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ここ数日に起こった出来事は忘れたくないので
書き留めておこう。 日曜の夜、東京に出張に来ていた大学時代の友人Gから 『今、青山やねん。お前こいや』と呼び出された。 時刻はすでに10時をまわっていたが、久々にGと ゆっくり飲みたかった。 次の日のことはあまり考えない性質である。 待ち合わせのイタ飯屋に到着すると、 Gの取引先のイタリア人が同席していた。 程なく同じく取引先のイタリア人3名が合流し、 異国情緒溢れる空気が満ちていた。 皆様お仕事で来日中。 2時ごろまで飲んでいた。 アパレル系というのもあり、イタリアン4人は めちゃお洒落でかっこよかった。 かっこいいというのは美醜ではない。 その上面白く、かなりいい感じの中年男性達であった。 そのうちの一人、マルコビッチ似のお方が何故か いたく私をお気に召され、褒め殺しされそうなくらいの 甘~い言葉を次から次へとお口にされる。 恐らく今後10年分は褒めてもらった。 終始見つめまくり、そしてさりげな~くボディタッチ。 時折、Gが行き過ぎ行為に至らぬよう制止に入ってくれた。 持つべきものは友。 G、あんたは昔からええやっちゃ。 マルコビッチ氏は気さくで楽しく可愛い。 そして『ボクドラえもんで~す』『まいう~』 『スケベで~す』という日本語しか仕込まれていない のだが、実はオートクチュールの会社の代表兼デザイナー。 自分で裁断、縫製もする。 最近、某男性雑誌で紹介されたらしい。 G曰く 『こいつんとこのシャツ一枚8万円くらいからやで』 確かにマルコビッチ氏のシャツはすごく素敵。 彼のデザインで手縫い。ボタンも遊び心があり可愛い。。 てなことを話していると、 マルコビッチ(以下マ): 『君にぴったりのシャツを作ってあげよう』 我:『うひょっ、まじっすか!』 マ:『今から僕のホテルに来て。採寸してあげる。 見本生地もボタンもあるし好きなのを選んで くれたら僕が作ってあげるよ』 我:『え?ホテルですか… ははは、ここで測って下さいな。 今、メジャーお持ちでしょう?』 マ:『あるけどここでは測らない。僕が怖いの?』 我:『いや、怖くはないですが・・・・ (心の声:んなもん一人で行けるかい!) 仲良しのGも一緒がいいです』 マ:『Gが一緒じゃダメだよ』 我:『…ははは一人ではよぉ行きませぬ。』 マ:『君一人で来なきゃ採寸しないよ。でも僕は紳士 だから心配しないで。でも、君のような女性を 目の前にしたらどうなるか分からないな』 我:『ははっはははっはっ。ご冗談を。 (心の声:アホか余計ビビるっちゅうねん)』 と、冗談半分の押し問答がしばらく続いたのち マ:『OK、明日の夜のアポイントと会食を全部 キャンセルして君を美味しいシシリアン レストランに連れていったら僕の部屋で採寸 していい? Gも一緒に来たらいいよ。ひじきはもうひとり 女の子連れてきて。』 イタリア人ご推奨のイタリア料理に惹かれ快諾。 というか、お会いできたのも何かのご縁。 楽しい時間を過ごしたいではないか。 Gに明日のアポをドタキャンしていいものなのかどうか 尋ねると。 『ええんちゃう。一応うちの社長と、○○の社長とアポが あって、その後XXの社長とその奥さんの食事会で芸者さんも 来るらしいけど。 ええやん。おごってもらえや。 俺も行くし。誰か可愛い子紹介してぇや』 とサラっと答えていた。 内心、社長の奥さんまでいらっしゃるような席を キャンセルできないかもと少し思っていた。 そして翌日 『頭が痛くて具合悪い』と見事な仮病を使い、 マルコビッチは本当にアポをキャンセルしていた。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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