07チェコ12007・8・6 ただいま~ ☆ 東欧3カ国の旅 ![]() みなさま、ただいま~♪ 東欧ボケ(笑)のHANA魔女が、 チェコ、オーストリア、ハンガリーを巡り 昨日午後、無事帰って参りました。 一枚目の写真は7月27日午後、 成田を飛び立ったところです。 ![]() 今回は、成田を出発し 約12時間のフライトの後 ドイツ・フランクフルト空港で乗り継ぎます。 着陸態勢になり大きく旋回する機上から フランクフルト近郊に整然と広がる大地を 眺めるのは、大きな鳥になった気分。 ![]() フランクフルトの飛行場。 たった今潜り抜けてきた雲を 大地に立って見上げるというのも 不思議な気がしますね。 ![]() フランクフルトでの乗り継ぎもスムーズに済み 1時間ほどのフライトで 最初の訪問地プラハに向かいました。 写真は機上から撮った チェコの首都プラハをとうとうと流れるモルダウ河。 ![]() 半日以上に及ぶ空の旅から降りたち 大きな夕陽が照らす黄金色の大地に迎えられました。 なんと、この時 午後8時なのですよ。 彼の地では夏の一日がとっても長いのですね。 ![]() そして一泊目のホテルに無事到着。 (フランクフルトで乗り継ぎが在りましたが、 トランクも行方不明になることなくホッ☆ なにせ、数年前のミラノでの 苦い体験がトラウマとなっています・笑) ロビーのスカシユリとスプレーマム(小菊)の 和風ちっくなアレンジも旅の疲れを和ませてくれました。 やっぱり、フレッシュフラワーは元気をくれますね。 2007・8・7 徒歩観光 ☆ プラハ城は広かった ![]() 今回の旅最初の訪問地チェコの首都プラハで 一番目に訪れた「プラハ城」 (写真はヴルタヴァ(モルダウ)川に架かる最古の石橋、 カレル橋から眺めたお城) ![]() 市内を一望できるフラッチャ二の丘の上に立つプラハ城は いくつかの宗教施設とボヘミア王家の居城との複合施設の総称。 9世紀以来歴代のチェコの支配者が居城としていたところ。 その宮殿の入り口の一つから入城(場)します。 そして午前中いっぱい、石畳の上の「徒歩観光」となります。 ![]() ブルーグレーの制服姿の兵隊さんが 身じろぎもしないで立っています。 カチンコチンに固まっているようにも見え、 中にはつい触ってみる観光客も居るとか・・・ 「決して触らないでくださいね。触ると怒られますよ」とは 現地ガイドさんの★注意事項★でした(笑) ![]() プラハ城内でも一際高い塔のそびえる 聖ヴィート大聖堂。 さかのぼれば930年に建てられた円形教会だったのを カレル4世が命じ、1344年に現在の姿の建築が始まり 完成したのはなんと1929年というから驚き! ![]() 古くは歴代王の戴冠式、 今も大統領の任命式がおこなわれるという聖堂内は ご覧の通り、縦長の十字架の形。 ほとんどの教会が十字架型をしていますが その長さやバランスは色々。 ![]() チェコを代表するアール・ヌーボーの画家ミュシャ作、 4万枚からのガラスで出来たステンドガラス。 当時、カラフルすぎると酷評されたこちらのステンドグラスも 今では、一番観光客の足を止めるといいます。 ![]() こちらは教会正面の「バラ窓」 三枚前の写真がこの窓の外観となります。 ![]() チェコの教会の聖人となった司教のお墓で 銀色が今もピカピカの輝きを失っていません。 この司教様は、ローマ法王に逆らったかどで 火あぶりの刑に処せられたのですが チェコ市民にとってはとても偉大な司教様とし崇められ チェコのお金持ちが莫大な金額で銀製の棺を作ったそうです。 ![]() 同じ聖堂の横からの外観。 ![]() 聖堂を出て、「黄金の小路」と呼ばれ かつて錬金術師が住んでいた長屋。 いつからか、この名がついたといいます。 (現在は土産物屋が立ち並んでいます) 今は、プラハ城の入場料徴収ゲートとして使われていて 有料の小路(笑)←なるほど、観光客が増えている チェコ国政にとっては黄金の小路ですね。 ![]() この長屋の一部屋に フランツ・カフカが住んでいたことも有名。 ここで、みんな写真を撮ってました。 恥ずかしながら、カフカを読んだことがない私には、 ほとんど、感動はありません。(~_~;) ![]() そのまま街のほうに歩を進めると 眼下にプラハの赤い屋根の町並みが飛び込んできます。 