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カテゴリ:社長塾、経営革新塾
この前の社長塾でのちょっといい話の続きです
隣にお座りになったのは工務店の社長さんでした。 元々職人さんですから、営業はお得意ではないようで・・・ おねえちゃんは、まるで営業が得意のように思われていますが、 決してそんなことはありません シャイですから・・・ あ・・・やっぱり英語は得意ではないらしい・・・てか? 意味をはきちがえてます? ま、それはさておいて、営業に回ってて気がついたことは、 “物を売ろうとしたら、物は売れない”ということです。 そんなおねえちゃんの話を真剣に聞いてくださった隣の社長さん そうなんですよ、と大きくうなづいて、 「ある時、一人暮らしのおばあちゃんが、 戸が動かなくなったから来てほしいと言われて 行ったんですよ。 そしたら、何のことはない。 ただはずれてただけで、はめたら動くようになったんですよね。 それで、おばあちゃんすごく喜んで、いくらですかって聞くから、 何にもしてないからいりませんよと言ったら、無理やりお金握らせて・・・。 でも、何より喜んでくれたことがうれしくてね~。 それから、次も声を掛けてくれるようになったんですよ。 で、ある時行って、床が鳴るから見てほしいって言うんですけど、鳴らないんですよ。 そしたら、あ・・・このドアがとか、ここが悪いとか、言い出して、 その時気づいたんです。 どこも悪くなくて、おばあちゃん寂しかったから呼んだんだって・・・。」 巷には悪徳リフォーム会社がはびこって、お年寄りが騙されるケースが後を絶ちません。 リフォームの営業というだけで、白い目で見られることもあったでしょう。 でもお客さんの心の声まで聞こうとするこの社長さん 泣けてきましたよ。 何をやっても人柄なんだと思える出来事でした 商品やサービスの先にお金ばっかり見てやる商売は、 いつかきっとメッキがはがれるでしょう。 そして、その社長さんはこうもおっしゃってました。 ご縁は偶然じゃないって。 今日、これだけ人がいて、隣どおしになったのもご縁ですよ。 人を大事にする会社でありたいと改めて思いました。 ほんとにほんわかさせられるお話でした。 こんな大工さんにお家建ててもらえたら、幸せでしょうね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月11日 20時04分12秒
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