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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2019.12.09
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8日(日)
川辺町の里山めぐり第二弾です。
先週の八坂山から見た米田富士(愛宕山)と、
大谷山の向うに聳える鬼飛山へ行ってきたのです。

先週、八坂山から大谷山へ稜線を歩いて大谷山山頂近くで
子供の声で「ヤッホー」と聞こえたのです。
てっきり大谷山山頂に居る人の声かと思ったのですが
大谷山に来てみたけれど誰も居ません。
どうやら、大谷山山頂の向うに聳えている鬼飛山から叫んでいたようです。
下山して看板を見たら、鬼飛山もこの大谷公園から登れるようなので
今度は鬼飛山に登ろうということでやってきました。
ただし、今は公園からのルートは整備中で通行止めなので
他に大楠公園からと賑済寺からのルートがあり
そのルートはどちらから登っても周回できますが、
最後は舗装道路を歩かなければいけないのです。
今の私の足首には舗装道路は良くないので、やめて賑済寺からのピストンにしました。

賑済寺の駐車場にやってきたらたくさんの軽トラや車が停まっています。
すると、お寺の上の方から掃除道具を持った人々が下りて来ました。
檀家の皆さんで、お寺の掃除をしてくださったのです。
「座禅岩まで掃除したよ。その先はやってないから気を付けてね」と
登山に来ている私達に親しく話しかけてくださる。
さらに鬼飛山には三つの名前があると教えてくださった。
地図上では鬼飛山で、このあたりの集落では岩滝山と呼ばれ、
麓のお寺の名前から賑済寺山とも呼ばれているそうです。




最後まで残っていたおじさんと話をするKIKI




地元美濃加茂市の偉大な白隠禅師をたたえて石碑があります。




無住の本堂の左横から登ります。
無住ですが檀家の人たちのお世話が行き届いて、とてもきれいなお寺です。




奥に岩滝庵という庵




丸窓がとても風流
白隠禅師がむすんだ庵だろうか・・・




美濃加茂市指定史跡




綺麗に掃き清められた境内






白隠禅師像

史跡を眺めながら山に入って行く




暖かい木漏れ日の中の山道




五輪塔
左下は賑済寺ゴルフ場の駐車場です。




五輪塔から右の山をどんどん登って行くと「山神」の石碑
その向うに古いお墓が立ち並んでいます。




コシダの茂る山道
歩きやすくていくらでも歩けそうな道
途中で分岐がありますがが、左へ行きましょう。




白隠禅師の座禅岩
落ちそうで落ちない、傘岩とも祟り岩とも言われた岩
白隠禅師がこの上で座禅を組んだそうです。
この岩の横を登って行くここから先は急斜面です。




稜線を少し歩くと新しい休憩舎があり
その前は少し開けて展望があります。ここは第一見晴らし台です。




鳩吹山方面の展望
左の山の向うに名古屋のビル群が見えています。




紅葉の自然林の稜線歩き




鬼飛山山頂(291m)
三等三角点があります。




立派な山頂表示
この山は桃太郎伝説の山でもあるそうで
桃太郎に退治された鬼が、飛んで逃げた山だから鬼飛山というそうです。





山頂からさらに先に進むと、左の木の間から
変わった山見えます。
みのかも健康の森の髙木山と富士山(右)でした。
髙木山は山頂までずっと階段が続く山でグニャグニャの白い道が目立ちます。
右の富士山は綺麗に尖った三角錐だから、その特徴的な二つの山で分かりました。




途中でイワカガミ群生地の表示もあります。
イワカガミの咲くころにまた来たいですね。




丸太階段をおりて




左の樹間から御嶽山とその左に納古山が見えます。
今日は天気もいいから納古山にもたくさんの人が登っているのでしょうね。




先週も御嶽山が見られましたが、今日はもっとはっきり見えています。




そして左の山が先週の大谷山と八坂山
赤い新山川橋の左に、八坂山の出丸の休憩舎が見えています。




第二見晴らし台




すごくいい展望で、暖かくいつまでも居たいところです。




お弁当を持ってこなかったので写真だけで戻ります。
ここから大楠公園まで下りることができますが
私たちは同じ道をピストンで下山します。




次に登る愛宕山(米田富士)が飛騨川向うに聳えています。




また御嶽山を見て戻りましょう。




隣の八坂山の出丸の休憩舎のズーム




誰も居ませんね
ここも、展望が良く、暖かくてお弁当を頂くのにいいところです。




山頂まで戻って
第一展望台から来た道では無く、分岐の右から来る道を下ります。




愛縣神社
と言っても石仏一つ




愛宕神社と言っても小さな祠です。
賑済寺の駐車場まで下りて来て、次の山に向かいますが
その山の駐車場が無いので東光寺公園で停めて歩きます。



公園で次に登る愛宕山(米田富士)を眺めながら
お昼ご飯を頂きます。

本当に低山ながらきれいな富士山の姿をしています。




山川橋を渡り山に近づいて行きます。




途中で、鬼飛山と大谷山と八坂山が並んでいるのを眺め




登山口である加茂神社の鳥居




長い階段




終わったと思ったらまた階段




山に入っていくとすぐに福島正則の説明看板があります。
この山城、米田城は福島氏の居城であったので、
このあたりは福島という地名なのだそうです。
賤ヶ岳の七本槍のひとり、福島正則の名前がここで出てくるとは思いませんでした。






加茂神社に向かう参道の左には祠




馬留石
ここから馬が入れません。




前方に加茂神社




階段を登ったら加茂神社が静寂中にたたずんでいます。
ちゃんとおまいりします。
以前、おまりしないで登った山で、どういうわけか仲間とはぐれてしまった経験から
それからはちゃんと、お山の神社・祠には
山に入らせていただくのでおまいりします。




加茂神社の右横から登って行きます。




気持ちの良い自然林
この山の山道は荒れていて、下山時は落ち葉の中の浮石に気を使いました。




山頂から飛騨川とその向うに先ほどの鬼飛山と大谷山、八坂山が見えています。
真ん中奥に美濃加茂健康の森の髙木山と富士山




山頂にある愛宕神社
だからこの山も愛宕山とも言われるそうですが、
米田富士というのは米田地区の富士の形の山だから付けられた名前で
米田城という山城が築かれていましたが、
天正10年(1582年)金山城主 森長可の急襲に遭い
落城してその後廃城となりました。
本城はこの山の麓に築かれ、
山頂には物見櫓程度の支城があったと言われています。
しかし今でも櫓の礎石などが残っており、歴史好きにはロマンがありますね。
小さな愛宕神社と雑草の生い茂る広場を見ていると
タイムスリップしたみたいな気分になります。

川辺町の里山めぐりはこれでおしまいですが
また登れる山を見つけては冬の散歩しようと思います。





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Last updated  2019.12.09 23:53:49
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