うつ・統合失調症が日常となって…

[病気のこと] カテゴリの記事

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• 心からの感謝と共に…お詫び

  今日一日休みながら考えていました。今、こんな気持ちです。エベレスト登頂を目標にした登山家が最終目標に向けて、目標達成のために今、何をするべきか？考えている。設定された目標日から逆算して幾つもの山を登り、体をならしトレーニングをし、調整を図る。そして、万全のコンデションで登頂日を迎えられるよう心身をコントロールする。忍耐を強いられるスケジュールも目標達成のために甘んじてこなす。おおげさでスケールが大きすぎる例えですが、似ています。私は数ヶ月後に必ず出かけたい予定があります。病院しか外出しない私にとってはとても壁の高い目標です。現在の体調のままでは９８％無理でしょう。その予定に合わせて体調を調整することにエネルギーを満タンに充電することに全神経をかたむけたいと思っています。それほど集中しないと願いが叶いそうにありません。それで…ブログの更新をお休みしたいと思います。皆さんとお話できないのはとても寂しいです。でも、自分の願いのためですから我慢します。私のつたないブログを訪問してくださった方々若輩者の私を温かい目で見守ってくださった方々吐露した心の内を真剣に聴いてくださった方々親身になって励ましや支えの言葉をかけてくださった方々親切なアドバイスを与えてくださった方々分からないことを迷惑がらずに教えてくださった方々これらすべての心が広く優しい皆様すべてに本当に感謝しています。個人的な事情で突然お休みするわがままをどうかお許しください。いつも私の話を聞いてくださることを心から感謝しています。どうもありがとうございます。

  2006年06月03日

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• 小学生は　見た！

  その小学生は母親に連れられて近くに住んでいる母親の友人宅によく行っていました。そのお宅にも小学生の子供がいたので一緒に遊ぶために行きました。その母親はその友人と普通にお茶を飲み、好きなことを喋る…のが目的ではなく友人の話を聞いてあげるために出かけていました。その友人は優しく・穏やか・清楚な感じの方です。病気になっていました。統合失調症（旧精神分裂病）です。その家で…　小学生は 見た！『朝ゴミを２度目に捨てに行ったら最初に捨てたゴミが無くなっていた。だれかがゴミを持ち帰って私のことを調べている！そして、ねらわれている！』と言いました。その母親は『１度目に捨てたゴミの置き場所が後から来た人に動かされて変わったんじゃないの？』と言いましたが友人は『何度も確かめた。絶対なくなってる！』『だれかが私を見張っている！視線を感じる！』とも言っています。その母親は病気のことを知っているので『大丈夫だから安心するように』という趣旨のことを優しく言い聞かせます。それでもその友人は、強い恐怖のため小さくなってオドオドと体を震わせています。尋常ではない状況であることはその小学生でも見ていて分かりました。そんな会話が一度ではなく何度も何度もその家に行く度に、繰り返されるのです。その光景をずっと見ていた小学生は精神の病気がその人をどれだけ苦しめるのか側にいる家族も同じほど苦しむこと時に病気が人を変えてしまったかのように見えるため、近所の人が何を話すのかそれを見・聞き…精神病の人とその周囲を取り巻く環境の複雑さに何ともいえぬ痛みを感じました。でも小学生に何が出来るわけでもなくただ『可哀想…』と思うだけでした。お気付きのことと思いますがこの小学生は私です。それから随分時が経ち、大人になりある時（平成１４年）テレビで「精神分裂病が統合失調症と改名された…」と聞いた時なんだか嬉しく思いました。『病名が優しい感じになって少しは良かった』そう思いました。その時は自分がその病気になるとは夢にも思っていませんでした。小学生の時に 見た！ことが自分に起こるようになりあの時の母の友人の辛さが本当に分かるようになりました。でも当時に比べると、新しい薬が開発され症状を随分と改善出来るとともに副作用も軽減出来るようになりました。現在も原因解明や治療のために脳内やDNAレベルの研究が行われているようです。その他、薬に頼らない民間療法なども様々あるようです。どんな治療をするのかは個人が決めることです。最近ではそんなにめずらしくはないと言われるこの病気と上手く付き合いながら社会復帰できるぐらいにもっていけるまで、あと何年かかるか分かりませんが、諦めずに亀のスピードでも少しずつ進んでゆきたいと思っています。同じ病気をもつ方々やご家族の方々…皆さんご苦労が多いと思います。少しでも穏やかな日々を送られるように心から願っています。今日も聞いてくださってありがとうございました。

