昨晩は、新宿歌舞伎町のど真ん中にある老舗の鰻屋“うな鐵”さんに
某有名プロデューサーのお呼ばれで、妻と一緒に行ってきました。
久しぶりとなる年末の歌舞伎町でしたが、往年の賑わいを知っている
世代からは、ちょっと寂しい感じもしないことはなかったですが、
それでも有名店の前には、黒塗りの高級車がドカンと置いてありました。
（威圧感ありあり！！）
どうです。この大きさと照り具合！！
味も食感も抜群です。
ところで、皆さんは、鰻重の左右・上下のどちらから、食し始めますか？
う～、迷ってしまう～、ですよね。
こんな楽しい「迷い」は別としましても、
人は、人生において決断する時には、往々にして迷いが伴うことがあります。
人生の転機となる場合としては、引っ越し・転職・結婚・進学等々などがそれ
に該当するでしょう。
迷いがいつまでも消えなく、決断がなかなか付かないと言う時は、なんらかの
不安やストレスにより、全身に正気が流れにくい“気の滞り”がある時とみなします。
以前にもお話したとおり、「気」は単独では動けません。他力の働きが必要です。
ですから、“人の気”の中心（太極）が居座っている住居を変えること（＝転居）で、
停滞している気に影響を与え、活性化させることが方位取りです。
転居が“人の気”に与える影響力は絶大です。ただし、転居となれば、かなりの
準備期間と資金が必要となりますから、思いついたらすぐに出来るものでもありません。
ですから、毎月の吉方位で小旅行をされる事とお薦めしています。
（この蓄積は、けっしてバカにならないのです）
そしてもう一つ、迷いの時に有効な手段があります。
それは、物理的に身体に圧力を与えて気の滞りを解消させてあげることです。
その理屈の背景は、身体の芯には冷えや慢性的なコリがあると、人は判断力が
衰えます。つまり、腹が据わらないのです。そのことが、更なる不安やストレスを
生む“負のスパイラル現象”を生み出すことになります。
「冷え」を漢方的に考えると、血液や体液（津液）が身体全体に十分に行き渡らない
ことが原因とされています。
心臓は、１分間に約５リットルの血液を送り出します。一日では（個人の運動量にも
よりますが）約8400リットルの血液を送り出す勘定です。そんな血液ポンプである
心臓の大きさは拳一個分とされていますから、排出力の割にはかなり小さなものです。
人は、不安感やストレスによって、肺の呼吸（天の気）が浅くなり、食欲が衰え
消化機能も低下し食物からの栄養分（地の気）が採れなくなります。そうすると、
“謀慮を司る”五臓の「肝」力が衰え、その裏となる“決断を司る”六腑の「胆」力が衰え、
『肝胆相照らす関係』のパワーが発揮できず、結果として“行動力の源”である五臓の
「心」が弱まり、ますます身体の冷えとコリが深刻な状態となってしまいます。
ですから、冷えやコリ（気の巡りを堰き止めるもの）を改善するためには、全身に
熱い血液を送り出すポンプである心臓を、全身の主要な関所に増やすことが重要です！
「えっ？何を言ってるんだ」と思われるのが当然ですね。
つまり、脇の下（腕の付け根部分）と鼠径部・股関節部（脚の付け根部分）の筋肉
のコリをほぐし、血脈の流れを良くするボディセラピーがとても有効となります。
その部位にまるで血液ポンプを設置したように“ボディセラピー”で身体に圧力を加え、
滞った気血水を流すことが、決断力を旺盛にすることなのです。
私がようやく辿り着いた究極のボディセラピーが“楽健法”です。
この楽健法のワークショップを、今月12月27日と28日の両日に、
シンガポールで開催します。
この結果については、後日詳しくご報告致します。
“〆'(ェ)'*) サササッ 小熊Ｑ太朗 でした。