歴史を大切にする景観は 無条件に美しいですね~。 ![]() ヴルタヴァ(モルダウ)川に架かる最古の石橋「カレル橋」が 前方に見えます。 この橋は1357年にカレル1世が 弱冠27歳の建築家P・パルレーシュに命じ なんと60年の歳月をかけ完成させたもの。 欄干に立つ30もの聖者たちの像がこの橋を有名にしています。 我らが(笑)フランシスコ・ザビエルの像もありましたよ。 (日本人が一番気にかける聖人のようですね・・やっぱり) 2007・8・8 プラハ観光 ☆ カレル橋の賑わい ![]() プラハ城の石畳の上をトコトコ歩いて モルダウ川に架かる最古の石橋「カレル橋」に向かいます。 そうなんです、今回も予想通り徒歩観光が一日目から始まりました。 ![]() 橋の上には30もの聖人の像が欄干に並んで立っています。 そして、ご覧のような出店も数え切れないほど。 もちろん、それ以上の人・人・人・・・ 今回の観光で、ここが一番人が多かったかも。 この日は、土曜日だしね。 (もちろん、表参道や、フィレンツェの人混みとは 比べものにならないのですが・・・) ![]() 橋の上の賑やかさとはうって変わって 滔々とながれるモルダウ川。 ![]() 八番目の聖ヤン・ネポムツキーの銅像の 右側の台座に左手で触れると 幸運が訪れるという言い伝えがあります。 ガイドさんに「一つだけ願い事が叶えられますよ」と 教えてもらいました。 因みにこの像は、 三十体の像の中で一番古いものだそう。 ![]() こちらのお姉さん達も、ニッコリと、 どんな願い事をお願いしているのかしら? 私もモチロンシッカリ触れて、 お願いをしてきました。 (*´艸`) さて、HANA魔女はここで、どんなお願いをしたでしょう? なにせ、一つだけですからね(笑) ![]() 大道芸人さんたちも沢山いました。 このおじ様は、なかでも長老かしら? 陽気な感じの、おじ様でした。 さすが、サービス業の手本みたいな方で 一番「実入り」が良さそうでした。 わたしも写真を撮らせていただいたので 心ばかりチップを入れました。 ![]() こちらはジャズっぽい感じかな? ![]() 橋を渡りきる辺り、 プラハ城をもういちど振り返り はるばるやってきたプラハ城を名残惜しみ チョット立ち去りがたい気分になります。 でも、未だ観光初日、ここで前に進まないと 橋の下にでも住み着かなければなりませんので・・・ 又いつか来れるかしら~? 2007・8・13 プラハ ☆ 旧市街地を行く&ボタニクス石鹸 ![]() 皆様、お久しぶりです。(^.^) 数日間滞在した娘一家も 温泉プールに遊びに行ったり 地元の夏祭りを楽しんで、 無事横浜の家に帰っていきました。 さて、写真は先月末から10日間訪れた 「中欧の旅日記」再開です。 写真はチェコのプラハ城から 歩いて目指す旧市街広場。 行く手正面に、 百の塔の都プラハの中でも有名なティーン教会や 左手には現在も結婚式場として市民に親しまれている 旧市庁舎やが見えます。 この辺りの歴史は10世紀までさかのぼり、 プラハ商業の拠点として発展してきた一帯。 ![]() 写真はゴシック様式の旧市庁舎(11世紀) 旧市街地でもシンボル的な建物です。 外観に在る時計は特に有名で見学者が絶えません。 ![]() 二段構えの時計が「天文時計」(1410) (時刻の読み方は古式で難しいそうですが・・・) その上のからくり時計、 毎正時に12使徒が窓の中を行進します。 ![]() からくり人形は毎時見られますが 一日一度だけと思っている観光客が多く 正午は一番人が集まるということです。 私たちも偶然正午に見学(^.^) 面白いのは、右側の脇に立つ骸骨(死神)が 紐を引っ張り鐘を鳴らすのです。 ![]() 次に訪れたのはツアーお約束の 旧市街地に在る「お土産屋さん」(免税店) ![]() チェコ特産の☆ボヘミアンガラス☆ キラキラ美しく輝いて目を楽しませてくれます。 ![]() 特産のガーネットのアクセサリーや クリスタルガラスのアクセサリーも ☆キラキラ☆ ![]() こちらは同じくチェコのブランド 「ボタニクス」の石鹸の数々。 丁度居合わせた関西からの若い観光客が 熱心に選んでいるので、声を掛けて聞き 京都にもショップがあって、 日本でも人気だということを知り 私も友人達へのお土産にいくつか求めてきました。 (海外でのショップ情報は 若い人に聞くに限ります!←体験的に) きゅうりとバラが練りこんであったり ブラックベリーが入ったもの、 黒海の泥が練りこんであって 美容に良いというもの等、 バラはもちろん、 バナナとヨーグルトなんていうのもあり、 植物をテーマにして作られた石鹸は香りも楽しめ 面白いお土産になりました。 でも難点は・・・ずっしりと重かったコト!(~_~;) 2007・8・13 プラハ ☆ 旧市庁舎前で花嫁さんと遭遇 ![]() プラハの旧市街地で昼食タイム。 レストランの内部・・・ 雰囲気はノスタルジック(^.^) ![]() 最初はグー(笑)な、スープ。 ![]() つづいてメインディシュで 豚肉だったと思うけど・・・ (忘却の彼方ですが、 チェコでは似た様な調理が多かった)(爆) お決まりのポテトは必ず付いてきます。 ![]() ツアー食は、何故か毎回デザート付き。 「完食」すればカロリー大幅UP~~ ![]() 昼食を終え、広場に出ると こんな風に テラスでくつろいでいる風景に出会います。 冬の厳しいこの地、短い夏の日差しを 少しでも浴び、 太陽を楽しんでいるのがよくわかります。 ![]() 午後のフリータイム、 昨日ご紹介したガイコツ君が鐘を鳴らす 市庁舎の時計台を見上げていると・・・ ![]() なんと、結婚式を挙げる花嫁さんが到着。 午前中のガイドさんの話によると、 30分毎に結婚宣誓が行われるという 人気結婚式が執り行われる市庁舎だけありますね。 ![]() エスコートしているのは花嫁の父でしょうか。 なんとも幸せそうですね~(^.^) ![]() エレベーターで塔の上まで上がってみると 眼下に、先ほどの花嫁さんたちの車列が・・・ 車のデコレーションもシンプルだけど素敵ね! ![]() 世界遺産に指定されている町並みは さすがに美しい・・・ですゥ。 ![]() 遠くに見えるのは 午前中観光したプラハ城。 ![]() こちらは私達は行かなかったけど モーツァルトが1787年演奏したことで知られる 内部も立派だという「聖ミクラーシュ教会」 ![]() そしてこちらは1270年に建築が開始され 途中ゴシック様式に変更、1475年完成の「ティーン教会」 こちらも、内部見学はしませんでしたが 金箔で仕上げられた祭壇は美しく光り輝いているといいます。 ![]() 折りしも、広場では民族衣装を着た 沢山のグループが踊ったり 歌ったりしながらパレードをしていました。 夏祭りとも思えるパレードは それぞれ、特徴的な民族衣装でおめかしして・・・ ふんわりスカートのお嬢さんたち、 そして“元”お嬢さんたち(笑)も とっても可愛かったですよ。 2007・8・17 プラハ ☆ 旧市街広場散策とミュシャ美術館 ![]() プラハでのフリータイム、 美術好きのHANA魔女としては なんとしてもミュシャ美術館へと心は躍ります。 ミュシャ美術館は、 ツアー仲間と昼食を取った旧市街地から 徒歩圏内ということで、腹ごなしにスタスタ・・・ そしたら、途中にシーフードレストラン発見☆ ショーケースにはおいしそうなお惣菜風メニューがずらり。 ![]() 海のない国なのに、お魚さんも、丸ごと陳列! 蛸も脚を広げて、八本脚の開脚を披露(笑) 生簀(いけす)ならずとも、新鮮さが伝わってきます。 ![]() 又少し行くと、お菓子を焼いて売っています。 焼きたては本当に美味しそう・・・なのに、 デザート付きのランチから 1時間も経っていないのでグッとガマン。 アレは、食べてみたかったわ~ その後、別なところで同じようなのを試食 (あくまで試食・笑)したら 甘くて、ヾ(@⌒¬⌒@)ノ オイシイ~ パンともパイともつかないデニッシュのようなものでした。 何故ガマンしたかは、ご想像通り、○○○からです(~_~;) その甲斐あって、毎食付くデザートをほぼ戴いても 帰国後体重、かろうじて旅行前と同じでした。ホッ(^.^) ![]() でもこちらのアイスクリームショップでは つい誘惑にかられて、ペロリ。(2人でワンカップ) 想像通り、ちょっと甘系のアイスでした~。 ![]() 程なく、ミュシャ美術館到着。 写真左側のチケットを購入し入場。 