ソムリエ Kimiの今晩飲んだおいしいワイン

今回も山羊♪、『沖縄食材編6』連日ご紹介している山羊料理ですが、今日は一番ハードルの高い、と～っておきのレシピです。実は、牧志公設市場でこの山羊肉を買うとき、店のおかみさん（？）に、今日帰るなら刺身でもいけるよ～！といわれ、おおっ！刺身がOKなんだったらカルパッチョにしよう！というのが購入する決め手になったほどです。でもそのおかみさん曰く、「私は刺身はダメだけどね…」と言っていました！？かなりきつい？？
大学時代に研究室で山羊を飼っていたので（畜産学科だった）、この強烈な臭いには慣れている方ですが、確かにあの臭いをそのまんま生で食べるのは…と、さすがに一瞬引きましたが、シェーブルだって熟成が進んだものはそれなりですし、調理方法でなんとかなるだろう、ここはチャレンジ！というわけで、家に帰ってすぐに赤身部分のみ薄くそぎ落としたのでした。
山羊肉、新タマネギ、オレンジ、レモン汁、ニンニク、オリーブオイルでマリネし、そして泡盛を少量とヨモギ（フーチバー）を加え全体がなじむまで少し置きます。
香りはやっぱり山羊ですが、山羊汁（ヒージャー汁）ほど強烈ではありません。
ヨモギと添えたローズマリーが山羊の香りとよく合い、いい香りに。チーズのシェーブルの香を思い出す、爽やかで香あるおつまみです。

つくり方
山羊肉は赤身の部分を薄く切り、カットしたオレンジ、薄切りの新タマネギ、みじん切りのにんにく、柔らかい部分をさっと茹でて刻んだヨモギをボールに入れ、オリーブオイル、レモン汁、はちみつ、カルダモン、泡盛、塩、ローズマリーを入れてマリネします。
冷蔵庫で30分程度冷やしてから、お皿に盛り付け、ローズマリーを散らしていただきます。

ロワールのワイン、サンセールに合います。

おすすめワイン


【今だけ2万円以上で送料無料】アンリ・ブルジョワ　　サンセール・ラ・ヴィーニュ・ブランシェ　［2007］　白　750ml