大人が見ても素敵な絵本。
先日、図書館で見つけた一冊。日本人だけど、なかなか綺麗な日本語を話すのは難しい。でも、日本語って素晴らしいんだなって思う。特に、俳句には、たった17音で情景や気持ちが現れているんだから・・・。 E.Jキーツの俳句絵本『春の日や庭に雀の砂あひて』 リチャード・ルイス・編者/エラズ・ジャック・キーツ・画家/乾侑美子・訳 (偕成社)俳句をもとにイメージを膨らませたキーツのコラージュがすごいです。情景は、もちろんなんだけど、その心情までが伝わってきそうです。後ろの背景が、何かを訴えているように感じます。外国人のコラージュなのに、なぜか日本的な雰囲気が伝わってきます。日本語の俳句、それを英語にした英詩、それをまた日本語へ訳す。そしてキースのコラージュ。見開き1ページでいろいろ楽しめます。* * * * * * * *朝やけが よろこばしいか 蝸牛(かたつむり)* A red morning sky,For you,snail;Are you glad about it?*このあかく染まった朝の空きみのだよ かたつむりくんうれしいかい?*キーツのコラージュ* * * * * * * *ねっ!・・・4回は楽しめるでしょう?色もとっても素敵だから、図書館や本屋さんで見かけたら、中をぜひ見てみてくださいね~。 この頃の楽しみは、オークションなどで、絵本関連のものをいろいろ見てまわることなんです。お気に入りをみつけたときは、うれしいですね。でも、予算もあるので、いろいろ慎重に考えて・・・。今日、一冊届きました。図書館で借りたり、本屋さんで買ったり、でも、家に届くというのも、ワクワクします。昔、童話館さんのぶっくくらぶの絵本が配本されていた頃を思い出しました。「○○ちゃ~ん、絵本が届いたよ~」って・・・。今から、お茶でものみながら、ゆっくり見てみま~す。