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カテゴリ:気まぐれ業務日誌
病院の代表番号には、いろんな電話が掛かってくるのだが、
やはり困るのは、『ドクター』への電話だ。 他医療機関のドクターからの電話であれば、迷うことなくドクターに繋ぐし、 患者さんからの電話でも、場合によっては直接繋ぐことがあるのが、今の職場の方針。 が、怪しい電話は、そりゃ繋がないのが鉄則だけど、 たまにどうして良いか判断に迷う電話がある。 先に休憩に入らせてもらったおいらが事務所に戻ると、 先輩からメモを渡された。 先輩:「これ、セクスィー先生へ掛かってきた電話なんだけど。」 おいら:「『○○開発』?なんすか、これ?」 かなり怪しい社名。 普通に考えたら繋がない電話だけれど、 『名前を言ってくれたら解かるから。』と相手が言ったとか。 どのみち外来診療中ではあった為、電話番号を聞いておいたとのことで、 外来が途切れたら先生に伝えて!と先輩から伝言を引きついだ。 先輩が休憩に行ってしまって数十分後、外来が途切れたようで先生が事務所へ。 先輩から預かったメモを渡し、 おいら:「何?先生、どっかに土地とかマンションとか買おたんすか?」 セクスィー先生:「あー、以前から知ってる不動産屋だ。」 おいら:「さよですか。じゃ、電話来たら繋いで良いんですか?」 セクスィー先生:「うん。」 ってかさ、そういうプレイベートな電話は職場に掛けさせないでほしいよなぁ。。。 だって、先輩だっておいらだって、絶対変な勧誘だと思ったもの。 だから、今度は 『○ドゥー。』なんてこれまた怪しげな社名の電話があった際、 『どういったご用件でしょうか?』と伺うと、 『●薬剤についてのインタビューの件なのですが。』 と言われ、とりあえず外来中である旨伝え、再度掛けなおしてもらうようにし、 先生にお伺いをしようとしたわけさ。 さっきの不動産屋のこともあるし、ひょっとして繋ぐべき電話かもしれないし。。。 てなわけで、これまた予約外来の患者さんの診療に向かう為事務所を通った際に捕まえてお伺い。 おいら:「あー、セクスィー先生、また変な電話ありました。」 と言ってメモを渡す。 セクスィー先生:「え?○ドゥー?何?」 おいら:「●薬剤のインタビューって言ってましたけど。」 セクスィー先生:「インタビュー?」 おいら:「はい。どうします?夕方掛け直すって言ってましたが。」 セクスィー先生:「・・・うーん(←ちょっと考え込んでいる!?)」 おいら:「ちなみに相手は女性でした。」 セクスィー先生:「ん?」 おいら:「ま、女性と言っても、声はバリバリおばちゃんでしたけど。さぁ、どうします?」 セクスィー先生:「じゃ、繋がなくていいや!」 おいら:「そーすか。了解です!」 セクスィー先生:「・・・おい!?」 おいら:「はい?」 セクスィー先生:「そんな理由で(電話に出るか出ないかを)決めていいのか?」 おいら:「良いですよ。とっても正当な理由だと思いますが。」 セクスィー先生:「そ、じゃ断っといて!」 おいら:「ラジャー!」 すぐ近くでコピーを取っていた栄養士さんは、この一連のふざけた会話に爆笑していたよ。 でも、おいらからすると、電話に出る出ないの判断基準としては至極当然な理由だけどなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月25日 00時33分07秒
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