カテゴリ:読書
「読んでる本の題名は?」
…と尋ねられて… え? え? 読んでいたのは これ 図書館で借りた本なので 汚すといけないと思い ブックカバーを付けていて 題名は?? 覚えていませんでした。 カバーを開けると そうそう 『フェニックスの弔鐘』 阿部陽一さんが 1990年の第36回江戸川乱歩賞を受賞した作品でした。 ケネディー暗殺の話も出てきますが 東欧の共産主義が崩壊する間際の話。 登場するのは ソ連の書記長、アメリカの大統領、議員… アメリカ、東ベルリン… この作品を書いている最中に ベルリンの壁が崩壊(1989.11)して 阿部さん、慌てたようです。 勿論 内容はフィクションで FBI捜査官の兄の交通事故死に 弟は不審を抱いて、真相を探ろうと動きます。 ニューヨークには飛行機が墜落 その時 毒ガスが ばら撒かれて多くの人が犠牲に。 作品が書かれた時点では まだアメリカ同時多発テロも 地下鉄サリン事件も起こっていませんが 似たような事件が その後 現実になるとは 日本経済新聞社の阿部さんでも(今は どうしておられるのか知りません) 想像していなかったと思います。 そういえば、今年の第56回江戸川乱歩賞は 横関大さんの『再会のタイムカプセル』に決まったとか。 で、第10回ミステリー大賞も 決まったとかですが ソナタは次も人気が醒めた 『フェニックスの弔鐘』よりもっともっと古い乱歩賞作品を読み始めています。 題名は? また、忘れました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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