  2006年06月01日

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• ヒトがトドになるトキ…

  いつも思っています。日中の大部分の時間を横になって過ごしているので『≪トド≫みたいねぇ～わたしって…』≪トド≫はアザラシが大きくなった感じの生き物です。テレビで見たのですがオスは繁殖の時期には若いトドとけんかをします。あの巨体を、鍛えられた背筋でぐわわわぁ～と持ち上げて相撲のぶつかり稽古みたいにドッカンドッカンぶつかって戦います。その勢いといったらすさまじいものです！そんな元気で強い≪トド≫ではなくただ日向ぼっこしている力が抜けきりダラァ～ン姿の≪トド≫あの巨体で砂浜に寝そべっている姿その光景を思いに浮かべて思っているのです。『≪トド≫みたいねぇ～わたしって…』ヒト（人）がトドになるトキ（時）起き上がる力がなく横になっているのに倦怠感が襲うものすごく体が重く立ち上がろうものなら体重が足の裏だけに一点集中し床が抜けて落っこちる程の重量があるのでは？と感じる。自分の体重ではないこの重量感はどこからくるのか？とても不思議です。ヒト（人）がトドになるトキ（時）重苦しいのは体だけに心は軽やかに、すがすがしくそんなふうに思えるトキ（時）にすることが出来たらいいなぁ。と思う今日この頃です。独り言を聞いてくださりどうもありがとうございました。

  2006年05月29日

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• 頭痛三兄弟♪

  今日は頭が痛くて食事を作れませんでした。今、薬が効いてきて大分楽になりました。昨日も頭痛の話題でしたが今日の頭痛は≪偏頭痛≫ではなく≪緊張型頭痛≫でした。≪緊張型頭痛≫は頭部・頸部の疲労精神ストレスでおこる頭全体がギューと締めつけられる痛みです。首・肩を温めると楽になります。≪偏頭痛≫はズキンズキンと痛み吐き気がし、光・音がダメになります。頭を冷やし静かに横になり休みます。カフェイン・ポリフェノールは痛みを増すことがあるので痛いときは、避けます。私が経験したことのない頭痛が≪群発頭痛≫です。主人が、たまぁ～になります。≪群発頭痛≫は前の２つよりも痛みが激しいらしいです。突き刺す・えぐられるような痛みで涙・鼻水が出たり、逆に鼻づまりになることがあります。一年のうち決まった時期や毎日の決まった時間（明け方が多い）に痛みます。アルコールを飲んだ翌朝（明け方）に激しい痛みがおこることがありますが今が≪群発頭痛≫の時期なのかどうかよく分からないので飲んだ後で痛んで「あ～その時期だったのか…」となることが多いです。（二日酔いの頭痛とは痛みが全く違い激しい痛みで、鎮痛剤も効きません）かわいそうです。今日は皆様も良くご存知の頭痛≪緊張型頭痛≫≪偏（片？）頭痛≫≪群発頭痛≫頭痛三兄弟の話でした。

