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カテゴリ:暦
8月7日は「立秋」となります。
早くも地球(北半球)は夏から秋へ、季節の変遷の時を迎えています。 このように暦は秋とはなっていますが、日本はまだまだ残暑が厳しく、日中などは“熱中症予防”が欠かせません。それでも朝夕には“ホッとする涼風”が吹き抜ける涼感を感じるようになりました。 それにしても、今年の夏の天候異変を体験すると、「天の気」の膨大なエネルギーには“人知や人力”はとても及ばないという現実を痛感せざるを得ません。 そもそも、「天の気の異変」とは、何のサインと捉えるべきでしょうか? ゲリラ雷雨、猛暑、頻発する地震、季節外れの雹霰(ヒョウアラレ)、富士山噴火の予兆、等々の自然現象が多発していますが、調べてみれば、過去の時代にも同様なことは起こったはずです。 このように一見“人心を惑わすような現象”を、気学的にはどのように解釈すれば良いのでしょうか? 人とは、時々刻々と変化する“天の気”に、自身の「人の気」を対応させて生きるのが、「気学」における「目には見えない法則と秩序」とされています。 人の目には見えない大自然の“法則と秩序”に盲目的に従うか、またはその根本原理を追及し自分なりに解釈して対応するかは、その人の「人生への価値観」につながるものと考えます。 それには、心静かに考える時間が必要です。 そのためには、“夏休み”をどの様に利用するかはとても重要です。 12月の“冬至”から、ようやく待ちわびた春の訪れの“立春”、そして旺盛な太陽エネルギーを謳歌する“夏至”、そして大地の作物に自然界のエネルギーを収斂していく“立秋”に至れば、今年に既に過ぎた半年を反省して、後半の半年をどの様に過ごすかを考えるに絶好のチャンスとなります。 もっと時間軸を伸ばして考えれば、「今後、どの様に自分の人生を設計し実行していくか?」を考える期間として夏休みを活用してみては如何でしょうか? 実り豊かな人生を送るには、良好な人間関係を構築することは必須です。 ただし、そのために「他人を変えることはできません」。 人ができることは、ただ「自分を変える」ことのみです。 そのためには、「時」を自分で管理することが大切です。 「天の気(≒天気)」とは“時”を意味します。 先述の通り、天気は人知では測りきれませんが、時を管理することは自分の意思でできます。 「今日をどの様に生きるのか」、「今月はどう過ごすのか」、そして、「今年の年間計画の進捗状況はどうなのか」、そして、「これからの3~5年間の短期計画」「5~10年間の中期計画」、「10年以上先の長期人生計画」をどのように組み立てていくのか? ご自身の意思によって、人生は如何様にも作り上げていくことは可能です。 人生の成否は、今自分は人生において“どの季節”なのかを知り、その季節に最適な作業(何をすべきか)をすることです。 思い通りの人生を計画するために、この夏を活用してみましょう。 “〆‘(ェ)’*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.05 20:30:40
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