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カテゴリ:仕事
私は主に、車対車、車対工作物、要は物損
に関する示談交渉のお仕事をしていますが、最も 辛い示談が、「車と犬や猫」との交通事故。 犬や猫というのは、人ではありませんから 「工作物」つまり物として扱われます。 たまたまそんな事故にあたることは少ないの ですが、「犬が飛び出してきて犬にケガをさせた。自分の 車も凹んでしまった」という事故を担当したことが あります。 本来、犬が飛び出してきた=犬の過失(飼い主さんの 過失)が問われるのですが、たまたまうちの契約者さんが 100:0で対応して下さい、というので全面的に治療費 を保険金で負担することになりました。 でも結局そのワンちゃんには後遺障害が残ってしまい、 飼い主さんから「これ以上治療を続けても治らないから、 もういいです…」と言われ、とても悲しくなったことが 今でも忘れられません。 私自身、過去に我が家の猫を交通事故で亡くしてしまった 経験があり、犬や猫との交通事故というのはいたたまれない 気持ちになってしまいます。 犬や猫と一緒に暮らしている皆さん。くれぐれも目を離さない で下さい。事故を未然に防ぐ。私にも言えることですが、 飼い主さんの責任だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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