  2006年05月25日

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• 変？頭痛！

  私には父のＤＮＡにより≪お笑い好き≫という特徴があります。「エンタの神様」も見ています！（テレビは体調が良い時だけ見ます）【オリエンタルラジオ】を始めて見た時誰しもが思ったでしょう。『このコンビ絶対売れる！！』思ったとおり、私が今までに『売れる！！』と、思った芸人さんの中でもＣＭに出演したのが一番早かったです。【桜塚やっくんも】なかなかおもしろい…スケバン恐子”以外のネタもあるようなのでテレビで見たいものです。前置きがとても長くなりましたが私は母のＤＮＡにより≪偏頭痛≫持ちです。低気圧が迫ってくることに非常に敏感です。雨が降る一日前頃から『来るぞ！来るぞ！低気圧』雨が降る３時間程前には頭がガンガンしてきます。夜、普段は睡眠薬を服用して寝ます。なので、小さな地震でも起きません。でも、明け方に雨が降り出す時だけは必ずＡＭ２頃に頭痛で目が覚めます。偏頭痛とはそんな感じです。（低気圧だけが原因ではありませんが…）偏頭痛の人はとても多いので私の周りにも沢山居ます。同好会を作れそうな感じです。厄介な頭痛があります。≪お笑い好き≫ＤＮＡによりゲラゲラ笑って楽しくテレビを見ているのに≪偏頭痛持ち≫ＤＮＡが活動を開始する時です。笑っている振動で頭痛が始まります。『あぁ～頭痛くなってきたぁ～』と、頭を押さえ揺れないように笑いを抑えながらテレビを見ます。これは、意外と苦しいです。本当にダメな時は寝るしかありません。≪お笑い好き≫ＤＮＡ≪偏頭痛持ち≫ＤＮＡどちらが勝つかはその時により違います。笑いすぎるがゆえに起こる頭痛は≪変頭痛≫と名付けます。２つのＤＮＡが混ざり合った結果生まれた頭痛です(笑）

  2006年05月24日

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• 幻聴で緊張

  病院へ行きました。今日はまじめに病気の症状について話したいと思います。幻聴についてです。色々な時に聞こえてきます。一人で居る時・テレビを見てる時横になっている時・料理中　etc･･内容も色々です。話しかけてくる声・大勢の騒がしい声複数の人の会話する声声以外にも、ありえない物音が聞こえます。このブログのタイトルにあるとおり統合失調症の治療中である私にとっては幻聴は症状の一つで花粉症で鼻水が出るのと同じような≪日常≫だと思っています。幻聴に振り回されておかしくならないように自分なりに幻聴についての本で勧められている提案を実践します。音楽を聴く・歌を歌う今している事と違う事をする考え事をしている時は中断する「お願い静かにしていて･･」と頼む（↑これは会話ではありません）この２ヶ月程、幻聴に効く薬を増やすかどうか先生と相談していました。薬はできるだけ少ないほうがいいので…幻聴が表れてからもう随分経つので≪日常≫と割り切っているものの最近少々疲れてきました。いつものように幻聴に落ち着いて対応できない時が出てきました。本当に聞こえてくる声ではないと分かっているはずなのにリアルな声に驚いて心拍数が上がることがあります。幻聴で緊張です！そうすると不安感・恐怖感・イライラなどにつながり症状を余計に悪化させてしまうことになりかねません。それで、薬を増やすことにしました。幻聴が聞こえていても不安感・恐怖感・イライラが最小限に押さえられれば大丈夫です。これでどんな感じに改善されるのか？期待しすぎず…ほどほどに…楽しみにしています。今日も聞いてくださってありがとうございました♪

  2006年05月23日

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• 不眠は病気です。

  ご存知のとおり人生の約三分の一は睡眠時間です。厚生省の調べでは日本人の５人に１人が睡眠の悩みを抱えておりストレスや２４時間型生活などで睡眠に悩む若い人が増えているようです。慢性的に不眠を抱えている人の交通事故発生率は２～３倍だそうです。スペースシャトル　チャレンジャー爆発事故も職員の不眠状態での作業ミスが原因？というのも有名な話です。私の経験ですが忙しい生活にストレスが重なり不眠（入眠障害）となりそれでも毎日働き続け疲労がさらに加わってゆく…という悪循環がありました。「不眠だけでも早期に治療すればよかった」と振り返れば思うのですが忙しすぎると病院に行く時間さえない！のが現状だと思うのです。厚生労働省の報告書より作られたパンフレットに○朝早く目が覚めてしまうが　おそくまでフトンから出られない○朝はやる気がしないが　夕方になると元気が出る○日中耐えられないような　眠気に襲われる○他の薬剤を使用している○いくら眠っても寝足りない○眠気が数日から数週間の　周期で起こる○眠れる時間、目覚める時間が　毎日ずれていくような気がする○睡眠中に激しいイビキや呼吸停止　がある○就寝時、足にぴくつきや　むずむず感がある上記のような症状に思いあたることがあったり、家の人に言われたことがある場合には、専門医にご相談ください。と書いてありました。『大切にしていますか？あなたの眠り』不眠についてのＱ＆ＡというパンフレットにＱ１　不眠って病気？Ａ１　不眠は病気です。　　　きちんと治療することが大切。と書いてありました。私も、素人ですが睡眠不足が心身に相当なダメージを与えることを体験したので「眠れない…」という悩みが少しでもあったら早く改善したほうが良いな～と思っています。医療関係者ではないのに偉そうなことを話してしまいました。睡眠不足が日中の眠気→気分の変調（抑うつ）↓疾患→心配→睡眠不足などという悪循環に再び陥らないように気をつけたいと思っています。　　

