019111 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ひじきのつぶやき

ひじきのつぶやき

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひじき煮

ひじき煮

お気に入りブログ

にらさわあきこのブ… にらさわあきこさん
ヽ(´∀`)人(・ω・)人… ハプビさん

コメント新着

 乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
 にらさわあきこ@ ほうほう なにやら動いてますな・・ よき流れに向…
 ひじき煮@ Re:わわわ(12/04) 前科:偽善さん こういう感覚はエライ…
 前科:偽善@ わわわ 受話器上げてダイヤルしたらええだけのこ…
 ひじき煮@ 例のダイエットは。。。 相手に塩を送ってやりました。 年内決着…

フリーページ

2004年09月09日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
この日記を付け始めてからまる1か月経った。
おお、私の人生の中で最長の日記だ。
が、この日記を含めて10日分しか書いてないので
平均すると3日に一回しか書いてない計算になる。
ま、いいんだ。

さて、今日は何を書こう。
書くというとこから発展させて言葉について書こう。
よし、31日記念だ。
多分かなり長くなるから、暇な人だけ読んで下さい。

私は月曜から金曜まで、労働時間の半分はドイツ語と
接している。ドイツ語を話したり、書いたりする時間は
恐らく日本語と半々の割合だと思う。

日本人の同僚と話する時、極力日本語のみで話をしよう
と意識しているが、『今日、Autrag来ました?』
『それってドイツにzubuchenしてもらわないと、多分beliefernできないよ』
など、仕事の用語はドイツ語のまま話をしていたりする。

しかし、これはめちゃくちゃおかしい。
ドイツ語も日本語ができる人じゃないと通じない。
こんなの日本語であって日本語ではない。

こういう、言語が混じりあって起きる現象をピジン語化
という。
ある特定の場所で特定の期間、特定の人たちの間でのみ
存在する現象である。
例えば、ハワイに移住した日本人が入植当初、
『Me wa niku wo no like』(私は肉が好きではありません)といった感じで話していたらしい。
でも、その現象は一過性に終わった。

これが一過性でなく、長期的に広範囲で使われると
クレオール化したことになり、言語として確立したこと
になる。確か文法構造も定まっていないといけなかった
と思うけど、記憶が定かじゃないので明記しません。
(K先生、スミマセン。忘れました)

とにかく、長い余談だったけど、何が言いたいかと
いうと、私は母国語である日本語を大切にしたいし、
美しいと感じる。
なので普段の生活で日本語を使う時は可能な限り日本語
のみを使いたい。
しかし、すでに日本語化している外来語は言うし、微妙
な雰囲気を伝えるため、または日本語で言うと違和感が
出る時は意図的に英単語を用いたりもする。(ちなみに
アイスランドはすごい。外国からきた言葉や概念をすべ
て無理矢理にでもアイスランド語に訳し、新しい単語に
置き換える。なのであの国には外来語は存在しないらし
い。はい、余談でした。)

しかし、『日本語を使う時はできるだけ日本語のみで』
という姿勢を貫くのは非常に難しい。
雑誌などに会社の商品が掲載される際、私が文章を考え
たりすることもあるが、商品イメージを優先させると
英単語を使ってしまいがちだ。
自分自身ではそういう日本語は好きじゃないので、
書きながらも『あー、何語だよこれ。文法構造は
日本語だけど名詞も形容詞も全部英語だ・・・』と辟易し、
なんとか見れる日本語に書き直す。
最近、雑誌(特に20~30代の女性向け誌)には必要以上
に外来語または英単語が濫用されていると思う。
そういった文章は個人的に美しいとは思えないし、魅力も
感じない。

海外の雰囲気や空気感を損なわないまま美しい日本語で
の表現はできるはず。
その極みがベルリンの風景を見事に表現した『舞姫』だ
と信じている。
あの漢字の使い方とルビの振り方は最高。
森鴎外、万歳。

鴎外の頃とは時代も違うし、言語は常に変化していくの
が当たり前だが、きちんとした母国語が基礎にあるとい
うのはとても大切なことだと思う。
最近は英語の幼児教育が進んでいるが、色を英語で言え
るようになるのもよいが、桃色、桜色、茜色、紅色、
橙、群青色など母国語で表現される色彩感覚・言語感覚
を養うのはもっと大切なように思われる。

常々思うが、母国語がきちんと話せてこその外国語習得
でしょう。それは自分も含めて感じることだし、常に
外国語に触れているので余計に意識しなければならない
点である。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月10日 01時40分53秒
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.