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テーマ:占い・心理研究日記(1154)
カテゴリ:暦
人は、人生と言う大海原で、一度は溺れそうになることがあるものかも知れません。
今回のシンガポールでは、個人鑑定をさせて頂いた方々の中に、そんな状況下にある女性たちがいらっしゃいました。 人生の凶事は、突然襲ってくるように見えますが、実は、過去の選択肢の結果であることは、占うまでもないものです。 では、なぜ人は、今その選択肢を選んでしまえば、将来必ず訪れる出来事を、事前に予測できないのでしょうか。 人生の重大な選択肢は3つあるとされています。 1つ目が“教育の選択”であり、2つ目が“職の選択”であり、3つ目が“伴侶の選択”です。 この3大選択肢は、どれをとっても人生の各年齢では初めて経験するものばかりで、両親や恩師、または先輩や親友に相談しても、なかなか“正解”となる回答をえることは難しいものばかりです。 “出生”という港から、自分という“小舟”でいったん出航すれば、“臨終”という最終寄港地に至るまで、毎日が選択の連続です。 それが、すべて人生の年齢では初めての選択であるからこそ、迷いもあり、甘えもあり、期待もあるのでしょう。 どんなに親が「それは、ダメだ!」と言い聞かせても、自分が腑に落ちない選択肢は、なかなか選べないのです。 例えそれが将来の破綻をもたらす要素が潜伏しているものとしても、冒険をしてみたくなるのが、若さなのかも知れません。 それだけ、人生は、可能性と期待に満ちているからなのです。 問題は、「人生のまっただ中で、溺れそうな心境に陥った時、どうすれば良いか?」ということです。 そんな時に、人は、涙を流します。 今回のシンガポールでの個人鑑定では、涙を流す女性たちが、多くいらっしゃいました。 「だれにも話せない、だれも助けてくれない、どこに救いがあるのか分からない暗黒の夜が続く」 そんな場合、誰でも、心が壊れてしまいそうになります。 「涙」は、“サンズイ”に“戻”と書きます。 涙を流したい時には、精一杯泣くことです。 そして、道を間違えてしまったと思える人生の場所まで思いを戻し、素の自分に戻ることです。 そこから、また一から考え直すことで、新たな道は、必ず見つかります。 そして、また、歩き始めれば良いのです。 それが出来るのが、人間ではないでしょうか。 占いは、その人が「元に戻る」お手伝いをするだけしかできません。 でも、それが出来るのも、占いなのです。 ご一緒に、気学を学んで行きましょう。 “〆‘(ェ)’*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.08 15:59:45
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