  2006年05月20日

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• 昨日の「最低最悪病院にダマされないぞ！」

  テレビを見ていて思いました。４月２８日に私は医師の一言に傷ついた…と話しましたがその時は〈うつ〉がひどい精神状態だったのでグサッと矢が刺さったように感じたのですが…今思うと「あんなことは大したことではない！」昨日のテレビに出てきた事例はとても黙ってはおけないものばかりで『え～～！』の連続でした。被害に合われた方は本当にかわいそうです。もちろん患者の立場にたって診てくださる病院や先生が大勢いらっしゃいます。！救急病院の２４時間密着！！過疎の村の小さな診療所！などの色々な番組を見ると病院スタッフの方々の働きに敬意をいだきます。昨日の番組でも扱われていましたが問題が起きた瞬間に焦らないようになにもない日ごろから、自分で基本的な病気や対処の仕方を学び信頼できるかかりつけの医師を見つける大切さを感じました。なんだか番組制作をされた方への感謝コメントのようになってしまいました。自分も病院に通院し診察していただいている身なので他人事と思えず真剣に考えてしまいました。

  2006年05月17日

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• 「さよなら」した植物

  私が病気になって食事・トイレ以外は起きられなかった間（食事をするのも疲れヘトヘトになるのですが）約２年、庭の手入れが出来ませんでした。その間に手のひら程の大輪の花を咲かせるバラ八重咲きのクチナシアボカドの木シロタエギクアメリカンブルーローズジャイアント観葉植物数種などの木や花が枯れてしまいました。自分が閉じこもり寝ている間は植物のことなど何にも関心が持てないので（自分が死ぬことを考えてるぐらいですから）気が付きもしませんでした。重い体を何とか動かし病院に出かけるときにクチナシの新芽が虫に食われているのを見たことは見たのですがな～んとも思わないのです。病気になる前なら「大変！虫を駆除して薬散布しなきゃ」となるのにその期間は無感覚・無感情で何とも思いませんでした。横目で見て通り過ぎます。最近になって少し庭に出られるようになり枯れて丸坊主のクチナシの木を触ったらプツッっと軽い音がして根扱ぎになりました。そんなふうに数種類の植物と「さよなら」しました。再び「こんにちわ」できた植物は野生の物たちです。ローズマリー、スペアミントアップルミント、セージメドーセージ、チェリーセージタイム、スイートマジョラムイタリアンパセリ、レモンバーム山みつば、山椒、みょうが洋・和製のハーブたちです。よく生き残ってくれました。人間は野生の植物とは違います。特に病人は世話を受けなければ弱っていくものです。そう思うと病人の自分が今、生存しているのは明らかに必要な世話を十分受けたからです。世話はまだ継続して受けていますが…昨日、バラを頂いた話をしました。＊大切に・大切に＊育てます！と…このバラを世話しながら自分を世話してくれた方々へ感謝する気持ちを忘れずに持ちつづけたいと思います。

