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ひじきのつぶやき

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2004年10月30日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
連続して恋愛ネタだが、
最近は寒いからそんな心境なんだ。
許してたもれ。

去年の今頃は元相方とこっぱずかしい
くらいラブラブな感じを味わっていた。

クリスマスには『何が欲しい?指輪?』
と訊かれたが、MTBにしてもらった。
結局3回しか乗っていないので無用の長物
と化してしまった。

本当は指輪が欲しかった。

でも、指輪は私にとっては『欲しい』と
ねだる物ではない。
だから素直に『指輪が欲しい』と言えなかった。

理想は『はい』っと渡して欲しいのである。
知らない間に買いに行ってくれたことが嬉しい。
もしくは『プレゼントは指輪』と言い切って
もらいたい。
指輪をあげたいという気持ちが欲しいの。

一緒にいる間は肌身離さず付けているが、
別れるとはずしてしまう。
大好きだった指輪を外して、私の目につかない
ところへやる。
結果、行方不明になった指輪はいくつかある。

指輪自体は隠せても、薬指に残る指輪の跡は
指の一部がなくなったような喪失感と共に
しばらく残る。
別れを切り出した方がどっちであれ、その跡を
見るたび心が痛む。

もらった指輪は別れた後は二度とつけない。
どんなにお気に入りでも目に触れないようにする。
時によっては『二度と見たくない』と思ったりもする。
だから不用意に『指輪欲しい』とは言わない。
相手が本当に指輪を買ってあげたいと思う時に
渡して欲しい。

行方不明になった指輪が多い中、唯一ずっと大切に
している指輪がある。

10年ほど前にもらったプラチナの台にムーンストーンと
小さなダイヤが入った指輪。
学生の時の彼が買ってくれたもの。

2回生の誕生日、小さな箱を差し出されて開けてみると
指輪が入っていた。
当時、私はムーンストーンが大好きだった。
その前の年は同じ石のネックレスを買ってくれていた。

ネックレスは一緒に探したけど、指輪は私に何も言わず
一人で買いに行ってくれていたのが嬉しかった。
少し年上の男友達と二人で買いに行ったとのことだった。
ジュエリーショップで指輪を選ぶ野郎二人の姿を想像
したら微笑ましかった。

左薬指にはめてみたらブカブカで、意外に私の指が
細かったことに驚いていた。

買ってくれたお店でサイズを直してもらい、それからの
4年間はずっと私の左手薬指にはその指輪があった。
ネックレスも滅多に外さなかった。
もうほとんどお守り状態。
寝るときも外さず、たまに仕方なく外して見当たらなく
なったりすると真剣に焦って不安になった。

出会ってから6年過ぎた頃に指輪を左薬指から永久に
外す日がきた。
ネックレスは本当にお守り化してたのでしばらく外さ
なかったけど、指輪はすぐにはずした。

とても好きな人で、ずっと一緒にいたい人だったから
半年泣いて暮らした。
指輪もしまったけど、常にどこにあるか分かるように
しておき、東京に引っ越す時も一緒に持ってきた。
だけどもう指にはめることはないだろうと思っていた。

あれから時が経った。彼は去年結婚しすでにお互い
別の道を歩いて久しい。過去は過去。
でも大切な思い出には変わりなく、若かった頃の日々を
共に過ごした指輪は今でも私を励ましてくれる。
投げてしまいたい時『ちゃんと色々頑張ってきたでしょ。
勉強、仕事、恋愛だって頑張れたでしょ。
やれば出来るって』と思わせてくれる。

最近、この指輪をようやく指にはめられるようになった。
『別れた後はもらった指輪は二度とはめない』の例外。
今、特に頑張らないといけないから、お守りとしてして
つけている。
でも、左手ではなく右手の薬指。

いつか、私に指輪を贈りたいと思う人が現れれば
その時再び外すかもしれない。
でも、やはり大切にしまっておくだろう。






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最終更新日  2004年10月31日 04時37分18秒
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