生憎、館内撮影禁止でしたので、 記念に買ったマグネットをUP。 作品自体は、もう少し充実しているかと思った割りに あっさりとしたもので、 もともと版画や、ポスターの作品ですから あんなものかも・・・。 展示方法もチョットオソマツでしたし 美術館自体もフツウの建物なので (歴史的建造物に慣れてきている・・から?)(~_~;) チョット物足りなく感じたのも正直なところです。 ☆ 次回はビロード革命の折、 大集会のあったヴァーツラフ広場をご紹介します ☆ 2007・8・17 プラハ ☆ ビロード革命の広場は花いっぱい ![]() ミュシャ美術館からホテルに向かう道は 写真中央の奥にみえる国立博物館に向かう 長さ750メートル幅60メートルの細長い広場でもあります。 道行く人はみんなスタイルが良いわね~などと のんきなことを考えて自由散策。 観光地を効率よく巡るツアー中 こんな時間が一番旅情を楽しめるかも。 ![]() ワイドな花壇にはこぼれんばかりの夏の花が 咲きみだれています。 ![]() この広場は、14世紀に新市街地が形成された時の 馬市場跡につくられ新市街地の中心。 ホテルやデパートが並ぶプラハ随一の繁華街。 ![]() そしてここはチェコ独立の歴史をたどる上でも 外せない場所としても有名。 「プラハの春」から20年後の1989年ビロード革命の際には 数十万人の市民がこの広場に集まったのだそうです。 ![]() 写真のホテルはガイドブックでよく紹介されている アールヌーボー建築が美しい「エヴロパ」(20世紀初頭建築) お店の入り口上の飾りにご注目。 あら、日本の国旗も見えていますね! ![]() 店内は円形の吹き抜けになっており 古きよき時代をほうふつとさせる雰囲気。 まるで時計が止まったかのようなカフェで一休み(^.^) ![]() 右上のストローが立っている飲み物は アイスコーヒー。 コーヒーフロートのような飲み物で お味もモッタリあま~く、レトロチック。(笑) 氷を少量入れたグラスに熱いコーヒーを注いで作るらしく ほのかに暖かい!あたりが、昭和チック(爆) ケーキも名物になんとか的で・・・ それでも、ノスタルジックな店内を楽しめ 午後の散策の疲れを癒すのにはピッタリでした。 *・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*:.。..。:**・゜゜・* 暑い日のランチには、 なんと言っても「そうめん」の出番が多い我が家です。 そこで、昨日はこんなのを作ってみました。 ナスを縦半分の薄切りにし 少量のゴマ油で炒めます。 それを麺つゆに入れて 後はお好きな薬味でそうめんを戴く・・・ 今回はシメジも一緒に炒めてみました。 実はこのレシピ、長女がこのところ敬愛止まない 「こぐれひでこ」さんのレシピだとか。 長女経由で知り、早速マネッコしましたが コクがあり、簡単なのにかなり美味しい! よろしかったらお試しあれ。 ついでに、“そうめんレシピ ぱーと2” 同じく「なす」を薄切り、 他に花茗荷と油揚げを薄く切り 麺つゆで一緒に煮て、そのまま冷やし、つけ汁に。 油揚げで汁がチョットにごりますが、 コレは以前から作っているバージョンで 茗荷好きにはお勧め。 仕上げにシソを散らしても彩りよく美味しいですよ。 2007・8・19 プラハ ☆ ビールで乾杯・・・夜はこれから ![]() さて、昨日に続いてプラハでの夕べ。 実はまだツアー第2日目の夜なんですよ~。 それも実質1日目。 なにせ、成田からチェコまでやってきて チェコのホテルに一泊しての翌日ですから。 こうして日記に記して感じるのは・・・ 思えば遠くへ行ったものだ♪ ついでに思えば、 1日たっぷり観光したものだ!の気分。 さて、写真は市民会館で 「プラハの春」国際音楽祭が 開催されるスメタナホールがあります。 ファサードのモザイク画には 金文字で「プラハへに栄光あれ」とあります。 ![]() 市民会館の地下での夕食。 ビアホールということで、 ボヘミアンな雰囲気があります。 ![]() 先ずはスープ。 思いもかけず涼しい1日目だったので 暖かいスープも美味しい♪ ![]() こちらは黄金色の元祖ラガービール 「ピルスナー・ウルケル」(ウルケルとは元祖の意) 世界で初めて作られた透明な黄金色のビールで チェコはなんと!