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カテゴリ:村歌舞伎の大鹿村
下高井戸まで行ってきました!
道順もしっかりチェックして。 「大鹿村騒動記」 すでに東京ではここでしか観られないから。 バスが村に入って、乗客が4人降りました。 「ばあちゃんの薬は、これから俺が取りに行ってやるから」 佐藤浩市さんの運転手がおばあさんに手を貸しながら言います。 村中に響くアナウンスの声。 村役場のアナウンスはコレでしょ、ってくらい 女優さんらしさを消した放送の巧さに 「松さん、スゴイ!」と、すでにここで感動が二つ目。 演劇の時のセリフの、松さんらしい甘く華やかなところ全部オフ! いろんなとこに、いいところを発見しつつ 3回目の「大鹿村騒動記」 この映画が好きなのと、 「大鹿村へ行こう」って決めたので予習を兼ねて。 原田さん、 風貌は男っぽくて素敵なままですが ふだんの会話の声がすこーし、細い。 歌舞伎で張り上げている時は気にならないけれど。 命がけで作ったんだと胸に迫る。 この日も、朝から大忙しだったけれど、 上映中は頑張って寝なかった! ミントのきついガムを何枚もかんでたけど・・・ どこもかしこも大好きな映画の世界に浸ってた。 「オシャシャのシャン」のテレビの収録の時に 訪れた原田芳雄さんの遺作となった大鹿村騒動記。 最初に芳雄さんにドキドキしたのは大河ドラマの柳生十兵衛。 男くさい役はタブンこれしか観ていない。 映画ではあまり観てないので、私の中の原田さんは 映画「寝盗られ宗介」「父と暮せば」、 テレビでは「ヤンキー母校に帰る」の校長 カッコつけないんだけど、器の大きい、優しい人でした。 「オシャシャのシャン」のお父さんも好きだったな。 ギックリ腰で演じられなくなって、 助っ人を呼んだのはドラマの時のおとうさん。 村歌舞伎の魅力にはまって、 これこそが芝居の原点と惚れこんだ原田さん。 映画では念願かなって「主役の景清を演じ続けてる男」の役。 映画のおかげで 大鹿村にはたくさんの観光客が訪れるようになったそうです。 秘境として、自然を残すには 人が来ない方がいいのでは?と思ったら 「人が住んでいるところは、それを維持しなくてはならない」んだって。 ほら、ほっぽり放しが自然ってことじゃないでしょ。 うーん。Akiさんはもう少し上手に説明してくれたんだけど。 私はイマイチ、説明がへたくそ! ラスト、 一徳さんと大楠さんと原田さんのドタバタに笑っていると 清志郎のテーマソングがかかり、やっぱり同じところで泣いた。 原田さんが車いすで臨んだ舞台挨拶。 映画に賭ける想い。 私は、大鹿村に「ありがとう。お疲れ様でした」って 言いに行ってくる。 もちろん、(大鹿村の)Akiさんがいなくちゃ、始まらないんだけど。 10月30日の追悼歌舞伎「六千両後日文章 重忠館の段」 行ってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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