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テーマ:占い・心理研究日記(1154)
カテゴリ:暦
日本は初夏、皐月の候、5月の爽やかな季節となりました。
それは、せっかく苦労して入学した大学をこの時期に辞めてしまったり、入社したばかりの会社なのに、出社する気力がなくなり、やはり辞めてしまうような心身状況に陥ることです。 それは、身体が持つ「五行の精気(木・火・土・金・水)」が、上手に働かないために、気の巡りが滞り、何もやる気がしない状態が続きます。 このような状況は、なぜ生じるのでしょうか? その理由の一つとして中医学では、冬場に蓄えなければいけないはずの水精気(冬の気)が「腎の臓」に十分に蓄えられていないからと言われます。 自然界(北半球)では、「冬」は日照時間が短いために、暗く寒い季節です。 またこの時期は、自然界では食物の生育が低下することから、十分な食料を得られなかった古代の人間は、体力の消耗を極力減らすために、身体は自ら基礎代謝を低下させるのです。 冬の食事は、身体の中から温める食材(黒色食物:黒ゴマ、黒豆、ヒジキ、昆布、ワカメ等)を多く摂取することが重要なのですね。
しかし、現代では、コンビニやマンガ喫茶、携帯電話・PCゲームなどが出現してからは、日本全体が24時間眠らない街と化してしまいました。 その為に、冬の間に「腎の臓」に貯蓄しておかなければならない「水精気」が不足し、活発に活動を開始する初夏に原動力のエネルギーが枯渇しているために無気力となってしまうのが、「五月病」とされているのです。 「なんとなくやる気がない」「気力が出ない」「すべてが面倒くさい、おっくうだ」と感じているならば、それは腎の精気不足の可能性があります。 その場合には、腎の経絡に沿って、気の滞りを解消するボディマッサージが有効です。 現在、私は「五行経絡ボディマッサージ」も実施しております。
"〆‘(ェ)'*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.23 11:52:43
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