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カテゴリ:舞台【音楽あり】
「実に稀です」
「よくあることです」 まー。よくしゃべる男だなー。 妹のトシと同室になった娘を見まう兄(第一郎)の口癖 滋養をつけなくては、とビーフを食べる 文章にしたら たったそれだけ のこと それなのに冒頭の2つのフレーズを第一郎が、 「南妙法蓮華経」と「ベコ」の2つを賢治が、 何度も何度も繰り返すこの場 お腹を抱えて大笑い。客席が沸きます。 構成がスゴイな、なんて 普通、観劇していて感じることないけれど 言葉の魔術師、天賦の才、井上ひさしさんはスゴイわ! 井上君「ロマンス」の時もそうだったけど、 汗びっしょりで、先輩俳優さんとガップリ 四つに組んで、少しも引きません。 賢治はちょうど、首に手拭い巻いてるから良かったね(^O^) ミュージカルのプリンスは花巻弁達者で もはや賢治にしか見えません。 賢治の好きな「透明な」感じが出ていて まさに敵役。 「エリザベート」で登場以来、オバサマ達のアイドルで キャッキャ騒がれていたので、 アマノジャクな私は「ベツに…」 だったのですが、 観る度に力をつけて 今や、ワタクシ、井上さんと言いたくなるほど。 井上ひさしさんの「兄おとうと」を観てカンゲキして、 「こまつ座に出して下さい」と直談判したというエピソード読んで ますます、好感度アップ。 なぜって、「兄おとうと」は何度もリピートした大好きな作品。 上野行きの電車の中で居合わせた女の人(人買いの情婦)の女優さんが 台詞は少ないけれど、場によって全く違った印象で、気になりました。 てなわけで、もう一度観たいぞ!観ちゃおうかな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 21, 2016 12:37:49 AM
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