キマルの開発日記

今般　長野県諏訪地方事務所　林務課さまから下記の依頼がございましたので、「キマル」を展示・実演を行いますので御来場をお待ちをいたしております。 

 内容につきましては、下記の通りでございます。

 お世話になっております。

 ※開催日時　平成２３年８月７日（日）　１０時～３時まで

※場所　長野県　茅野市民館

※展示時間　１２時から1時 　　１５時から１６時

 　　となっておりますが、開催時間は見学可能と考えます。

 展示品の紹介

特許４０９３５５５取得　平成２０年度　国の林業木材労働災害防止協会が行った｢安全な林業機械・器具開発事業」通称　「フロンティア事業」　で　課題１「ソーチェンの普及用高精度目立て装置の開発」に取り上げていただき　国庫資金にて実用化機種です。

画像に示すように、ヤスリをスライドベアリングで正確に軌道案内をしてヤスリの｢ブレ」をなくして、下画像のように目立てを行う刃先を｢刃先ストッパー」で機械的に固定して目立てを行ないますので、誰が目立てを行なっても機械的 にどんなに刃先が摩滅したソーチェンでも、刃先さえ残っておれば簡単に新品刃の状態に復元目立てを行い｢切れ味・バランス｣の悪いチェンソーが原因のチェンソー事故防止に開発されました。

上記画像は、刈払機用笹刃目立て装置です。

現場でのヤスリ目立てでは、 刃先形状がバラツキがでますので、刈払機最大の敵である振動発生の原因になります。

この振動が作業者に伝わると身体的な振動障害の原因になります。

笹刈刃をバランスよく目立てを行なうには、機械的に目立てを行なう以外には解決方法がございません。

いくら人間が精進しても、絶対にバランス良く目立てをする事は不可能でございます。

 当日は、実際に木を切って見たいと思いますので、切れ味とバランスの確認して下さい。

今回、試作しております笹刃目立て装置は、装置全体の剛性を強めた事で、チップソーの目立ても可能です。

 チップソーで利用して、チップが脱落しましたら、台金を笹刃として再利用する事で、刈刃コストを大巾に削減可能です。

チップソーを骨の髄まで、使い尽くします。 

 皆さまの御来場を心からお待ちをいたしております。