カテゴリ:本に関する事
【近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。(上巻)
2次予選での課題曲「春と修羅」。この現代曲をどう弾くかが3次予選に進めるか否かの分かれ道だった。マサルの演奏は素晴らしかった。が、明石は自分の「春と修羅」に自信を持ち、勝算を感じていた…。12人が残る3次(リサイタル形式)、6人しか選ばれない本選(オーケストラとの協奏曲)に勝ち進むのは誰か。そして優勝を手にするのはー。(下巻)】(「BOOK」データベースより) 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ] 蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ] いや~、読み応えあり! ピアノコンクールに挑む4人の姿を描いた小説だが、これは凄い! 音楽の世界をここまで小説にできるとは・・・! 何とも驚きである。 クラシック音楽がわからなくとも、著者の世界に引き寄せられること間違いなし! 直木賞、本屋大賞のダブル受賞に納得! お薦めです! これが映画化されたというのも、まさに驚き! 映画の方も是非観てみたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.07 20:45:38
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