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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
強気で強情でどちらかと言えば辛辣な、いつも辛口発言連発のベテラン看護師のMYさん。
でも、案外憎めないキャラクター、おいらとはバシバシと言い合う仲。 午前診終了直前のちょっとダレた時間帯・・・、どうしてそんな話題になったんだか思い出せないのだが、おいらとベテラン看護師、そして若手看護師と新人事務員とで、異様な盛り上がりをみせた話題があった。 そう、ズバリ、ぬいぐるみの話題。 医療機関に勤めていると、いろんなキャラクターグッズにお目にかかる機会がある。 大抵は製薬会社さんからの販促品なのだが、おいらはそういったキャラクターものにはとんと興味がない。むしろ実用的なモノを好む傾向がある。 それは、職場の内外問わず、すでに周知の事実。 だから、当然だけど、ぬいぐるみなんてもんに用はない。勿論、所有してないし、欲しいとも思わない。 でも最近は、男性でもぬいぐるみを所有しているヤツっているんだよなぁ。 事務屋:「ベッドサイドにわざとらしくぬいぐるみなんかを置いてるアホな兄ちゃんっているよなぁ。あれってどうなのさ?」 若手看護師:「え?男の人でぬいぐるみを持ってたりするんですか?」 事務屋:「うん、いるよ、結構。でも、あれって計画的なんだって!」 若手看護師:「どういう意味?」 事務屋:「昔、連れから聞いたことあるんだ。わざとベッドサイドにぬいぐるみとか可愛い系のキャラモノとかを置いておくんだって。」 新人事務員:「なんでですか?」 事務屋:「なんでって・・・。つまり、お姉ちゃんを部屋に連れ込んだとして、如何にして不信感を抱かせずにベッド近くに寄せ付けるか・・・ってことで、わざとぬいぐるみとかを置いておくんだと。殺風景なメンズのお部屋でそういうものを見つけたらさ、そりゃ女の子は興味をそそるでしょ?」 若手看護師:「へー、そうなんだー。し、知らなかったぁ。」 事務屋:「で、そういうことを実践していたヤツが、おいらの知り合いにも居たりしたんだなぁ。」 ベテラン看護師:「マジー?」 事務屋:「うん、内心笑っちゃったよ。」 ベテラン看護師:「でもさ、きむぽんなんて、そういうのまるっきり興味ないじゃんねぇ。」 事務屋:「うん、全く。だからさぁ、キャラグッズとか見つけても、話題にもしないなぁ。」 ベテラン看護師:「だよねぇ。」 事務屋:「でも、おいらだってさ、子供の頃は好きだったよ、ぬいぐるみ!」 若手看護師:「えー?ほんとですかあああ?」 事務屋:「なんだよ、その驚きは?おいらにもガキの頃はあったの。小学生の頃は親にねだって犬のぬいぐるみとか買ってもらったよ。記憶にあるもん。」 ベテラン看護師:「えー、意外ーーー。」 事務屋:「なんだよ、その反応はあああ。うちは裕福じゃなかったからね、一個のぬいぐるみをそりゃあ大事にしてたよー。お年玉でサルのぬいぐるみ買って大事に枕元に置いてたもんだよー。」 なんて言って、ぬいぐるみにまつわる懐かしい思い出話を披露したんさ。 ・・・・と、あれ?あれれ? ちょっとちょっと、おいおい、ベテラン看護師・・・あんたねぇ・・・ どーして泣きながら笑ってんのおおおっ!? 事務屋:「な、ナニ泣いてんだよ!?」 ベテラン看護師:「だって、だってさぁ、想像したら、笑えてきたんだもん。」 事務屋:「どういう意味やねん!!」 ベテラン看護師:「きむぽんにも、そういう時代があったんだぁって思ったら、可笑しくて可笑しくて。」 そうかい、そうかい、可笑しくて泣いてるんだ。。。 おいらに幼少時代があったらいかんのかい!? おいらが幼少時代にぬいぐるみを好きだったらいかんのかい!? ってか、泣くほど可笑しいって、どんだけぇ~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月23日 22時40分56秒
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