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玉ならば 手にもまかむを
うつせみの世の人なれば 手にまきがたし 大伴坂上大嬢 万葉集に収められている歌の中で最も好きな歌のひとつ。 別れの歌もラブラブな歌も、転勤で飛ばされてしまう 恋人にあてた歌も、死者を想う歌も万葉集の歌は素直 で情感に溢れおおらか。 読んでいると、自分の心境をまさに言い当てている歌も 多いので共感することも多々ある。 例えば... 天地といふ名の絶えてあらばこそ 汝と我と逢ふことやまめ こんなこと言われてみた~い! 恋ひ恋ひて 逢える時だに愛しき(うつくしき) 言尽くしてよ 長くと思わば んだ、んだ、その通りだ!可愛い女心だよね~! とかね。。。 万葉の昔も21世紀の今も、物質的にはまったく異なれど 人の心、想いというのは変わりなく想うところはみな同じ であったりするのですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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