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今日は一転して、オージーの素晴らしいと思うころを紹介した方が良いですよね!オージー達から結構たくさん学ぶことがあります。日本と反対の場所、南半球に位置するということも理由なのでしょうか?新しい発見がたくさんあり、日々生活していて退屈しません。例えば…1.シンプルで非常に効果的な発想・工夫 少しだけ車の交通量が多い四つ角には、交差点の中心部にRound about という円の山を作り、右から来る車を優先に右回りで通過するようになっています。そういうところにむやみに信号機をつけたりしません。 道路で制限速度を守らせるために、Hump といって地面にコブを作ったり、花壇を作って道を細め斜めにしたり、その前でスピードを落とさざるを得ない仕組みを作ってしまいます。2.肯定的思考(Positive Thinking) 余計な心配は一切しない。例え思い通りに行かなくても、That's not your fault. です。 Can you speak Japanese? と質問すると叱られます。この時は、Do you speak Japanese? と訊かなければなりません。 なぜ?? “can”は辞書を引くと“できる”と言う意味になっていますが、正確に言うと“可能性がある”と言うニュアンス。だから、Can you speak Japanese? と訊くと Yes, I can. という答えが返ってくる。勉強すればできるんだよ、僕は馬鹿じゃないよという意味が込められます。3.楽天的思考(Optimistic Thinking) Don't worry! は口癖のように頻繁に耳にします。失敗しても、遅刻しても、できなくても Don't worry! You did it very well. です。 相手の気持ちを Push しない。あまりプレッシャーをかけません。4.握手や頬を合わせる挨拶 例えば、友人に誘われパーティーなどに一緒にに行った時、友人が必ず一人ずつ紹介してくれ、名前を言って握手をする。相手が女性で面識のあるときは頬を合わせたりする。 これで、相手との距離感が近くなり、体感で相手が合うタイプかそうでないかもかなり分かる。ちょっと動物的感覚。でも必要だと思います。5.裏表のない性格 大体、正直に自分の意見を言うので、「本当の気持ちはどうなんだろう?」、「顔は笑っているけど…」とか相手の本当の気持ちを探りながら付き合わなくていい。6.名前を直ぐに覚える 紹介した時に直ぐに名前を覚えてしまう。しばらくたって「日本人の名前は難しいし忘れてるだろう!」と思っていても結構覚えてます。7.名前で呼び合う 「○○の奥様」、「ご主人」とか言う代名詞で人を呼ばない。一人の人間として老若、男女、大人子供区別なく、○○さんと名前をキチンと呼ぶ。8.看板で人を判断しない ○○会社の○○取締役?すごいですねぇ。という会社名や役職などの肩書きで、その人を判断しない。会話を通じて、意見や返答内容でその人がどんな人か判断する。9.会話好き とにかく、男も女もおしゃべりが大好き。レストランに行くとうるさすぎて隣の声が聞こえないこともあります。帰る時に、気がついたら声がかれていた!とかいうことも良くあります。 基本的に何を話すのも自由です。反対意見を言っても口論になることは殆どありません。恐らく、これでストレスを発散しているのでしょうね。 しかし、「男はべらべらしゃべるな」といって育てられた世代なので、しゃべるのにも聴くのにも慣れるまで数年掛かりました。最初は、帰宅したらもうぐったり。最近はオージーと一緒になってベラベラしゃべってますが…、人間の順応力はあなどれません。書き始めると切りがなくなるので、この辺でとめておきます。後は、皆さんのご意見を追加してください。多少意見が違うの方もいらっしゃると思います。私も含め皆さんの参考になりますので、「私は違うと思う」というコメントも遠慮なくお願いします。とにかくオージーは、さまざまな民族の集まりで、生まれも育ちも違う人が多いので、考え方や物の見方の違いがたくさんあって面白いですよ。皆さんもぜひ「違い」を楽しんでみてください。