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BIZ粋 ★人生をイキイキと粋に★

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2006.09.25
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カテゴリ:いいひと
私は、今、ポジティブに考え、生きてます。
それは、めったに揺るがないものとなっています。

ふと今日、思い出したのですが、
高校生の頃は、ずいぶんネガティブ発想だったように思います。

行きたくない高校に行ってしまい、
そこにはいろんなことがあって、自分ではどうしようもないことから
そんな結果になったと思い込んでましてね、自暴自棄なっていたなあと思います。

勉強もせず、友達付き合いもクラブの友人だけ。
バレーだけは何となく惰性でやっていたんですね。
でも、バレーは好きで、上手くなりたいと努力もし、
強い高校に行けなかったので、強い大学に入りたいなあと思ったり。

でも、思いは長くは続かない。
強い気持ちより、弱い気持ちが大勢を占めてしまう。

入学試験では上位10番くらいだった(そうだ)のが、
高校1年の1学期末試験は、もう下から2、30番に入っていた。

何かしようとする思いもなく、ただ、マスターベーションのように
バレーボールをしていた。
高校3年間はそんな感じで過ぎた。

時間が欲しい、モラトリアムが欲しい、だから大学にいく、
そうして浪人する。
浪人しても勉強に意味を見出せず、家でボーっと過ごした。

あるとき、国語の受験参考書の「文学史」を手にとり、
本のタイトルと作家だけ覚えてどないすんねん、思った。
「何の意味があるんや? 本の内容知らんと意味ないやん」
私は、本を読むという習慣もなく、国語の点数もまあ酷いものでした。

で、どうせ勉強もしないから、文学史に出ている本を読もう、
とそう思った。
で読んだのがまた悪い事に、
太宰治の『人間失格』『斜陽』、三島由紀夫の『金閣寺』など。
まあ、暗い本だったけど、派生して、新潮文庫の100冊も読み
ツルゲーネフの『はつ恋』、ヘミングウエイの『老人と海』なども読んで、
読書の楽しみを高校卒業してから初めて知った。

そういえば、私はいつも何かを知るのに、他人よりもちょっとズレていて
遅かったなあ。それをコンプレックスに思ったことはないけど、
まあ、知っただけいいか、と思った。

勉強はしないで本ばかり読んでいるので、現代国語の点数は飛躍的にあがり、
それ以外は、模擬試験を受けても、そんな偏差値あるの?というくらいの
偏差値でした。

浪人二年目は、1990年。
ラジオを聞いていると、槇原 敬之の『どんなときも。』がかかっていた。
同じ大阪府高槻市出身。聞けば、家も近所だった。
なんか、久々に悔しい気持ちが起こった。
自分って、何してるんだろうと。

何とか大学に入ったのですが、それからは時間を浪費してしまったことを悔やみ、
「前向きに進んでいこう」そう思ったんですね。

どんなときも、今自分が出来ることをしっかりやっていくことが大切なんだなあと。
それは、今日は、明日よりもできることは少ないかもしれない。
時には、昨日より、今日の方ができなくなっているかもしれない。
それでも、今できることを精一杯やろう、そう思って今も生きています。
そうすれば、しっかりとした道が自分の後ろに続いています。

学校卒業して、仕事して、これまた時間の浪費をしたこともあった。
でも、終わった事は仕方ない。それに気が付いたのなら、それを次にどう生かすか、
常にそう考えています。

さて、近頃は、どんなときも、目標があります。
また、新たな目標が出来ました。それに進んでいこうと思います。
いつまでも、目標があり続ける。欲張りなんですね。
そうして年老いて死ぬ時に満足して死にたいなあと思っています。





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Last updated  2006.09.26 00:16:37
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