Kids Don't Look Back

この「Thank You」はレッド・ツェッペリンの『II』に収録されていて、
『BBC Sessions』の最後を飾っている曲でもあります。

ギター：ジミー・ペイジ
ボーカル：ロバート・プラント
ドラム：ジョン・ボーナム
ベース：ジョン・ポール・ジョーンズ

『II』は多忙なステージ・スケジュールの合間を縫って作曲したものを
英米各地のスタジオで断続的に録音したとのことですが、
間違いなく名盤中の名盤ですね！
「Whole Lotta Love」や「Heartbreaker」など、
わざわざ「名曲だ」と言う必要のない輝かしい名曲が多くて…(笑)


「Thank You」は、そんな『II』の４曲目にあたるわけですが、
とても美しい曲です♪

プラントが妻に捧げたラブ・ソングだそうです。
感情のこもった独特のボーカルを、
ハモンド・オルガンの調べと
繊細な１２弦ギターが引き立てています。

何と言ってもメロディーが綺麗なのです。
しみじみと聴いてしまう曲といった感じです♪


特に、『BBC Sessions』に収録されているのは名演だと思います。


程よい緊張感があり、
しかも曲の持つ広がりは失われていないのです。
穏やかさと激しさの対比がツェッペリンらしい気もします。



「Just say that I'm still searching for an angel with a broken wing.
It's not very easy to find them these days.
（言いたいのはこれだけ。僕は未だに翼の折れた天使をさがしてる。
最近ではそれを見つけるのは容易じゃないから。）」
(By ペイジ in キャメロン・クロウによるインタビュー)



Led Zeppelin『II』の収録曲は以下の通り↓

Whole Lotta Love（胸いっぱいの愛を）
What Is and What Should Never Be（強き二人の愛）
The Lemon Song
Thank You
Heartbreaker
Living Loving Maid (She's Just a Woman)
Ramble On
Moby Dick
Bring It on Home