世界一のビール消費国だそう。 チェコに来たからには 下戸のHANA魔女も一口お味見。 下戸なのに、アルコール類は大概どれも美味しく感じるので こんなとき、飲めないことが悔やまれます。 爽やかな喉越しがツアー仲間の疲れを やさしく癒していましたよ♪ ![]() メインはザウワークラウト添えローストポークですが 右上の白くて丸いもの、 これは円筒形の蒸しパンのようなクネドリーキ。 この一皿が、ビアホールでの定番の料理だそうです。 クネドリーキは卵と小麦粉を牛乳でこねて フランスパンのような形にし、茹でて!作るらしい・・・ お味は中華の蒸しパンまんまですゥ。(笑) チェコでの食事でコレがない場合、 変わりにこちらの主食?ジャガイモがつきます。 ![]() クレープのデザート。 なかなか現代風な盛り付けですね。 なにせアールヌーボーの建築の 地下ビアホールで戴いてるので(笑) こんな一皿も、モダンに感じます。 ![]() このご夫妻(たぶん)の演奏もアットホーム。 チェコの民族音楽や日本の曲もサービスしてくれました。 2007・8・17 プラハ ☆ ここが!スメタナホールと地上の星座 ![]() プラハ、市民会館一階には素敵なカフェ 「オベツニードーム」があると 事前情報を得、 1日目の夕食後のフリータイムを利用し入店。 それでも、戸外はまだ陽が高く明るいのが不思議・・・ 時間は7時半ころでしょうか。 さすが、サマータイムのチェコです。(笑) ![]() なるほど、素敵! 高い天井から大きなシャンデリアが幾つも照らす広さと そこにゆったり集う沢山のお客さま・・・ 他では味わえない雰囲気に 各国からの観光客もゆっくりしている様子。 ![]() このときはサックスの生演奏が・・・ いやが上にもムードは盛り上がりますよね~ ![]() こちらが、かの有名な「スメタナホール」 立派なパイプオルガンの輝きといったら・・・ このパイプオルガンの演奏も聴いてみたいものです。 ![]() こちらはドームになっている青い天井。 あんぐりと口を開けて 見上げるHANA魔女をご想像くださいませ(^.^) ![]() 天井のモザイク画も見逃せません。 ![]() この市民会館は1911年に建てられ 社会主義時代は寂れていたそうですが、 1997年に当時の美しい姿に修復されたそうです。 毎年5月には「プラハの春音楽祭」が開かれ 国民的作曲家スメタナの「わが祖国」で幕が開かれます。 この夜は、同行のツアー仲間の方に教えていただいて スメタナのわが祖国 (第二番モルダウ)と ドヴォルザークの「新世界」(全楽章)を ここ!スメタナホールで聴く事ができ 感激。 演奏は、チェコフィルではなく プラハ交響楽団?でしたが・・・ ![]() 演奏の余韻を味わいながら会場の外に出ると、 一日、見所満載で 楽しませてもらったプラハも夜の帳を下ろし 夕立に濡れた道には、 カフェからこぼれる灯りが 地上に星座を描いていました。 2007・8・26 中世そのままの世界遺産 ☆ チェスキー・クルムロフへ向かう(1) ![]() 東欧の旅、3日目。 私達はチェコの首都プラハからバスで2時間半、 オーストリアの国境の近く チェスキー・クルムロフに向かいます。 車窓に広がる畑、 その向こうに山々が見えるところに オランダやベルギーと地形の違いを感じます。 ![]() バスツアー必須の(笑) トイレストップで立ち寄る ドライブイン店内。 この風景は何処も同じような感じです。 丁度、コンビニが同じ感じなのと一緒ですね。 (そういえばオランダでは 立派な生の花束を売ってましたっけ。 そんなところに少しはお国柄も感じます) ![]() いよいよ、1992年世界遺産指定された チェスキー・クロムルフに到着。 観光案内の看板で、 上のほうに見える赤い◎から城下町に入ります。 現在、プラハに次ぐチェコの観光スポットで 蛇行して弧を描いた流れるモルダウ川に優しく抱かれ、 時の流れに取り残された中世の町は 現代までその美しさを保ちつづけています。 ![]() 13世紀ヴィデーク家の領主 クルムロフが建てた城は その後、幾たびかの領主が変わると ルネサンス様式やバロック様式の城が増築され 城を行き来するために、 写真の屋根つき橋をわたる構造となります。 私達は、この橋の下をくぐって旧城下町へとすすみます。 ![]() モルダウ川では 楽しそうにカヌーに興じる人が大勢いました。 ![]() これから向かうお城。 結構現代的な感じもしますよね。 ![]() こちらも塔の在るお城。 ここでは城内見学は完全予約制で 何人かのグループ毎に 案内ガイドさんの説明を聞きながら 見学することになります。 そうです、丁度ディズニーランドの 白雪姫城見学ツアーみたいなモンですね(笑) 2007・8・27 中世の町を散策 ☆ チェスキー・クルムロフ (2) ![]() お城に向かう途中の 旧市街地にあるレストラン。 行く途中によく見えたのでパチリ。 ![]() 綺麗にお化粧直しした旧市街地を トコトコ歩きます。 ![]() 石畳の上をバギーカーを 押してくる人が見えますね。 石畳ってゴロゴロして寝心地も押し心地も どうなんでしょうね~・・・ ![]() アートショップかしら? ![]() ここは食材屋さんかも・・・ ![]() ![]() そしてここはアロマかハーブか、 オイル漬けのようなものですよね?! とてもエキゾチックなものを売っていました。 もし、この瓶詰めについてご存知でしたら これがいったい何なのか?教えてくださいね。 売り子のお姉さんも、珍しくとっても熱心そう・・・ 短期滞在でしたが今回訪れた国々の商店は あまり商売熱心ではありません、 ま、その方がこちらとしては ウインドゥショッピングが 心行くまで楽しめて嬉しいですが。 2007・8・28 いざ!中世の城内観光 ☆ チェスキー・クルムロフ (3) ![]() いよいよ、チェスキー・クルムロフ、 中世のお城へのゲートです。 ![]() ここは、中庭のようになっていて、 右側には古い大砲台のようなものとか 古い武具が展示されていました。 真ん中に写っているアロハ姿の男性が 今回のツアーの添乗員さん。 添乗員さんは圧倒的に女性が多いのですが 初めて男性添乗員さんと一緒に旅行しました。 その左隣の女性が現地ガイドさんです。 ![]() すぐ傍に、丸い塔のあるお城がみえます。 そしてこのお城の石垣に見える外壁、 実は漆喰に描いてあるんです。 ワザワザ丁寧に影まで描いて 本物と見まごうばかりに描いてあるんです。 それも遠近法を使って 上になればなるほど石組みが小さく描かれていて 実際より以上に建物の高さを感じます。 いよいよ、小さな使用人の 入り口みたいなところから(何故だろう?) お城の専属ガイドさんと 予約時間きっかりに!城内に入場するのですが、 生憎、撮影禁止ということで、 内部の写真はありません。 概ね古く、かび臭い感じの タペストリーがかかっていたりして ベルサイユなどはいかに管理が良いか (もしくは補修されているか) 分かったような気がします。 ![]() 城内はお城専属の英語のガイドさん (若い男性)が説明してくれ、 チェコなまりの英語の解説を ツアコン(添乗員)の アロハお兄さんが翻訳してくれます。 その城内ガイドのお兄さん、 館内撮影禁止なのに、 黄金の馬車の前まできたら、 「特別に今だけ!内緒でカメラに収めていいですよ」と 片言の日本語でサービス。 それがこの画像・・・ でもこのチェコ人お兄さん、 言外に“袖の下”っていう感じで 皆、少しずつチップを渡しました。 われらがアロハお兄さん、 「たまにはこんな人も居るんです」と 小さな声で言ってました。ヤレヤレ・・・ ![]() ところで、お城とお城の渡り廊下 (建物の上の階にあり「天空の橋」状態)から 眼下を見ると・・・ ![]() 渡る風も心地よく、眺めは最高! 袖の下問題なんて、チッチャイ☆と、 一瞬に忘れさせてくれる気持ちの良さです。 ![]() こちらも同じ屋根つき橋の上から・・・ ここ「チェスキー・クルムロフ」が、 チェコで一番美しい古都といわれる所以が分かります。 ![]() 13世紀の築城以前から、 ゆったりと流れるモルダウ川・・・ 21世紀には東洋人の訪問者が 東の果てからやってきて 自慢の?屋根つき橋から 「己が領地」を見渡すことがあろうとは、 当時の領主達はだれひとり、 想像できなかった事でしょう・・・ね。 歴史が止まったかに思える中世の街の上に 悠々とたなびく空の雲は 8月の酷暑をしばしさえぎる日傘となってくれました。 