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そろそろお盆休みも終了ですね。
今年の夏 最大の思い出をお話したいと思います。 たまたまなんですが、ある車販売店のパソコンを直しに行くことになりました。 最新の車が展示してあるような綺麗な車屋さんだったので修理に行くのを楽しみにしていたのですが、故障しているパソコンは横の車の整備所(?)のパソコンだったので、華やかな建物の裏といった感じで、周りのスタッフも綺麗なお姉さんではなくて整備士のおっさんばかりでした。 パソコンの修理でデータの戻しをしていると、事務所の中で整備士さん達の話す声が聞こえます。 ぼーっとデータが移動するのを待ちながらついつい聞いてしまった話です。 (話の内容には個人名などが出てきたので適当な台詞に変換して書きます。) リーダーっぽい男「昨日、視察に来たお偉いさんが、お前らが暑い中仕事してるのを見てポケットマネーで3万円置いて行ったよ。これで人数分の扇風機でも買ってくれと言っていたんだが作業場に置く所あるか?」 作業員A「へぇ 扇風機ねぇ 気が利くねぇ」 作業員B「俺たちよりも作業中に立ち会ってくれるお客さんが暑そうだ。お客さんの為の冷風機が必要だろう」 作業員A「そうだなぁ 汗だくになって愛車を見守ってるもんなぁ ははは」 リーダーっぽい男「お前らがいいならお客さん用のスポットクーラー買うけどいいのか?」 作業員A B「そうしましょうよ。 いやー よかったよかった。」 正直、この話をパソコンのモニタを見つめながら感動して半泣きで聞いていました。 会社の偉い人らしき人物は社員の事を考えて、末端であろう作業員はお客さんのことを考えて これが人間が力を合わせて作っている会社という歯車なんだろうなぁ・・・と思いました。 ルールとシステム、パソコンとエクセルとデータベース以外のところにきっちり人情や思いやりが存在しているではないですか。 小さい会社なら当たり前のことですが、大きな会社でこんなことがあるとは思っていませんでした。 このお話の車会社の名前は BMW です。 なんかため息でちゃいますね。 もちろん出てくる人はみんな日本人ですよ(笑) いつか仕事ではなく、お客としてお付き合いしてみたいと心から思いました。 夢のまた夢ですねぇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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