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2006.11.21
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カテゴリ:カンブリア宮殿
■カンブリア宮殿 ~産業再生機構

TV東京系の番組「カンブリア宮殿」を見ての感想、キーワードを
記載していきます。

今回は、2003年に政府主導で作られた産業再生機構の3名の方(冨山和彦氏
秋池玲子氏
、堀越康夫氏)の話でした。

丁度、会社でも不採算事業をどうするか検討しているところだったので、
興味深くみていました。


【今夜の一言】
やりがいが一番大事
人生一回限りですから


【対談からのキーワード】
●産業再生機構とは・・・会社の病院である
・ダメになった会社を買い取り、中味をよくする
・外科手術や内科の手術をし、処方する
 場合によっては厳しいことを言わなければならない
 ・経営者全員変わってもらう
 ・あす事業が全て切り捨てる
そのようにして会社を良くして、民間市場に戻していく

式会社産業再生機構設立のための法律(「株式会社産業再生機構法」)が
平成15年4月2日に成立、4月10日に施行され、同年5月に機構は業務を開始。

・224人の弁護士、会計士、M&A専門家などが集まった
・41件の案件に対して支援決定を行なった
・給与ダウンしてまでもこの会社に入った人もいる

●会社を再生すること
・議論することなく、流していたこと問題意識は正しいもので、
 正しい取り組みをすれば会社はよくなるもの
・その場しのぎでキチンと考えないで対応することがいけない
・再生は短期でやらなければならない。期限は厳しく切って先延ばしさせない
・事業というものはいろんな可能性を持っている
 会社内や組織の「タブー」を取り除けば可能性は大いにある

栃木レザー再生事例

身分を明かさないで、堀越氏が調査
・社員は見慣れないお客にあいさつはしない
・工場は雨漏りしている
・皮の加工をする会社なのに、管理がずさん
・しかし、社員は真剣な眼差しで仕事に取り組んでいた
→まだ、大丈夫。もっと働いて厳しい事を分かりやすく伝えれば再生できる

皮の天然なめし国内シェア8割を占める会社
・しかし、本業以外に結婚式場・自動車教習所など20社に手をつける
・グループ全体で負債を抱えている

着手したこと
・敷地内なあったオーナーの自宅を駐車場に
・長年、事業に必要な設備投資をしてこなかった
 →社員の要望を聞き、必要なものを入れる。
  今まで社員が要望しても買ってもらえなかったものを入れてもらえやる気に。
・数字での管理がなかった
 →原価計算管理システムを導入。目標ができる。
・会議がなかった
 →毎週木曜日に行ない、問題点を話し合うようにした

会社を変えたいという意識が芽生えた

(ポイント)
・一ついいものを探す
 嫌なものを全て取り除き、本当にいいものを一つ見つける
・どうやって変わったか
 がんばれだけでは無理。
 評価する仕組みを作った。評価するには組織もしっかりしなければならない。
 そうすればがんばる意欲が出る。

●会社の危険信号チェック

□社長が55歳以上(特に高学歴エリートサラリーマンではないか) 
□社内のコミュニケーションがない
□データの報告が遅い(一週間後にしかデータ報告されないなど)
□会社のいい点を思い浮かべても10個あがらない
□最近優しい人が出世する(優しいだけで議論もできない人)
□職場が汚い
□来客にあいさつしない
□最近、横文字で話す人が増えた(うけうりの知識。誰も理解していない)
□上司に年賀状を必ず出す
□社長・創業者の銅像がある

※7つ以上チェックが入ると危険

●横文字を使っても意思統一が図れないと意味がない。
論理的にだけ考えて100点満点を求めず、80、70点を求めて、
他社に勝っていけばいい

●産業再生機構で得たこと
・思い通りになったのは1/3しかない。経営は奥深い
・経営は、人材が主役である
・人間に対する洞察力が大切
・自分の力のなさと常に感じて仕事をする


【ケンジャの感想】
 出演の3名は、華麗なるキャリアの人たちばかり。
でも話す内容は非常にわかりやすい。
そこら辺のコンサルは、横文字並べて難しいことを言って、
立場が上だと思わせることにだけが仕事のようになっているが、
非常に平易な分かりやすい言葉で、クライアント先に入っていくことが大切だと感じた。
 そりゃそうですよね。相手はそんな難しいことを知らないし、知っていても
タブーなどで他人からみれば単純なことができないで、経営が悪化している
訳ですから。
 結局何事も、人の気持ち次第だから、「人のこころに訴えること」ができれば
会社はよくなっていくものだと思います。
 ただし、会社をダメにした経営者には厳しく当たらなければならないことも
あるようですが。






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Last updated  2006.11.22 00:24:06
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