ダイエット関連の良書 夏目祭子の本
また、久々の更新です。最近、何をしていたかというと専ら本を読んでいました。ベストセラー『年収200万円からの貯金生活』を読んで実行中ですが、その中のお約束に「読書する」という項目があるのです。読書は好きなので言われなくてもしています。そこで日頃は手に取らないものを、と心がけています。 良い本に当たるときには立て続けにヒットしますね。珍しく買った自己啓発系の本 カーネギーの3冊セットも素晴らしかったし、今まで敬遠していた作家や戦争を扱った文学作品にも挑戦しています。 で、重たい本ではなくて気分転換に食事関連の本を探していたら面白いものに当たりました。 夏目祭子さんの『知的アンチ・ダイエット生活』、『ダイエット破り!』とステップあやさんの『最後のダイエット』です。とても面白くて3冊とも一気に読んでしまいました。これから何回かに分けてこれらの本を紹介しようと思います。 まず夏目祭子さんの『知的アンチダイエット生活』知的アンチダイエット生活 この方は私より年長なのですが、なんと11歳の頃から本格的なダイエットを敢行。結婚・出産後までありとあらゆる方法でダイエットを断続的に行ってこられたプロフェッショナルです。その間、世間を賑わせたものは殆どトライされています。「本格的な」とわざわざ書いたのは、食事を減らすとかおやつを食べないとかいう「軽いもの」ではなく今の言葉で言えば「リセットダイエット」を11歳の時に実行したからです。 これ、すごいことだと思います。私は田舎生まれの田舎育ちなので「炭水化物・油脂抜きダイエット」というものの存在を知ったのが20代半ば。(笑)従姉妹が結婚式前に「好きな漫画家さんがこれでやせたからー」と言って挑戦していたのですが、偏った食事に不安を感じましたね。その時は流行物と思いこんでいました。数年前に古本屋で鈴木その子さんの本を立ち読みしていてこの手のダイエットが古くからあることを初めて知り、「へえー」と思ったくらいです。 で、11歳の夏目さん。海外のノウハウ本を通信販売で入手し、1年かけてかなりの体重を落としたのですが体調を崩しやめたところリバウンドで太ってしまいます。その後、激しい運動量を誇るバスケット部に所属したり低カロリー食を続けたりするのですが体重は増える一方。それが、ダイエットをやめて食べ始めると痩せたらしいのです。 ダイエット→太る→やめる→痩せるを半生のうち3度繰り返し彼女は悟ります。「ダイエットは逆方向努力である!」と。 つまり、「人間はダイエットをすればするほど太りやすくなる」というのです。続きます。