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BIOS(バイオス)というものをご存知でしょうか?
Basic Input/Output Systemの略語でパソコンの超基本部分のプログラムの事です。 パソコンの電源を入れて一番初めに起動してくるプログラムでキーボードやマウス、モニタなんかの基本部分を制御、またはWindowsに伝えるプログラムです。 NECとかSONYとか出てるときは裏でBIOSが起動しています。 自作機だと英語が出てきてメモリなどをチェックするのでかなりわかりやすいかもしれません。 当然BIOSが壊れればパソコンは動かないし、逆にBIOSが元気ならばパソコンが完全に死んだとも言えないという大事な部分。(電源が壊れたらBIOSどころじゃないけどね) そんな基本部分のBIOSもプログラムだから不具合があったりしてバージョンアップなどがある。 「そんな基本的な部分ならはじめからちゃんとしてんだろ!」と思いきや、ほとんどのパソコンでBIOSのバージョンアップデータというのが公開されている。 「えええ! じゃ バージョンアップせんといかんのか!?」と思いきや、不具合がないならバージョンアップしないほうがいい。というのが通説。 なんでかというとBIOSのバージョンアップに失敗するとパソコンは死ぬからです。 それほど基本的な部分のプログラムということですね。 (人間で言えば息をするとか心臓を動かすといった部分と言えるでしょう) なので意味もなくバージョンアップして危険を冒すことはない。というのが通説。 これ、実際のところ失敗するのか? 失敗したらどーなるのか? かなり気になるところだと思います。 私、商売柄 BIOSのバージョンアップは毎日のようにします。 修理工程にリカバリが含まれているパソコンはパソコンの高速化も含まれていますので、BIOSのバージョンアップもしておきます。 (ほとんどが不具合の解消よりもプログラムの改良やファンの制御系のバージョンアップです。) では、失敗したことがあるか? 一度もない! と言いたいところですが、「あります。」 じつは2度ほどあります。 1度目は、普通にバージョンアップが終了した直後からWindowsか起動できなくなりました。 完全に起動できないわけではなかったのですが、かなり焦りました。 そのときはフロッピーディスクからのバージョンアップだったのでもう一度、フロッピーから起動してバージョンアップしなおしたら直りました。 物凄く、びびりました。 2度目は、Windows上からするバージョンアップだったのですが、アップ直後の再起動からNECの文字だけ残して止まりました。 そこから全く動かず。 昇天されました。 無論、マザーボード買いなおしの赤字です。 買いなおしたマザーのBIOSをバージョンアップする根性はありませんでした。 いったいなにが悪くてそうなったのか? さっぱりわからずじまいでした。 なのでBIOSのバージョンアップはきっちりやっても危険を伴うといえます。 俺の経験上の確率では0.001%くらいでしょうか・・・・ けっこう運が悪いのかもしれませんね・・・・ パソコン修理のアットピーシー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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