屏風山
11日(月)土日は用事や天気の都合で山に行けず最近にしては珍しく平日の11日に出かけました。屏風山は中央自動車道の屏風山PAから東に、屏風のような形の山容の山です。今回で10回目、色々な登山口があり、手軽に登れるのでお気に入りの山の一つです。笹平登山口は、この間まで植林の伐採工事のために駐車場が使えなかったけれど今回は使えましたが、伐採工事はまだまだ行われています。たくさんの大きな重機が山に入って、林道を作りながら植林の伐採工事をやっているようです。登山口入口にウツギの花が満開ウツギには種類が多く、○○ウツギというように名前がついていますがこれはウツギ、正真正銘のウツギです。コアジサイ植林の中の木漏れ日にシライトソウが白く可憐な姿であちこちに咲いています。シライトソウはこの間、米田白山のすそ野でも咲いていましたがここはそこより標高が高くて、1か月以上も遅いです。カエル岩カエルの横顔のようです。途中で土岐市、瑞浪市、多治見市が見えます。ほとんど植林の中を歩きますが伐採工事のおかげで明るく、景色が変わっています。この分岐で、直進すると黒の田湿地の横を通って屏風山へ左へ行くと、いったん下って沢を渡り、尾根に取り付いて急斜面を登ったら黒の田山、馬ノ背山を通り八百山から屏風山へ。いつもはまず黒の田湿地に立ち寄って屏風山へ向かうので直進しますが、今日は反対に左へ。沢を渡ります。尾根に取り付いて稜線まで少し急登を登ります。ここで稜線に登り着いてアカマツの稜線を歩きます。展望の無い稜線を行く先ほどと違ってシロモジの多い自然林黒の田山(751m)何も特徴が無い稜線なのでギンリョウソウ が目につきました。背の低い笹の稜線右の植林が大きいので、稜線歩きの感じがしません。「黒馬の分岐」という表示が?黒の田山と馬の背山の中間にあるからですね。ここから黒の田湿地にも行けます。向うが黒の田山、左へ行けば黒の田湿地馬ノ背山(767m)ここから八百山へは急登です。ジグザグに登ります。八百山(800m)屏風山山系の中で一番高いのが八百山ですたぶん標高が800mだから八百山と名付けられたのでしょう。目の前の明るいところに赤松が輝いています。屏風山山頂(794m)お腹がグーグー言ってるのでまずはランチです。屏風山山頂(794m)一等三角点食後やっと山頂の証拠写真山頂に着いたときは単独の男性が居ましたが我らが食事中に下山されたので、それからは貸し切りです。登山口に車が4台あったので、もっとたくさんの人が居るのかと思っていたけど下山するまで誰にも会いません。西側の恵那山もぼんやり、西側の展望もぼんやり今日は天気が良いけど遠望は利きません。下山する途中で、八百山を過ぎて展望地の方へ向かいます。大草地内の人々が祀っている「永王権現」におまいりして展望地から下界を眺めますが、今日は遠望はダメで足もとの集落を見下ろすだけです。馬の背山まで戻ってきました。ここから黒の田湿地へ下ります。ズーッと重機の音がしていましたがこれの音だったのですねかっこいいショベル付きの重機です。伐採した木を掴んで一か所にまとめて、トラックが後で荷台に載せて運び出すのです。道端にまとめられた木大昔は馬が木を引いて山から下ろしていたのですね。機械の発達で山の伐採仕事も大きく変わりました。誰もいない黒の田湿地木道を歩きましたが、今は湿地の花が無い時期です。モウセンゴケシオカラトンボ湿地にお別れして行きに見逃がしたお地蔵様帰りに笹の中に埋もれそうになっていたのを見つけてホッとしておまいりします。集落の斜面にササユリの群生地という看板がありささゆりがポツポツと四輪咲いていました。時期的に花の無い時期なので、寂しいブログになってしまいました。梅雨に入るので、お天気次第で山に行けなくなるかもだし、行き先を変えて散歩になるかもで何とか週一のブログネタになる山行きが出来たらいいですね。