8/9 TSS例会 AFRIKA2 & 1941
8/9のTSS例会に参加。はるぜひさんイギリス軍、わたしが枢軸軍でSCSシリーズの1作である『AFRAKA2』を対戦。双方、初プレイなのでゲーム専用ルールを確認してからのプレイ開始(マイティー・エンデバー等でシリーズ・ルールは理解している)。 アフリカ戦となれば、補給ルールに特色があるものが多いが、本作は生存のための一般補給のみで、攻撃補給はない。簡単な説明だと1補給ポイントで14個のユニットまで補給下にできる(ただし、イタリア歩兵師団のみ1個で2個と計算する)。補給は、トラックポイントとして一定の移動力が決められており、その移動力範囲内で補給ポイントを動かすというもの(トラックに乗せ降ろしするのでなく、補給ポイント自体が動いて行く)で、プレイはしやすくテンポよくプレイできる(キャンペーンゲームは28ターンあるが、1日で終わるだろう)。 部隊は師団~大隊でイタリアは基本が師団、ドイツは大隊や連隊、イギリスは旅団規模が中心。ドイツの戦車大隊はイタリアの歩兵師団より強い。イギリスの第7機甲師団はイタリア歩兵師団の3~4個師団の強さに相当する(イタリア軍弱)。 その他として、ロンメル、オコナーがユニット化されていて、戦闘修正(1シフト)や移動・戦闘後前進に特典がある(2人の能力に差はないが、オコナーは捕縛の可能性があり、ロンメルは病気になる可能性あり…各ターンごとにダイスで決定)。 2ダイス振りで補充ポイントが来るので、全滅やステップロスの部隊を回復できる。イギリス軍は部隊の撤退(転出)もターン毎のダイスで決定される。 ゲームはイタリアのエジプトへの進出から始まる。ムッソリーニの特別命令として、2~5ターンまではエジプト国境付近より東側に5個師団+αを出さなければならない。 今回のゲームでは、3ターン目から増援・補充で増強されたイギリス軍が攻勢をかけてきた。イギリス軍の攻撃は順調に成功し、1ターンで2個師団+αを失う。 このまま防御では、5ターンまでムッソリーニの特別命令を守れないと思ったわたしは第4ターンに反撃を決行…正しいルールでは、除去されたユニットもカウントしていいのだが、そこを見落としていて、5ターンまで5個師団をエジプトに送り込まなければと思った。修正含め2:1のダイス目が11でイギリス第7機甲師団に損害を与えて、後退させるのに成功(攻撃が失敗していたら、イタリア軍が崩壊していただろう…正しいルールならこんな危険を冒す必要はなし。例えば、ダイス目5以下ならイタリアにしか損害でなかったので)。 4ターン目のイギリス軍の補充の2d6のダイス目が4で、3個旅団+1個機甲旅団が撤退しギリシアへ(ダイス目4,5のこのイベントはゲーム中で1回しか起こらない)行き、取り敢えずイタリア軍は安心。 続く、5ターン目にイギリス軍の補充のダイス目が3で、さらに2個旅団撤退でさらにイギリス軍は弱体化。攻勢は不可能となり、尚かつ次のターンからはロンメルDAKが来るということで、イギリス軍がここで投了…イギリスがリビア国境に入れそうにない展開。 始めてのプレイというのと、イギリス軍のダイス運の悪さ、わたしのムッソリーニ命令の勘違いで無理な攻勢をしたが成功してしまったなどあったため、予想外の結果に終わったが、またの再戦を約束して終了とした。 もう少しプレイしてみないとわからないが、簡単でよさそうなゲームという印象。 予想外に『AFRIKA』が終了してしまったので、残りの時間でコマンド付録のGDW『1941』を対戦。はるぜひさんが枢軸で、わたしがソ連(はるぜひさんは初プレイ)。 普通にバルバロッサをやったら負けると言って、南方の第1装甲集団も中央に持ってきて、4個装甲集団を中央に集めて攻勢してきた。先日のミドルでの対戦の反省も含め、適宜反撃も加えてソ連軍を適切にプレイした。プリチャピ湿地より反撃し、先行した4個装甲集団の補給をカットするなどして、ドイツの進撃を遅らせる。 ドイツ軍は9月(4ターン終了時)の時点でミンスクまで進出した程度。例会の終了時間に近づいたし、ソ連の勝利が動かないということでここで終了した。