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大道無門(パソコンとインターネット)

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2011.08.25
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カテゴリ:インターネット





Wall Street JournalのMarc Andreessen氏のインタビュー記事が話題になっている。一緒に添付されているビデオでは英語が聞き取りにくい上に、あまりはっきりとした内容の話はしていないのだが、記事の方はきっぱりした言い方で、今後の企業動向について述べている。

実際の記事は以下のところに。
「Why Software Is Eating The World」

Marc Andreessen氏はNetscapeのファウンダーの一人で、その余勢をかって投資会社を設立し、HP,LinkedIn、Groupon、Facebook、Skype、Twitter、Zyngaなどに投資をしている。

その彼の話粗簡単に紹介する。

最近のHPのPC事業の切り離しとかGoogleのMotorolaの携帯部門の買収などを見ていると、「Software is eating the world.」だ。

つまり世界中のいろいろのビジネス、すなわち農業から防衛産業まで、全てソフトウェアで取り扱われるようになってきた。

このような展開になってきたのは、コンピュータの発明、マイクロプロセッサーやインターネットなどハードウェアの出現に負う所が大きい。これらのおかげで、ソフトウェアが期待通りに動くようになり、世界的な規模でそれが展開されて来ている。

ソフトウェアが既存の産業を飲み込んでいる例としては、AmazonがBorders(書籍)を、NetFixがBlockbuster(ビデオ)を、AppleのiTunesが既存のレコード会社(音楽)を、ZyngaがElectrpnic Artsや任天堂(ゲーム)を、FlickrがKodak(写真)を飲み込んでいるというのがあげられる。

ソフトウェアはそれ以外にも、自動車の中にも、Wal-Martのような販売店にも、石油販売会社にも、PayPalのように金融業にも入り込んでいる。ソフトウェアがあらゆる分野のビジネスに入り込んできているのだ。

こういった中でも幾つかの問題点がある。
一つは、新しい会社を立てるときに以前にもまして経済的な向かい風があることである。
また、ソフトウェア革命に伴って必要とされる教育とスキルが十分に提供されていないという問題がある。失業率が高いのに、その人達に教育やスキルを提供するということができていない。
されに新しい会社はその良さを、そしてその価値を世の中に示さないといけないが、これがなかなか難しい。

こういう問題もあるが、新しい世代の会社が何をやろうとしており、ビジネスや経済にどんな広い成果をもたらすかを考え、新規性のある新しいソフトウェアの会社を拡大するために何ができるかを考えていきたい。

少し意味が違う所があるかも知れないが、おおよそ以上のような話である。
確かにもうハードウェアを売る時代ではなく、ソフトウェアが中心になる時代が着ているということであり、日本もハード中心のビジネスからソフトウェアが中心になる体制に早く移行する必要がある。

文章を読んでいて中でも気になったのは、以下の言葉である。
「Our combination of great research universities, a pro-risk business culture, deep pools of innovation-seeking equity capital and reliable business and contract law is unprecedented and unparalleled in the world.」

これはMarc Andreessen氏の米国の新規企業に対する仕組みへの大きな自信の現れだと思う。

それに引き換え、日本では旧態依然とした大企業偏重の政策がまかり通っており、そのために世界に向かって新しいソフトウェア企業が育っていくという仕組みができていないのは残念だ。




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最終更新日  2011.08.25 15:52:00
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