務改革を行なって業績を回復したが、 国はどんどん借金が増えており構造改革は進んでいない。 2006年度一般会計歳出 社会保障費 25.8% 国債費23.5%とこの2つで約50%の国家予算を占めている。 ※財務省ページ ■消費税について 消費税をUPさせるという政策を取った政権は選挙で大敗している。 しかしながら、国の借金と少子高齢化を考えると避けて通れない。 【質疑】 Q:個人としてニートをどう思うか A: 麻生氏:働いていない人のために、働いている人の税金で賄うのはおかしい。 安倍氏:朝飯を食べ、昼飯を食べ、規則正しい生活を送ればやる気も出る。 谷垣氏:学校教育でいいところがあれば褒める教育をする必要がある。 Q:20代の人が年金を受け取ることができるのか A: 谷垣氏:基礎年金税金1/3から1/2に変更して、年金制度を守る努力をしている。 あとは少子化対策が必要である。 ※ビデオ途中で切れてしまいまして、最後まで見られませんでした。。。 【ケンジャの感想】 景気が回復し、日経平均も1万5千円台まで回復してきた。 小泉内閣の始めのころは8千円台という時代もあった。 しかしながら、この10年で産業自体のあり方が大きく変わっています。 製造業は中国に取って変わられている。しかしながら、中国も「一人っ子政策」を 展開したことで将来、人口ピラミッドが日本の今と同じようになり、問題が出てきます。 日本は少子化が進み、今後はますます、高齢化社会での財政をどう支えるかが問題になります。 一方で、バブル崩壊、小泉改革、企業の雇用抑制により、格差社会は進んでおり、 税制はますます苦しくなっていきます。 そういったことからこれから総理大臣をする人は、大変な局面に入っていくなあと思います。 逆説的にいうと、ここで問題を解決できれば恐らく、日本政治上でも重要な時代の 総理大臣として語り継がれるであろうと思います。 がんばってほしいなあと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.22 23:22:27
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