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カテゴリ:暦
暦では9月を、日の暮れが早くなり秋が深まるころ、夜が長い「夜長月(よながつき)」や秋雨が降る「長雨月(ながめづき)」から「長月(ながづき)」と呼びます。
雨と言えば、今夏は集中豪雨が多発したため、日本各地で大変な災害をもたらされましたが、特に広島市の住宅開発地では土砂崩れがあり、多くの人命が奪われるほどの甚大な災害となりました。 そんな中、阿部政権では第二次内閣改造があり、女性閣僚5名が誕生しました。 過去最多(小泉第1次内閣と同数)の5人の女性閣僚を登用するのは、首相が成長戦略の柱の一つに掲げる女性の活躍推進を自ら実行し、アピールする狙いがあると言われています。 日本人口が減少し、労働人口も高齢化と減少が急速に進みつつある日本では、女性の活力を社内に導入して豊かな社会を作るアベノミクスの重要戦略であることは明白です。 さて、この戦略を気学的に考察してみましょう。 古代中国で生まれた陰陽論では、男性は陽、女性は陰とする考えです。この伝統的思想はその後も各世代に継承され、孔子の儒教思想とも相まって女性は男性の陰で「銃後の守り(古いですねぇ~)」に徹することが使命であり、本懐であるという価値観の時代を長年過ごしてきました。 ところで、「陽の気は男性のもので、陰の気は女性のもの」とは誰が決めたのでしょうか? 実は、男性にも陰と陽の両気が内在しています。女性もまったく同様です。 ある会合(例えば、合コン?)に皆さんが参加したとしましょう。男性3名と女性3名が参加したとして、宴たけなわの中途で男性3名がその場を退出したとします。その場合、その合コンでは、陽の気(男性?)が完全に消失し、陰の気(女性?)だけが残る「陰気な場」になると思われますか? とんでもないですよね!(これは失礼)残った女性3名は、(必ずとは言えません)突如豹変し、「なに、あれ?どこにイイ男がいるのよ!」と放言し、虚栄の遠慮から飲み残したグラスのワインを一気に飲み干すこと請け合いじゃないでしょうか?(なにかのTVドラマで見ました~。笑) つまり、人や自然界が持つ陽と陰の気は、環境の変化によりそのバランスは変動しますが、まったくどちらかの気がゼロになり、残りの気が100%を満たすことなどあり得ないのです。 ですから、どんなに日本政府の閣僚の男女比率が変わろうと、例え閣僚に占める男女比が逆転しようと、内閣の仕事における陰陽両気の絶対量に変化はあり得ないのです。 私は、ますます女性が社会に会社の組織に参画できる仕組みを国全体で考え、実行することに大いに賛同します。日本は遅きに失していると言われますが、今からでも良いことは進めてもらいたいものです。 〆‘(ェ)’*) サササッ 小熊Q太朗 でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.21 22:38:38
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