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テーマ:仕事しごとシゴト(23714)
カテゴリ:気まぐれ業務日誌
先月末に勃発した某D製薬のク○○○○錠の納入を廻り、価格競争から手を引いてくれと、事務屋の自分とD製薬のMRとで懇願し、不本意ながらもそれに応じてくれた医薬品卸のMS・M氏が、本日午後、集金がてら訪問。
(尚、この話は、7月22日、7月23日、7月25日、7月26日、7月27日、7月28日、7月30日の日記参照で。・・・って、こんななげぇ話、今更誰が読みたいってんだよっ!!) 実は、ちょっと反省していた。この、態度がでかいことだけが取り柄の自分が、正直後悔していた。 当時は、自分のことしか頭に無かった。相手の立場を思いやる配慮に欠けていた。 そう、手を引いてくれと頼んだ相手は、MSなのだ。いわば、営業なのに。。。 M氏が手を引いてくれたお陰で、なんとかまるく収まったのだが、その分、M氏に対して、若干の罪悪感が残っていた。 で、今日が久々の訪問だったのだ。 M氏がこんなに訪問しなかったのも、実は珍しかった。 だから、自分としては余計に気まずかった。 しかも、集金時、院長はおろか他の人間も不在だった。 M氏:「ぼく、先生と薬の話ほとんどしないし!」 と断言するほど、院長との面会時、M氏は薬の話はしていない・・・らしい。 ・・・医薬品卸のMSなのに・・・。 ま、だから大抵は事務屋の自分が薬の話をしてたりするのだが。。。 今日も、M氏が院長室で、院長の診療が空くのを待たされている間、院長に次の面会希望者があり、 自分:「Mさん、今日って話長くなりそうなん?」 と、一人ぽつんと待たされているM氏に確認に行くと、 M氏:「ううん、雑談だから、早めに終わるつもり!」 と、あっさり。 ・・・今日もやはり雑談ですか、 N社のフ○○○○錠の納入価のこと、話してくれるんじゃなかったのかよぉ! しかし、雑談はM氏が予想したよりも長かった。 また、飲み会に誘われたらしかった・・・。。。 院長との面会を終え、次の訪問者が院長室に向かうと、M氏は事務のところへ。 M氏に小切手を渡し、領収証を受け取り、今度は事務屋との雑談タイムに突入。 というか、最近製薬メーカーのMRからも捕まること多く、その愚痴ならぬ、こちらの現状報告をすることに。 【N製薬ネタ】********************************************** 自分:「先週N製薬さんに後発品のハ○○○カプセルを売り込まれたよ。彼女良く知ってたじゃん、うちが先発品採用してんの。多分、以前Mさんと話してるの聞いてたんだろうね。」 M氏:「採用して欲しいって?でも先生には言ってないっぽかったよ!」 自分:「うん、サンプル持ってたけど、置いていってないみたいだったから、多分話さなかったんじゃないかなぁ。でもね、厳しいよ、ほかの卸が別の後発品持ってきてたけど、値引率凄かったもん!院長すでに見積もり見てるはずだしね。」 M氏:「じゃ、そういってN製薬にハッパかけたら少しは引けるかもしれんよ!」 自分:「ま、彼女って思い切り先生のお気に入りになっちゃってるから、売り込まれたら買っちゃいそうだけどね~。っていうか、白状すると、自分も彼女は好きなんだけどね!」 M氏:「なんで?」 自分:「えへっ!この前アイス差し入れしてくれたから!(にやっ)」 M氏:「・・・。」 【M製薬ネタ】********************************************** M氏:「そういえば、M製薬も、ア○○○○○錠の処方状況気にしてた!」 自分:「さっき来てたよ、M製薬さん。自分も聞かれた!でもね、無理だって、ありゃ!」 M氏:「○○症で処方してくれればいいのに!」 自分:「それ、何度も試みました!でも、『効果が違う!』って却下されたもん!あーもう返品したい!!」 M氏:「え、それは勘弁して。それと、リ○○注も来月あたりに新発売があって売り込みしたいみたいだったよ!」 自分:「何それ?またぁ?」 M氏:「リ○○注は今も使ってるやつだから、いいんじゃない?」 自分:「だって、リ○○注はキット製剤じゃ使い辛いよ。無理だよ、きっと。」 M氏:「そう?」 自分:「うん、それでなくてもM製薬のは院長が義理買いしすぎ!今度、オ○○○○○錠売り込んだら、『ぶっ殺す!!』って、MRに言っといて!ってすでにこの前言っといたけどね。」 M氏:「ねえ、M製薬は何も持ってこないの?差し入れ・・・」 自分:「ううん、実は彼が一番持ってくるよ!お菓子とか!でもね、それとこれとは別だから(きっぱり)!」 M氏:「・・・。」 ********************************************************** 一見くだらない雑談だが、しっかり情報交換はしたわけで、さて、本題のD製薬のク○○○○錠のことを報告しなきゃと思っていたら、M氏からD製薬の話を切り出された。 自分「その節は大変お世話になりましたです。お陰でク○○○○錠は何とか無事納品になったです!」 M氏:「うん、D製薬のSさんから聞いてた。」 自分:「そう。」 M氏:「だから、当分寄らないほうがいいかなぁと思って、避けてた。」 自分:「うん、多分正解!先生の攻撃結構きてたもん!」 M氏:「意外と疑り深いというか、勘ぐるんだよね、先生って。値段言ったときに結構怪しんでる感じだったから。」 自分:「そうだったんだ。でもMさんのお陰っす。ありがとうでした。」 やっと、ちゃんとお詫びしてお礼を言うことができて、ほっと一息。 そして帰り際、M氏にお詫びの品として、ペットボトルのお茶とビールを渡して、これでほんとに肩の荷が下りた!! 貰い物のビールとお茶だったんだけどね!(おいらの肩の荷って・・・軽かったんだなぁ!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月10日 23時10分54秒
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