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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
いやはや、どうしておいらってば、こうも食べ物への執着が強いのかのう?
子供の時貧乏だったか、といえば、裕福とは言えないだろうが、でもまあ普通の一般庶民レベルの家庭だったかと思う。 食べるものが無いなんてことも、無かったと思う。両親は、頑張って食わせてくれたと思う。 そりゃ、高級なものは食べられなかったさ。 すき焼きの肉は、いつもブタだった。 お菓子作りをするときは、バターじゃなくて、マーガリンだった。 ティーパック一個で、兄弟三人分の紅茶を入れていた。(←以上全てマジだべさー!) でも、それが普通だと思っていた。そう、子供の頃は・・・。 勿論、ケーキなんてもんは、家族の誕生日とクリスマスでしか食卓には登場しなかった。 大人になって、自分で稼ぐようになってやっと、なんでもない日にもケーキを買うようになった。 ある有名店のケーキを食べに、往復250キロのドライブもした。 さて、で、何が言いたいかと言えば、 おいらの、とどまるところを知らないこの食欲や、ケーキへの執着は、おいらの成長過程において、どうやってどのように形成されたか、なんてもんをこのブログで考察する気は毛頭無く、 そう、おいらの言いたいことは、 おいらは、美味しいものを食べることが大好きで、勿論ケーキも大好きで、それが、もうおいらのキャラクターの一つになってしまっているという事。それを自ら認めているという事なのだ。 そして、もう一つ認めなくてはならない。 美味しいものが好き、ケーキが好き。それがおいらのウィークポイントになっているという事実。 でも、このウィークポイントを、自ら、愛しているということ。。。 強欲事務屋と呼んでくれっ!(その壱)、強欲事務屋と呼んでくれっ!(その弐)からの続きです。 6月12日月曜日、ベテラン看護師どもに、 ベテラン看護師:「ほんとにケーキの差し入れは実現するのか?」 と、詰め寄られていたおいら。そりゃ、こう答えるしかなかった。というか、確信していた。 事務屋:「多分、きっと今日、卸のMSさんは来ますから!」 ベテラン看護師:「ほんとにー?」 事務屋:「今日は集金の日だし、でも、きっと、昼休憩に来るような気がします!」 そう、昼休憩に来るということは、院長の目が無いということ。こういう話をするのに都合が良いということ。きっと卸のMSさんは、この時間を狙って訪問するはずだ。 だから、早めに休憩を切り上げ、支度し、スタッフルームを出て事務室へ戻ろうとした、その時、 待合に人影発見。 待ち人来たり!卸のMSさんだった。 事務屋:「あ、や~っぱり、この時間に来ると思ってましたよー。」 MSさん:「ははっ、で例の件、★製薬さんがOKだってよ!」 事務屋:「やったーーー!!サイコー!★製薬さんっ!」 MSさん:「約束の日に、約束の個数でってことで。」 事務屋:「有難うございマース!(ニヘニヘ!)」 MSさん:「昼休憩でいいんだよね?配達するの。」 事務屋:「うん。ちなみに、誰が行ってくれるの?」 MSさん:「ボクが行くよ。11時開店だよね。」 うわっ、エライ、ちゃんと先週渡したパンフチェックしてるよ。おいら開店時間なんて知らんかった。 MSさん:「あの店って駐車場ある?」 事務屋:「お店の前じゃなくって、多分、その裏手に5台くらいのスペースがあるって。」 MSさん:「行けば解かるかな、じゃぁ。」 事務屋:「多分ね。某○製薬さんとかだったら知ってるよ。聞いてみれば?」 MSさん:「解かったー。」 やった、やった、やった、やったぞーーーー!!! 昼休憩を狙って訪問してくれた卸のMSさん、集金にはまた、午後診時に院長への面会を兼ねて寄るから、と言って、ケーキの話だけして(いや、その他各種雑談もしたが・・・)去っていった。 