カテゴリ:カンブリア宮殿
■カンブリア宮殿 ~ヒットの法則 物語で客の心をつかめ
TV東京系の番組「カンブリア宮殿」を見ての感想、キーワードを 記載していきます。 男前豆腐店社長 伊藤信吾氏 サイト見てください。変なサイトです! 【今夜の一言】 どんな職業でもひと工夫、ふた工夫することはある。 何かを生み出すひらめきはどの職種にもある 【対談からのキーワード】 京都府南丹市に本社がある。 社長は軽トラで出勤。 豆腐製造施設は、5年で3割減少しているという(98~03 農水省調べ) 2005年に倒産した大手メーカー工場を買い取り、自分の工場に。 2005年会社設立。 従業員はそのまま働いてもらっている。 それまでの安売り競争はやめ、独自の豆腐作りをする 通常の豆腐より豆乳の濃度が濃い 目詰まりするので機械を特注する 年間売り上げ35億円の見込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●経歴 1968年生まれ 1993年大学卒業後、父親が経営する豆腐メーカーへ 売り込むためにスーパーを回ると、必ず、 「値段はいくら下がられるのか」 と返ってくる。 この業界「ダメだこりゃ」と思う。 安売り競争ではダメと判断して、独自の豆腐作りを始める しかし、どんな豆腐と作ったらいいか、壁にぶち当たる。 クリーミーでババロアのような触感の豆腐と作る。 通常使わない大豆に変え、これにこだわった。 1日に100KGの大豆を使い、失敗を繰り返す 1年半の試行錯誤で「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」を発売。 業界からは「こんなもの豆腐じゃない」と言われたが。 1丁300円で発売。 面白いとコンビニで発売。ついでスーパーや百貨店でも扱うようになる。 百貨店に直営販売店もできる。 2006年、別の倒産した豆腐工場を買い取り新工場を設立する。 アメリカにも進出予定。 会社では、社長を「ジョニー」と呼び、社員に「チャールズ」などと呼ぶ。 そんなバカバカしさが会社の風通しの良さが広がる。 ダメだこりゃは、自分へのダメ出し。 スーパーに値段を叩かれない豆腐を作ることだ。 どんな職業でもひと工夫、ふた工夫できる。 あいつは普通と違うことを考えているぞと思わせる方向性に持っていける。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ドキドキしていないと楽しくない。そんな商品開発をしている。 【質疑】 Q:豆腐は女性が買うものだが、男性的にしたのは何故か? A:豆腐業界は、女性的なパッケージにしている。 目立つために男性的にした。そうすれば、味見もしてもらえた。 始めはダメだったが、売れ出すと、ネーミングで間違われることがない。 Q:他人と異なることをやることに恐怖はありますか? それをどのように克服しているか? A:子供の頃から運動神経がない。 クラスの人気ものになれない。褒めてもらえるために、図画工作を積極的にやった。 そうやってマイノリティでもへこたれることはないなあと。 人気もになれなくても、マイノリティでいいじゃないかと。 Q:達成感、充実感がある時はどんな時? A:自分の仕事で泣けるとき。 【ケンジャの感想】 これが「キャリア」だ、と言える人生を送っている方だなあと。 子供の頃に人気者ではなかったが、図工などで自分らしさを見出していった。 それが、今の奇抜なアイデアにもつながり、業界の常識も変えていった。 人のキャリアは、会社入ってからとか大学の就職活動やいい大学に入ったではなく、 もっと前から繋がっている。 決して若い頃からエリートとか人からモテるということではなく、 自分の特徴を最大限に生かせる方法を考えることが大切なんだなあと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.06 23:01:52
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