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カテゴリ:自虐日記
今日は、秘密指令のもと都内をグルグル調べて歩く、通称「スパイ」または「ずんずん調査」のお仕事の日です。正体を見破られないために、いろいろ工夫した変装スタイルで、張り切って出発!
昨日、他のお仕事の帰りに、むかし勤めていた会社のそばを久しぶりに通ったので、なんとなくその頃のことを思い出して、今朝、その会社の退職記念(自分で購入)のウイスキー樽の写真(ねこ入り)をアップしたりしていたら、さっき、武蔵野のはずれの駅のホームで、当時の上司と本当に本当に偶然にすれ違いました。 お互いに、驚きのあまり、文字に変換不可能なうめき声をあげ、でももうドアの閉まりかけた電車に乗り込んでいたので、手を振ることしかできませんでした。 そのころの仕事とは、毎日、いろいろな楽しそうな所へ出掛け、レポートを書く、もちろん会社の経費で!という夢のようなものでした。おいしいお店にご飯を食べに行ったり(会社経費で)、泊まりでスパリゾートに遊びに、否、視察に行ったり(会社経費で)、社長とコンサートに行って、社用車で家まで送ってもらったり(もちろんぜーんぶ会社経費で!)。 私は貧乏性で、心配性で、意気地なしの性格のため、これで仕事として成立しているのだろうか、こんなレポートで大丈夫なのだろうかと日々クヨクヨしていた時、その上司は、「こんな仕事、どうせ長くは続かないのだから、今、ふつうの社員ができないような経験をいっっっぱいすればいいんだよ!」とドーーーンと励まして下さいました。もちろん経費伝票にもドーーーンとハンコを押してくれました。 さすがに会社も、それは間違いだということに気がついたようで、上司の言葉通り、その部署は2年あまりで廃部になりましたが、確かに、ふつうのOLには滅多にできないであろう体験をたくさんさせていただきました。いま、なーんの役にも立ってないけどね。ジャンジャン!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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