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システムを説明すると、ダブルインパルス(第2インパルスは移動力半減で歩兵も可)のマストアタックのゲームです。都市や陣地だとソ連軍は攻撃する必要がありません(近頃、第2次大戦の作戦級でマストアタックのゲームは珍しいですね…実は個人的にはあまりマストアタックのゲームは好きではありません…ただ、いけない訳ではないですが、システム全般が最近というより一昔前のシステムという印象が残った)。 変わっているのは、インパルス毎に天候決定をすること。例えば、第1インパルスに晴天でも、第2インパルスに積雪となり、同じターンでもドイツ軍とソ連軍で天候が変わります。ただし、泥濘や凍結は一定ターンは続き、一定を越えるとダイスで天候が、晴天→初雪→泥濘→凍結→積雪の順に変化していきます。 あとは、各インパルス前に補給の相互判定があり、戦闘力の変化と移動力の変化があります。要塞都市と一部陣地(多くの陣地は戦闘を強制されないだけ)、丘陵以外は戦闘に効果がなく、森は敵ZOCに入る時だけ+1移動力で、マップ上は基本的にすべて1移動力という大胆な処理です…さすがに大雑把すぎないかぁ。 さて、今回のゲーム展開は、1~3ターンのドイツ第1インパルスまで晴天が続き(2ターン目のインパルスからダイス目1で積雪、その次から泥濘だが)、3ターン目の第2インパルスも晴天なら、モスクワが陥落してゲーム崩壊という経過でした。 が、ここでダイス目1で積雪で補給範囲が7ヘクスから4ヘクスで前線のドイツ軍が一斉に補給切れ(移動力半減、晴天・凍結時以外は第2インパルスの移動力0)。ソ連軍は一服つきます。 その後、泥濘で1ヘクスしか前進できず、ドイツ軍の補給は鉄道のレールヘッドが前線に来るまで(鉄道工兵5ユニットが1ターン2へクス進める)補給切れで、戦闘も前進もままならない状況。結局、泥濘が空けたのはダイス目でなく、最長の6ターンまで泥濘のターンが続いてしまった。 7ターン目のドイツ軍から凍結になり、また前進を開始したが、レニングラードとモスクワを両方攻略したのが、結局、両方落ちずにソ連軍勝利で終了した(画像は最終ターン前の9ターン終了時)。 このゲーム、レニングラードとモスクワがともに4勝利ポイントで、多分、レニングラードを陥落させ、ツーラなどを確保すればドイツ軍が勝利の確率が高いと感じた(レニングラードは包囲したら、部隊がそうそう送れないので)。 ゲームの感想としては、タイフーン作戦のゲームは多少しょうがないところもあるが、このゲームの天候はゲームを左右しすぎるのでは、と感じた…勝敗は天候のダイス次第で決まることが多いだろう。 また、戦闘後前進が2へクス以上後退が必要なので、あまり戦闘後前進できなく、包囲して攻めるというより、正面からソ連軍を潰していくという感覚で、違和感がある(歩兵はステップロス要員)。 スケールとの兼ね合いがあるが、泥濘が1ヘクスだけの移動で作戦余地もなくなる ただ、特に面白い訳ではないが(いい方が悪いが可もなく不可もなくというところ)、ユニット数は(240個)で、初めてでも1プレイ5時間と手頃…ただ、ゲーム全般にソ連軍は対処だけで、作戦立案の余地も少なく、攻撃側が基本的に好きなのもあるが、ソ連軍でこのゲームはプレイしたくないなぁ。 そうそう、ちょっとルール間違えていた。孤立部隊のルール適用を忘れていて攻防で戦闘力半減を、攻撃のみ半減でプレイしていた。多分、正しいルールなら今回もたぶんドイツ軍が勝っているな。 いずれにせよ、本命は「5回目の電撃戦」なので、南方のこちらのゲームを次の機会にプレイしてみたい。…「ドイツ国防軍:最初の敗北」は相手が望めばドイツ軍ならプレイしてもいいかなくらい(まぁ、次プレイしたら評価が変わるかも)。 あと、ソ連軍のユニットの処理はいいように思う(軍規模でユニット少なくプレイし易いし、戦闘序列的にも妥当な処理なのだろう…前回のブログで師団規模とか書いてしまったが、多分、ゲーム的処理はこちらが正解と付け加えます)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.17 22:59:10
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