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2024.06.02
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カテゴリ:ラジオ受信機
本日は東芝エルイートレーディング製のLEDライト付きホームラジオ TY-SHR4 について書きます。

購入は2024年5月。
市内の家電量販店での購入。
クーポン500円引&5%値引で税込み5,749円でした。


このような箱で売られていました。

おもな特長は、
「短波も聴ける電池長持ちラジオ」
「便利なLEDライト付き」
「見やすい・でか文字液晶表示」
「ワンタッチで簡単選局・お好み選局ボタン」
「電池でも家庭用電源も使える・2電源対応」
「大音量Φ9cmスピーカー」
「あんしん長持ち最大300時間」

前機種 TY-SHR3 との違いは、LEDライトが付いたこととでか文字液晶表示になったことです。


ラジオ本体と付属品たち。

電源コードと肩ベルト、取扱説明書が付属してきます。
イヤホンや乾電池は別売りです。


取扱説明書にはお好み選局ラベルが挟まっていました。

手書きにはなりますが、プリセットした放送局を貼り付けておくことが出来ます。


本体正面。

昔ながらのシンプルなデザインと機能のホームラジオという感じです。
本体サイズは幅21.4cm×高さ13.0cm×厚さ6.0cmと普通のホームラジオの大きさで、重さは635g(乾電池・肩ベルト含まず)です。
前機種の TY-SHR3​ と比較して、重さが5g少なくなっています。

本体の色は、前機種の TY-SHR3​ はシルバーを基調としていましたが、こちらはガンメタリックを基調とした色に変更されています。


本体正面左側にはスピーカーがあります。

直径9.0cmのスピーカーが使われています。
実用最大出力は700mW。
意外と大きい出力です。
ソニー製の ICF-M780N の実用最大出力は500mW、ICF-506 は640mWですので、実用最大出力はこの2機種より大きくなっています。

実際に音を鳴らしてみると低音~中~高音までバランス良く出ており、まさにホームラジオといった感じです。
長時間でも心地よく聴けると思います。


本体正面左側。



液晶表示部分。

縦長の文字になっていて視認性は良いです。
プリセット番号、バンド、周波数表示、そして電池が減ってくると電池マークが表示されます。
このラジオには時計機能が無いため、時刻表示はありません。


液晶バックライト点灯時。

電源コードで使用している時は電源ONと同時に常時点灯となり、乾電池で使用している時は電源を入れてからボタンを操作せずに30秒が経過すると自動消灯します。
強制的にON・OFFは出来ない仕様のようです。


ラジオNIKKEI第1(3.925MHz)受信時の表示。

小数点第3位の“5”は小さく表示されます。


ラジオNIKKEI第1(6.055MHz)受信時の表示。



ラジオNIKKEI第2(6.115MHz)受信時の表示。



ラジオ・ニュージーランド・インターナショナル(RNZI/9.700MHz)受信時の表示。

2024年6月現在、18~22時頃に9.700MHzでラジオ・ニュージーランド・インターナショナル(RNZI)の英語放送が良好に受信出来ています。
音楽もかかるのでまったりするにはちょうどいいです。

このラジオの受信範囲は、FMが76~108MHz、中波(AM)が531~1710kHz(9kHzステップ固定)、短波(SW)が3.8~10.0MHzとなっています。
短波帯は10MHzまでとはいえ受信範囲が広いので、オートスキャン選局でも結構時間がかかります。
スキャン速度は1秒間に0.01MHzです。遅い!


マニュアル選局およびお好み選局ボタン。

選局|◀◀もどる|すすむ▶▶|ボタン短押しでマニュアル選局、長押しでオートスキャン選局が出来ます。
お好み選局ボタン①②③④を長押しするとそれぞれにお好みの放送局を登録出来ます。
ただしSWバンドでは①②③はラジオNIKKEI固定で変更出来ず、④のみお好みの放送局を登録出来る仕様となっています。

マニュアル選局およびお好み選局ボタンともに押し込む感覚は硬め。
しっかり押し込む感覚があるのは良いのですが、押すたびに結構大きな音でカチカチとなるため、ザッピングしているとまわりからうるさいと言われるかもしれません。


