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カテゴリ:くらしと健康
シエスタ(スペイン語で昼寝の意味)の習慣があるスペインやイタリア、あるいは地中海諸国や中南米の地域の人たちは、毎日昼寝をしていないアメリカ人や日本人と比較すると、のんびりしていてストレスが非常に少ない心身ともに健全な生活を送っています。
人は、朝起きてから8時間ほどすると眠くなるものです。これは太陽がもっとも高く暑い時には、エネルギーの消費をおさえるために体を休めようとする人間の本能によるものだといわれています。多くの人が6時~7時くらいに起きると考えると、昼食後の2時か3時くらいに眠くなってくるのは自然の摂理なのです。これはひとつの生理現象なのですから、この時間すらもフルパワーで仕事をしろ、というのは本来無理があるわけです。 アフリカやアジアの一部など、熱帯・亜熱帯で生活する民族にとって、昼寝は当たり前の習慣となっています。これは一日のうちで一番暑い時間帯は、体力を消耗するのでおとなしく寝ていたほうが良い、という祖先からの知恵によるものだと考えられます。 ※シエスタ 昼食後はいったん自宅に帰り、ワインを飲んで休息したり昼寝をするライフスタイルのこと。このため午後1時~4時前後は閉まっている店も多い。昼寝を終えると、4時から7時まで働くというスタイル。官公庁や学校なども例外ではなく、この習慣のもとに国全体が動いています。 昼寝は20分がベスト 昼寝や仮眠の長さは、15~20分がベストです。30分以上眠ってしまうと、副交感神経系にスイッチが切り替わり、昼寝を通り越して熟睡になってしまいます。一度熟睡に入ってしまうとスッキリ起きることは難しくなり、無理に起こされると非常に不愉快な寝不足感を味わうとになります。熟睡を防ぐためのワザとして、昼寝の前にコーヒーや紅茶を飲むという方法があります。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインの効果が出てくるのは、飲んでから約30分後です。ですから昼寝に入るまでにカフェインを取り入れておくと、起きなければいけない頃には効いてきて、スッキリと起きることができます。 ☆昼間の眠気を撃退するコツが知りたくはありませんか? ☆ぐっすり眠る!!眠るための睡眠対策 ☆“病の起源”睡眠時無呼吸症
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最終更新日
2009年05月09日 23時02分57秒
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