2007・8・28 中世の町で蒸しパン・ランチ ☆ チェスキー・クルムロフ (4) ![]() 中世の古都チェスキー・クルムロフにある 「スヴォルノスチ広場」 住民のコミニケーションのための広場です。 ![]() ソフトクリームは万国共通ですね。(^.^) レストランには、ここも例外ではなく こんな風にテラス席が設けられています。 ![]() 石畳が綺麗に敷かれていて 家々の屋根の形が特徴的で 集うものに、メルヘンの町という印象を与えます。 ただ、家々のペイントがことのほか綺麗なのは、 歴史の割りに、 復旧なされてからは日が浅いことを示しているのでしょうね。 ![]() 映画のセット風にも見える(笑) このレストランが、わたし達のランチのお店です。 ![]() 店内の様子。 ![]() こちらはランチのスープ。 ![]() 例の蒸しパン(笑)がここでも登場。 メインはビーフシチューのようなものです。 マッシュポテトに見えるのは付け合せのライス! ここチェコでも、ライスはお野菜感覚なんでしょうね。 ![]() そしてお約束の(笑)デザート。 ツアー食って、必ずデザートが付きます。 普段の食事で、デザートを毎食たべたりはしないので、 チョット不思議な感じもしますが、 旅の疲れもでてくるころ、甘いものを戴くと、 一瞬疲れも吹き飛びますから不思議です・・・ね。 2007・9・1 いざオーストリアへ国境越え ☆ 4時間のバスの旅 ![]() チェコの世界遺産の町 チェスキー・クルムロフの 街角のお店。 ローマやパリとは大違いで 街全体がごみ一つ無いよう。 素朴な石畳の通りのお土産屋さんに、 ロシアの名残が・・・ この町でよく目にした、 マトリョーシカが並んでいます。 名残惜しいけど、 チェスキー・クルムロフよ、さようなら・・・・ ![]() 行程4時間のバスからの眺めは ひたすら広々とした大平原。 夏はこのように牧草に包まれ 大地の緑が目に優しい・・・ ![]() こちらがもしかすると チェックがあるかもしれないという オーストリアの国境検問所。 でも、このとき私達のバスはフリーパスでした~。 成田空港のゲートより簡単。 ![]() オーストリアに入っても 目指すザルツブルグまで、 まだまだ続く牧草地・・・ ![]() 長い時間のバスツアーで「お約束」のトイレ休憩。 三角屋根のレストランが今回のバスストップ。 ![]() 中に入ると、 さすがオーストリア圏ということでしょうか?、 このドライブインは、 とても立派で、おいしそうなものもいっぱい(^.^) ![]() 本当は、こういうお店でランチするのが 楽しくて、おいしいのよね~と横目で眺め ( ̄¬ ̄*)じゅるぅるぅ~ ![]() それでも、何か飲みたくて、 出発時間までの僅かな時間(約15~20分)を惜しみ カプチーノをオーダーしている HANA魔女なのでありました・・・ 2007・9・2 オーストリア ☆ ザルツブルグに到着 ![]() チェコの古都チェスキークルムロフからバスで4時間 ザルツブルグへの道のりには まだまだ平原がつづきます。 ![]() 夕刻になり、音楽の都 「ザルツブルグ」に到着。 ホテルの窓からは 遠くに連なるザルツカンマーグートの山々と ホーエンザルツブルク城がみえます。 ![]() 街を見下ろす山の上に そびえ立つのは1077年 ゲフハルト大司教が 安全な隠れ家を求めて立てた城砦。 現在の姿になったのは17世紀だということです。 そして塔が建つ辺りが旧市街地。 その手前がザルツァッハ川を挟んで新市街地となります。 ![]() 市内にはトロリーバスが走っていますが 駅前も割合ゆったりとしていて おおらかな感じがするのも 音楽の都だからでしょうか。 ![]() ザルツブルグ中央駅。 夕方の時間帯ですが 取り立てて混雑する様子も見られませんでした。 ![]() 駅構内も、改札がある訳ではないので ご覧のように、さっぱりとしたものです。 電車に乗るのは、この中央の通路左右にある 階段を登ってホームにでて、改札無しで乗車します。 (チケットは車内で、車掌さんがチェック) もちろん、発車ベルも鳴りませんから 駅はいたって静かなものです。 