今週は、当番やら出張やらで思ったほど暇ではなくなっていたようだった。なのに、面倒な仕事(?)頼んじゃって申し訳ない。。。(ま、本来言いだしっぺは向こうなんだから、同情することも無いのだが・・。) そして、卸さんが去った後、後輩及びベテラン看護師達に報告! 事務屋:「ケーキの約束、きっちりばっちり取り付けましたー!」 ベテラン看護師:「ほ、ほんとにー!?」 事務屋:「はい、ちゃんと約束しました。」 後輩:「つ、ついに、あの、例のケーキが食べられるんですねー。」 ううっ、皆で万歳三唱だ!バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ! 6月14日水曜日、朝一番に、卸さんの会社に電話。院長が『MSさん来なかった?』と昨日の午後に訪問を期待していたので、時間ある時に面会に寄ってください、と言うと、ちょうど今から近くの薬局さんへ配達に出る予定という。 午前の訪問だなんて、正直微妙だったが、天気もあまり良くなく、ちょうどMSさんの営業車が駐車場に入ってきたときは、患者さんの流れも一旦止まりそうだった為、面会に通せるかと思っていた。 んが、思ったように患者さんの診察が終わらず、、、。 待合でポツンと待たされているMSさん・・・。時計とにらめっこし始めた。 その間に、頼みたかった仕事の用を伝えに事務室を出て待合へ行くと、 MSさん:「終わりそうもない?診察?」 事務屋:「うん、ちょっと長引いてるみたい。時間ないの?」 MSさん:「今日、当番なんだ。」 事務屋:「そっか、あれ?出張は?今週あるって言ってなかった?」 MSさん:「出張は明日。」 事務屋:「ご、ご苦労さまっす。」 と、急に小声になったMSさん・・・。 MSさん:「あの、訊いていい?」 事務屋:「はい?なんですか?」 MSさん:「例のお店(ケーキ屋)って、やっぱ予約必要?」 事務屋:「・・・・うん、必要!(←きっぱり!)」 MSさん:「やっぱりそう・・・。」 事務屋:「だって、行って、モノが無かったら困るじゃん!時間だってそんなに取れないでしょ?」 MSさん:「そ、そだね。」 事務屋:「あの、昼休憩15分くらいしてからにしてね。院長にばれると面倒だし。」 MSさん:「解かってる。電話してから来るから!」 事務屋:「ういっ、了解!」 結局、当番とのこともあり、どうしても一旦帰社しなければならない時間になった為、また時間を改めて訪問するから、と、MSさんは帰っていった。 結局、またおいらとケーキの話をしただけの訪問になっちまったのか。 き、気の毒に・・・・。。。 そして、今日、6月15日。。。。 あ、今日は約束の日じゃないですよ。実は、明日なんです、約束の日は。 そう、明日なんです、約束の日は!! 今日の仕事場、明日を心待ちにしている職員どもは、皆浮かれまくっていたのだった。 皆で今日の卸のMSさんの出張の無事を、真剣に祈っていたのだった。(←え?何故?) ・・・だって、事故にでも遭われたら困るじゃんねー!(←おーいっ!) さあ、さあ、さあ、明日なんだ、明日なんだ、約束のケーキの差し入れ。 んとに、どうしてこういう話がブログのネタになって、尚且つ、3回も引っ張るんかねぇ。。。 それだけ、凄い執着なわけでして、でも、こんなことがおいらの幸せなわけで。。。 こんなことで釣ろうとした人が居て、おいらはそれにまんまと釣り上げられちまった生き物なわけで、 それに便乗する職場の同僚達が居て、でも皆でその感動を幸せを分かち合おうとしていて。 だから、明日、必ず、このブログで、その感動(ケーキ画像)を公開することを約束しまーす! おいら、強欲事務屋と呼ばれても、きっと後悔しないさっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月15日 23時10分47秒
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