本体上部。

LEDライトスイッチ、電源スイッチ、バンド切替えスイッチ、FM・SW用ロッドアンテナ、キャリングハンドルがあります。


LEDライトスイッチは黄色でわかりやすくなっています。

ラジオの電源ON・OFFに関係なく点灯させることが出来る仕様になっており、ラジオを聴きながら点灯させることも出来ます。


電源スイッチとバンド切換えスイッチです。

電源はスイッチ式になっており、タイマーやスリープ機能はありません。


FM・SW用ロッドアンテナ。

伸縮式7段のアンテナです。
全長は約58cm。
結構長めなのでFM放送・短波放送の電波をしっかり掴んでくれます。
FMの感度は非常に良いにも関わらず、強電界域に於いてもいわゆるオバケといわれる現象がありません。
短波の感度も概ね良好で、近くにあるNHK第2放送(1386kHz/10kW)が短波帯全体に被ってくることもありません。
素晴らしいです。


ロッドアンテナ基部は回転出来る仕様になっていて、アンテナを左右前後に調整出来ます。

ラジオ本体が大きめなので、後ろ側に伸ばしても倒れる可能性は低いです。


キャリアハンドルを起こしたところ。



キャリアハンドルを起こした状態でロッドアンテナを伸ばしてみました。

アンテナとハンドルが干渉しないように作られています。
素晴らしいです。


本体右側面。

ラジオNIKKEI第1/第2切換えスイッチ、音量ダイヤルがあります。


SWバンドでラジオNIKKEI第1/第2を切り換える時はこのスイッチを操作します。



音量ダイヤル。

可変抵抗器を使用しており、適度なトルクもあって操作はなめらかです。
不用意な接触で音量が変わってしまう可能性は低いでしょう。
音量の変化は極小部から比較的緩やかで、半分を過ぎたあたりから急に音が大きくなります。
無音~小音量域での調整はしやすいです。


本体左側面。

LEDライト、イヤホン端子、外部電源端子があります。


右側面にもありましたが、肩ベルトはここに嵌めます。

昭和の時代は肩ベルトをしてポータブルラジオを持ち歩いている人を街中でも見かけたものですが、現在ではそのような使い方をする人はどのくらい居るのでしょうか。
現場作業等で引っかけて使ったりするのにはこの肩ベルトは便利そうですね。


LEDライト。

アルカリ乾電池使用でライトのみ点灯した場合約1,000時間使えるそうです。
もはや手回し発電ラジオが不要になるレベルの点灯時間です。
素晴らしいです。


LEDライトを点灯してみました。

白色で意外と明るいです。
部屋全体を照らすには少々物足りないですが、暗闇の中でスポット的に照らす分には十分な明るさです。


イヤホン端子。

イヤホン端子はモノラルで2極・3極共用です。
ステレオイヤホン(3極)を挿すとモノラル&逆位相ではありますが両耳で聴くことが出来ます。
イヤホン使用時、音質の良いイヤホン・ヘッドホンを使用すると低音~高音域までバランスの良い音が楽しめます。
音量ゼロ時のホワイトノイズは若干あるもののそれほど気になるレベルではありません。
ただしFM放送聴取中は何故かこのホワイトノイズが大きくなってしまうようです。
不思議な仕様ですね。


外部電源端子。

このラジオはAC-DC変換部が内蔵されているため、AC電源コードをそのままつなぐことが出来ます。
電源コードをつなぐと、乾電池が入っていても自動で家庭用電源に切り換わります。


本体裏側。

注意書きと銘板、電池収納部があります。


銘板。

2024年製の新しいラジオのようです。
MADE IN CHINA の記載があり中国製のようです。

銘板の上には通気口のようなものがあります。
電源コードをつないで使用しているとここが若干温かくなることから、AC-DC変換部の放熱用の通気口と思われます。


電池収納部。

電池蓋は外れる仕様です。
電池は単1形を3本使用します。
単1型とはいえ、電池の持ちはデジタル選局式ラジオとしては非常に良い部類に入ると思います。
アルカリ電池使用
 スピーカー使用時
  FM約280時間/AM約300時間/SW約280時間
 イヤホン使用時
  FM約380時間/AM約400時間/SW約380時間
スピーカーで鳴らしっぱなしでも約12日間使えそうです。
素晴らしいです。


