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テーマ:サッカーあれこれ(19842)
カテゴリ:サッカー(レイソル以外)
今日は国立霞ヶ丘に高校サッカー選手権の決勝を見に行ってきました。
対戦カードは、鹿児島実業(鹿児島県)VS野洲(滋賀県)。 S自由席だったので、最初どちらに座るか悩んだのですが、 千葉県出身の私としては、 市船を何度もPKで破った過去の経緯から、 アンチ鹿実となり、 野洲高校寄りに。 でも、ほぼ真ん中なので、鹿実の応援がよく聞こえ、 今も頭の中を「鹿実、鹿実、カッジッツ!」が駆け巡ってます。 片や野洲高校、鳴り物が太鼓だけだったので、 ブラスバンド&チアを要した鹿実にかきけされることもしばしば。 こうなるともう判官びいきの炎がめらめらと。 野洲高ガンバレ~! キックオフ1時間前に座りましたが、 たまたま見やすい場所が6人分あいててラッキーでした。 開始10分前くらいには結構席がうまってきて、 2人連れでも離れて座るよう言われた人もいました。 遅れてくるには理由もあるかもしれませんが、 明らかに遅く来て、通路で見ようとするのはやめてほしい。 成人式帰りの振袖カップルのあなたです! 髪を高く結い上げた上に、始まってからも空いた席を探しもせず、 通路に立たれた時には前の席の人に代わって注意しようかと。 まず、開会に当たって、コブクロの歌がらライブで。 昨年はアイドルグループを起用したため、 どうもサッカーとは無縁の女の子の声が聞こえたようですが、 今年は拍手もパラパラ。 コブクロ、かわいそ。 選手が入場すると、真ん中赤で袖だけ紺の鹿実が鹿嶋に見え、 ますますアンチに(選手には罪はないんだけど)。 一方の野洲はアウェーユニの白に。 ホームだと青なので、スタンドの応援は鹿実の赤メガホンと 野洲の青メガホンとわかりやすく、 まるでレッズ対マリノス? キックオフ前の軽い練習で思ったのは、 鹿実も野洲も体格がいいな~ということ。 流経と多々良の時はさほど思わなかったんだけど。 そう変わらないはずなんだけど??? そしてキックオフ。 今日は累積で鹿実のエース栫(かこい)くんが出場停止。 これは鹿実不利だろう~と思いきや、 組織だったプレーできっちり攻めてくる。 開始早々から野洲は防戦一方でした。 野洲ゴール側で試合が行われてました。 ただ、決定的な力がエース不在で明らかになった鹿実は 中盤まで組み立てるのに、フィニッシュに行かない。 一方、野州も防戦と書いたものの、すきあらばボールを奪い、 上がってくる。 とにかく両チーム展開が速いのです。 正直、流経対多々良の時とは全然スピードが違う。 気迫も違うし、足元もうまい。 ああ、決勝に来るチームってここまで違うんだと、 ショックでした。 最初は野洲ゴール側だった試合がどんどん押しつ、押されつに。 そして試合は前半23分、野洲がセットプレーからキャプテン金本が ヘディングで押し込み、先制! いや~この得点までは金本に対し、 「危ないところでのバックパス禁止~!」と叫んでました、私。 よくやった! キャプテン。 流れはここで鹿実から野洲へ。 野洲がうまくパスをつなぎ、攻めあがっていく。 追加点取れるかな~と思う場面が何度もあったけど、 結局つめきれず、前半終了。 後半開始。 またしても鹿実が襲い掛かるも、野州も奪い返してパスでつなぐ。 これがすごい速さで展開されているため、 半分過ぎたあたりから選手の疲れが見え始め、ややペースダウンに。 集中力も切れ掛かり、両チーム冷や冷やさせられる。 そんな中、後半途中で野洲はスーパーサブ瀧川投入。動きがいい! でも、追加点が奪えない。 野洲は攻撃より守備のチームかもと思っていた矢先、 後半34分、クロスボールを鹿実のFW迫田があわせ、同点に。 うわー、あと10分しかないっ! 野州も青木くんや乾くんが一人ドリブルで切れ込むも、 え?という方向にボールが行き、惜しい場面が。 そしてタイムアップ。 延長戦に入りました。 日差しの関係で鹿実サイドで攻撃しないと、 結構厳しいのですが、前半は両チームとも再三惜しい!はあれど、 点にならず。 しかも鹿実のDFが負傷で1枚少ない。 これはチャンス!と思ったけど、攻めきれない野洲。 そして後半、こりゃあ~PKかなと思った7分。 左サイドからサイドチェンジ。 ティティさん一押しの乾くんがドリブルで右から中央へ切れ込む。 相手DFに囲まれた~!と思ったら、ヒールでパス。 中で二人くらいボールが周り、最後はクロスを スーパーサブ滝川くんが左から滑り込んでネットに押し込みました! すごいすごい! 見ていて大興奮。 レイソルの試合で大谷がこんな感じで押し込んだことあったよな~。 ちょっぴり涙目に。 それにしてもスーパーサブ滝川君、すごすぎ! 出ると必ず得点だなんて。 他にも見ていて上手いなあと思ったのが、 野洲高14番の乾くん。 あの鹿実のDFを翻弄するかのように、足元でひょいひょいさばき、 交わしていく。うまい! あわててプログラムを見たら、2年生。 ニヤリ。他のクラブが見てないうちにツバつけて、、、。 ああ、来年はうちに来て欲しい~!! でも、青木先輩の行くJEFに行っちゃうかな~(早くも弱気)。 7番の楠神くん。 この子はいいところにいるんですよ~。 サイドチェンジで使える使える。 鹿実では、6番の三代が目だってた。 坊主だったので、勝手に「アレックス・ミネイロ」と名づけました。 ガツガツと 8番も悪くなかったので、こっちは「ミツオ」と。 野洲の青木くんは期待大でしたが、 その期待に反し、今日はそういい出来ではなかったかと。 ルックスのせいか市船時代の増嶋くんを思い出しました。 ポジションは全く違うけど。 結構スター性があり、華やかな感じがするし。 思ったよりもよかったのは野洲のGK。 結構ファインセーブしてました。 でも優秀選手じゃないんだなあ。 延長後半7分で決まっても、鹿実も野州も攻撃を緩めず、 ロスタイム2分を過ぎ、試合終了。 と同時に崩れ落ちる鹿実の選手、逆にはしゃぎまくる野洲の選手。 表彰式も忘れ、応援席にかけていく野洲の選手は審判に叱られてました。 負けたけど、鹿実の選手はよくやった。 出られなかった栫(かこい)くんも自分を責めないで欲しい。 表彰式も笑顔の野洲と涙の鹿実。 寒かったけど見届けました。 表彰式も終わり、逃げ惑う監督やスタッフを胴上げする野洲の選手。 片や泣きながらも挨拶にくる鹿実の選手たち。 両チームともすがすがしかったです。 は~いいもん見せてもらいました。 来年も決勝は見に行こう!っと。 でも、内心、千葉県のチームが出ることには複雑な気持ちが。 勝てばいいけど、負ければ辛い。 今回は自分と関係ないところですから、 サッカーそのものを楽しめました。 うう、決勝に残って欲しいのではあるけど。。。 そして、最後に来年に向けて。 野洲高の乾くん、 要チェックやで~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月09日 23時05分58秒
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