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8月26日にDropboxからパスワードを変更するようにというメールが届いた。表題は「2012年半ば以前に作成したパスワードのリセットについて」というものだ。 つまり、「あなたはパスワードを2012年以来、一度も変更していない。それは安全上問題があるので、変更するようにしてください」というのだ。 その理由として、「2012年に取得されたと思われるDropboxユーザー認識情報(メールアドレスと、ソルトを加えてハッシュ化したパスワード)の一部の存在が確認された」ということのようだ。 ソルトを加えてハッシュ化したパスワードというのは、「パスワードにある乱数を追加して、更にそれをハッシュの手法で変更し、パスワードを他の人からわからないようにした」というものである。パスワードを見破られないようにするための高度な手法だが、これでも破られてしまう可能性は高い。 Dropboxは2012年当時にユーザーのメールアドレスとパスワードが不正に取得されたことがあり、それの一部をDropboxのセキュリティチームで見つけたということである。 私には今年の5月にLinkedlnからやはり同じようなパスワード変更依頼が来たが、メールアドレスとパスワードの流出が原因だった。そのLinkedlinの経験を踏まえて、Dropboxはユーザーに早期に警告を発したようだ。 詳しい対応方法などはDropboxヘルプセンターの以下のところに、「dropbox.com でパスワードの変更を促すメッセージが表示される理由と対応について」という表題で示されている、Dropboxに関係ない人も参考に見ておかれると良いだろう。 英文であるがDropboxのBlogで同じ内容の情報が流されている。
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最終更新日
2016.08.29 12:22:42
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