電池収納部拡大。



よく見るとここに中波(AM)用のバーアンテナがあります。

このラジオは本体下部にバーアンテナが設置されているようです。

実はこの仕様が乾電池使用時に悪さをしてしまいます。
乾電池を入れてラジオを聴いていると、中波(AM)バンドの感度が極端に悪くなることに気がつきました。
平常時から1~2段階感度が落ちるイメージで、近距離局はともかく中~遠距離局の受信はかなり厳しくなってしまいます。
バーアンテナと乾電池が近いため干渉していると思われます。
これは非常に残念。
なぜここにバーアンテナを設置してしまったのでしょうか。
次機種では改善を希望します。
中波(AM)をメインに聴きたい人は電源コードで使用するのが無難でしょう。

なお、短波とFMの場合は乾電池でも感度が落ちること無く平常どおり聴けますので大丈夫です。


短波を聴く時は外部アンテナをつなぐのもおすすめ。

ラジオNIKKEIを含む短波放送を聴く時はロッドアンテナでもある程度聴くことができますが、AN-71 などの簡易外部アンテナをつなぐとより良好に受信出来る可能性があります。
ノイズの多い環境ではあまりおすすめ出来ませんが、それ以外の環境ではつないだほうがより快適に聴くことが出来る可能性が高まります。



受信感度についてですが、自分の環境(盛岡市-昼間)ではAMはNHK第1(531kHz)/NHK第2(1386kHz)/IBCラジオ(684kHz)、FMではFM岩手(76.1MHz)/ラヂオ盛岡(76.9MHz)/NHK-FM(83.1MHz)/IBC盛岡FM(90.6MHz)のいずれも地元局が良好に受信出来ました。
FMバンドの感度も良いようで、地元局はロッドアンテナを伸ばさなくても受信出来ました。
花巻市のFM One(78.7MHz)や北上市のE&Be FM(88.8MHz)、TBCラジオ(93.5MHz)も微かに受信出来ました。

短波については、時間帯や季節、電離層の状況により受信状態が大きく変わるため詳細は割愛しますが、総じて感度は良好です。
さすがに電波が微弱な局等はBCLラジオには敵いませんが、ラジオNIKKEIは夕方~夜は良好に聴けますし、中国・台湾・北朝鮮・韓国・グアムなど日本周辺の国際放送も容易に聴けます。
遠方ではニュージーランドの放送局もちゃんと聴こえます。

隣県の放送局は、NHK秋田第2(774kHz)、NHK仙台第1(891kHz)/YBCラジオ(918kHz)/ABSラジオ(936kHz)/NHK仙台第2(1089kHz)/TBCラジオ(1260kHz)が受信出来、放送内容はしっかりと把握出来ます。
遠方局では、NHK札幌第1(567kHz)/NHK釧路第1(585kHz)/NHK東京第1(594kHz)/NHK札幌第2(747kHz)/NHK秋田第1(1503kHz)は辛うじて放送内容が把握出来る程度。
STVラジオ函館(639kHz)/HBCラジオ函館(900kHz)は電波を掴んでいるのはわかりますが何を喋っているのかわからない状態でしたが、これらの局が昼間に聴こえるということは感度が良い証拠。
そして夜間になれば在京局をはじめ北海道・東海・大阪・広島・福岡などの20kW以上の高出力の放送局はそれなりに安定して受信出来ます。
中波(AM)・SW(短波)についてはいわゆるソフトミュートがかかっていないため、フェージングの谷間で音量が下がる現象も見られず、夜間の遠距離受信も快適です。


ソニー製の ICF-M780N や ICF-506 もホームラジオとしては非常に優秀なのですが、夜間の遠距離受信時にフェージングの谷間でソフトミュートがかかったように一瞬音量が小さくなることと、ICF-M780N ではラジオNIKKEIの音質と受信感度がイマイチというのが若干不満でした。
もちろんICF-M780N や ICF-506 は今後も使い続けますが、そこにこの TY-SHR4 も加えたいと思います。
6千円弱の価格にも関わらず満足度の高いラジオでした。
大切に使っていこうと思います。







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最終更新日  2024.06.02 17:17:25
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