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カテゴリ:大学受験
大学受験の回想。その2です。
受験は勝敗を競う戦いです。『学力』がなければこの点取りゲームに勝つことはできません。では、それだけでこの点取りゲームに勝てるのでしょうか。 もう一つ必要なものがあるとすれば、それは『運』です。答案用紙に書き込む力は学力ですが、それ以外の要素は運だと思っています。 試験官の会話がうるさいとか、試験官が時間を間違えたとか、空調が悪いとか、天気が悪かったとか、体調を崩したとか、周りの受験生の休み時間の会話が気になり次のテストに影響したとか、なぜかわからないけど今日はうまくいかない、そんな日もあるでしょう。意外とこのパターンが多いような気がします。 もしこんなことに遭遇したら運が悪かったと嘆くか、それを凌駕する学力を身につけておくしかありません。 できればアクシデントに備えた準備、少なくとも心構え・対処法はイメージしておくくらいは必要かも。 一方、得意分野の問題が出題した。予想した分野の問題だった。勘が冴え渡った。これらは一定の学力があった上でそこに幸運が舞い込んだのです。苦手な問題が出題されなかったとしたら、それも幸運と言えるでしょう。問題の難易度は受験生によって受け止め方が別れるところかもしれません。 今回、息子は『運』に恵まれました。読んだことのある古文の出題。昨年より易化した数学(平年レベルに戻った?)。この日に限りなぜかヒアリングが完璧(音質も問題なし)。直近で見直した漢字から出題。共通テスト・2次試験とも自宅から何事もなくいつもどおり臨めたこと。 この運ばかりは自分でどうしようもありませんが(普段から徳を積む?)、学力は向上の余地があります。その学力について振り返ってみます。 塾は、高1から東進ハイスクール。英会話教室にも1年ほどマンツーマン授業に通いました。 高3の模試結果はC判定を連発し、Dもあります。息子はいつもボリュームゾーンに位置していました。統計的には50%の合格可能性。2人に1人は合格するけど、2人に1人は不合格。感じ方はそれぞれです。 息子が模試の結果をどう思い、次にどのようにつなげたのか、私は全く知りません。1度でいいから模試でB判定をとってほしい、と願っていましたが、叶うことはありませんでした。 だから私は「東工大で十分じゃないの」と何度か言ったことがあります。A判定、B判定なのだから。 でも、息子の「東大受けるから」そのひと言でいつもおしまい。最終的には共通テストの結果にかかわらず東大一本となりました。合格が決まった後、息子が「東大を受けさせてくれてありがとう」言ったことが印象的でした。 聞けば、普段は息子より成績が良いけど、共通テスト結果をもとに親と話し合った末、東大受験を諦めた友人がいるそうです。 東進の授業は計画的に進めていました。しかし、最後の3週間だけはテキストには目もくれず、独自の勉強をしていたそうです。彼なりに勝ち筋を立てたみたいだけど「なんとなくね」とはぐらかされました。 それでも聞き出した言葉は 1)リスニングはやりまくった 2)最後は数学に自信がついてきた こんなことしか言えないなんて、この先思いやられます。 模試は、東進の共通テスト模試、東大本番レベル模試を中心に受験し、河合塾と駿台をそれぞれ3,4回受験。全部で20回程度受けたでしょうか。 先日その結果を並べてみると、点数が少しずつ継続して伸び続けていました(東進模試)。こんなところが合格を勝ち取った要因かも。『最後の最後まで成績は伸びる』と言われますが、息子は2次試験までこのトレンドが続いたんだと、いまはそう考えてます。 彼の受験勉強へのアプローチ、自己分析が正しかったのでしょう。 模試の結果をいくつか紹介します。決して良い成績ではありません。このくらいで東大に合格するのかと思われるとそれは間違いだと思います。C判定やD判定ですから。これ以上の成績を目指してください。 ・共通テスト模試 1)同日共通テスト模試 670点 ※高2 2)第1回共通テスト 632点 3)共通テスト本番レベル 761点 4)共通テスト本番 806点 ・記述テスト 1)同日東大2次試験 111点 ※高2 2)第1回東大本番レベル 173点 3)第3回東大本番レベル 186点 4)最終東大本番レベル 218点 5)2次試験本番 240点 ・共通テスト+2次試験 97.7778点+240点=337.7778点 ・合格最低点(合格者平均点) 文科一類 331.0222点(357.8879点) 分科二類 332.2333点(357.0024点) 文科三類 331.0889点(353.2306点) 理科一類 326.2444点(355.5756点) 理科二類 314.1444点(338.3614点) 理科三類 380.4778点(403.9569点) その3(最終回)へ続く。 ↓大学受験のブログランキングです ↓中学受験のブログランキングです ↓プロフィールです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.01 18:03:23
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