テーマ:今日のワイン(6006)
カテゴリ:イタリアのワイン
今日のワインは、カザマッタ・ビアンコ2006です。ラベルの絵はなんと木にワインがなっているというものというもの。発想の面白さを感じます。よく見るとワインのボトルの形が紙の凹凸で浮かび上がっているラベル、何とも遊び心が楽しくなるワインです。 このワイン、カザマッタをつくるのは、カンティーナマッタ、2000年に、トスカーナ州フィレンツェの近郊に、ビービー・グラーツ氏が設立した比較的新しいワイナリーです。 ビービー・クラーツ氏は、古い農家の人に100年前のぶどうの栽培方法を聞き、それを再現、1ヘクタール当たり2万本という密度の高い植え方、50センチおきに、1メートル間隔で植えるという、トスカーナの伝統的な栽培方法を採用、収量も減らし畑の管理を徹底してぶどう栽培を行っているそうです。 そうして出来た、ファーストヴィンテージ、テスタマッタ2000では、初登場でヴェロネリ、ガンベロ・ロッソ、ロバート・パーカー、ワイナート等から高い評価を獲得しています。 今日のワイン、カザマッタは、イタリアでもニューワールドに負けない安くておいしいワインがつくれるはず、という考えから、リリースされたビービー・クラーツ氏の新プロジェクトワイン。ビービーグラーツ氏自ら厳選してぶどうを購入、元アンティノリ醸造担当でテスタマッタの醸造コンサルタントのアルベルト・アントニーニ氏が醸造を行い、ステンレスタンクで6ヶ月間熟成を行って仕上げているそうです。 また、ビービー・クラーツ氏は彫刻家の父をもつ芸術家でもあり、テスタマッタのラベルも彼の絵画です。ちなみにカザマッタのラベルはぶどうの木にワインが生っているというもの、彼のお姉さんがデザインしたものなのだそうです。 使用のぶどう品種:ヴァルマンティーノ きれいな輝きのあるイエロー、白い花、じんちょうげの花、りんご、洋ナシなどの香りが華やかに香ります。 口に含むときれいな酸味を感じますが、やさしい甘さのある果実、白桃、果汁たっぷりの20世紀なし、パイナップルなどの果実味、ミネラルもたっぷり感じます。 豊かな果実を思わせる甘さと繊細できれいな酸味はとてもバランスが良く、果実味と一緒にさわやかな余韻。芳香豊かで華やかな味わい、フレッシュ感が印象的、豊かで味わいのある白ワインです。 【コスパ評価】★★ 価格以上のパフォーマンスがあります!十分納得できます。 【思入れ度評価】☆☆ バランスの良さがいいです。きれいな酸味が印象的で華やかな味わいのワイン、この価格なら良いでしょう。機会があれば購入します。 焼き鳥、手羽先餃子、鯛のカルパッチョなど、 カンティーナマッタ カザマッタ ビアンコ [2007] 750ml【サイン無し】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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