2007・9・3 映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台 ☆ ザルツカンマーグート ![]() ザルツブルグに一泊した翌朝 先ずは、サウンド・オブ・ミュージックの 舞台にもなった景勝地 「ザルツカンマーグート」に向かいます。 ![]() 昔から王侯貴族たちの保養所として栄えてきた ヨーロッパ有数の湖水地方。 ザルツカンマーグートは、塩の御料地という意味で 周囲は2000メートル級のアルプスの山々が連なり 大小あわせて50の湖が点在しています。 皆様も気づかずに、 カレンダーの写真で一度は目にしているかもしれません。 あの、サウンドオブミュージックで描かれた 湖畔はこの地を舞台にしていたのでした。 ![]() さすがアルプスが近いから?(笑) 生憎の小雨模様でしたが とても綺麗に整備された一つ目の湖畔の町 「ザンクト・ギルゲン」 ![]() ザルツブルグの東、 ヴォルガング湖畔の北西に位置する 人口4000人に満たないこの町 実は、あのモーツアルトのお母さんの生家が残っていて、 お姉さん(ナンケル)の嫁ぎ先の地でもあります。 一家にゆかりの深い町として市庁舎前には 少年時代のモーツアルト像が立っています。 ![]() どの建物にも窓辺の花がうつくしく 外壁のイラストもおしゃれ。 ![]() 窓辺の絵柄もオシャレですね~。 建物外観を造詣で彩るというのは 町全体を華やかにしてくれます。 さすが世界に名だたる景勝地を擁する湖畔の町です。 ![]() 私達も、さあヴォルフガングの湖上遊覧に出発・・・ ![]() 現地ガイドさんの指差すこの地を出航して 左上のほうに見えるSL登山電車に乗り 旗の付いた展望台に向かいます。 ![]() 私達が乗船した白い舟。 生憎お日様は隠れていましたが 湖水はひたひたと凪いでおり スイスイ~と湖上を進みました~(^.^) 2007・9・3 ヴォルフガング湖上遊覧 ☆ ザルツカンマーグートにて ![]() ザルツカンマーグート (オーストリアの湖水地方)の ヴォルフガング湖を遊覧船に乗って進んでいくと 湖畔には、別荘でしょうか? まるでおとぎの国のような家々が見えます。 ![]() 遊覧船、最初の寄港地(笑)に着きました。 手前を泳ぐ水鳥も絵になります(^.^) ![]() この家も、ホテルでしょうか? 寄宿舎でしょうか? サマースクールを楽しんでいる 学生さんたちが大勢降りて 新に、写真のお客様が乗船。 切符を切るようすは、 まるで車掌さんが乗っていた 昔の乗り合いバスのようです。 (なにせ、 HANA魔女は昔のことには詳しいのです・笑) ![]() こちらは、映画サウンド・オブ・ミュージックで トラップ邸で一家が公爵夫人を迎える場面など 多くのシーンで登場するレオボルツクローン宮殿。 現在は個人所有となっているそうです。 因みに、リーズルとロルフが歌うガゼボは ヘルブルン宮殿の公園内に移築されたそうです。 私が西洋風東屋(ガゼボ)を初めて知ったのは もちろん、映画サウンドオブミュージックです。 ロマンチックですよね~あのシーン・・・ ![]() そしてこちらが船内のビュッフェ(売店)でオーダーした ホットチョコレート。 なんと、 暖かいミルクにステイックチョコがついてきます。 そのチョコレートを熱いミルクに入れて溶かすと なるほ~ど、ホットチョコレートの出来上がり! よかったら、お試しくださいませ。 肌寒かったので美味しかったですよ。 ![]() 今にも振り出しそうな雲間から 青空が顔を出して・・・ ![]() いよいよ、 ザンクト・ヴォルフガングの町です。 この湖ヴォルフガングの名前の由来となった ザンクト(聖)ヴォルフガングが建てた 教会が見えてきました。 976年に建てられて以来、 多くの人が写真右側の白い教会を訪れ 巡礼の町として発展した歴史があります。 ![]() そのザンクト・ヴォルフガングに下船。 この町では、 SLでシャーフベルク山に登るのですが 実際、煙を吐いて急な山をのぼっていくSLは 小さいながらも、力持ちです。 その様子と山頂でのあれこれは、 また次回お話しすると致しましょう。 チョット疲れたので、ここらでコーヒータイム。 入ったのは、コンドッティ通り周辺の 由緒正しき「カフェ・グレコ」 ジャンル別一覧
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