  2006年05月16日

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• 楽しいお掃除♪

  と言いましても鼻歌うたいルンルン♪ではないのですが…今日は掃除機をかけることが出来ました。これはすごいことなんです。昨日、外出したことをお話しましたが普通は、用事があって外出すると翌日はこんな感じです。体全体からすべてのエネルギーが放出され尽くし〈かげろう〉のようにスケスケになっているかのようで地に足がついていないと感じます。頭の中はスッカラカンでボケボケ状態です。なので、簡単な会話もスムーズに出来ません。疲労していると幻聴がいつもより多く、鮮明に聞こえてきます。そのせいで落ち込んでしまわないように気をつけなければなりません。座っていることも出来ません。ただ横になってエネルギーが充電されるのを静かに待つのです。でも今日は違いました！午前中と午後少しの睡眠だけで回復に成功しました。これは私にとっては驚くべきことです！それで掃除機をかけることができました。とっても嬉しいです♪小さな小さなことですがとっても嬉しかったんです♪聞いてくださってどうもありがとうございました。

  2006年05月11日

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• 今日の脳。

  今日の体調は－下の下－です。こうゆう日の、脳の状態を聞いていただけますか？前頭葉が、おでこ全体の奥がウニョウニョして手で押さえてないと出てきそうな感覚です。（お食事中の方ごめんなさい）頭頂部から後ろにかけての全体は、逆にカラッポに感じます。脳貧血のような感じに似ているのかもしれません。フラ～～っと倒れるんじゃないかな？と思います。そんな様子です。なので、もう終わりにして休みます。聞いてくださってありがとうございました。

  2006年05月05日

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• 医師の一言。

  以前診ていただいた先生との会話です。医師：どんな生活してるの？私　：食事とトイレ以外は横になっています。医師：じゃあ家事は？私　：主人がしてくれています。医師：掃除は？私　：していません。医師：洗濯は？私　：していません。医師：炊事は？私　：していません。医師：じゃあ、あなた主婦じゃないじゃない！（笑）私　：はい。そうです。「はいそうなんです。」先生のおっしゃる通りで家事は何もできません。主婦なら普通にすること何一つできなくなりました。冷静に答えたものの心は何万本もの矢が刺さったように痛みました。先生に叫びたかった言葉は「主婦として最低限したいことが何もできなくて主人に迷惑をかけている事が一番気にしていることなのに～！（涙）」でした。その時私の脳には家事をできない＝主婦失格＝妻失格＝人間失格＝存在価値なし＝死ぬべきという図式が浮かびました。落ち込みきっていた時友人から手紙が届きました。「…やりたい事があってもやれなかったり動きたくても動けないのは本当に辛いですヨネ。暗いトンネルの中にいるような感じなのかなアでも安心してね…必ず出口はゆっくり少しずつ見えてきますよ。…ゆったり休んでいてね。…何もしなくていいのよ。休んでね。…沢山働いて来たからお休みも大切です。ゆっくり休んでいてね。…」あまりにもタイムリーな優しさに嬉しくて泣きました。存在していていいんだ私。と思いました。最近CMでも耳にしますが≪言葉≫には●剣のように人を刺す恐ろしい力●一瞬で人を癒す愛の力があるものですね。そんな大切なことを学んだ出来事でした。私のおしゃべりを聞いてくださる心優しい方々へどうもありがとうございました。

  2006年04月28日

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• 症状について…

  統合失調症は、100～120人に一人がかかる珍しくない病気です。脳の働きに障害がおき感情・行動をコントロールできなくなります。しかし充分な治療を受ければ症状をうまくコントロールすることができます。症状は人によって多彩です。大きくは2タイプに分けられます。陽性症状群妄想・幻覚・思考障害非協調性・感情不安定まとまりない行動、落ち着きのなさ感情不安定陰性症状群感情鈍麻、平板化・意欲低下思考内容の貧困化閉じこもり・注意、集中力の障害などです。私は、不眠・幻聴・不食・自閉思考障害（筋道立った会話・理解ができない）落ち着きのなさ（極度に不安がり落ち着かない）感情不安定（過敏で些細なことに怒り取り乱す）がありました。不眠の改善には[睡眠薬]を数種類服用し幻聴その他の症状を改善するため[抗精神病薬]を服用しました。薬は血液成分中に副作用が現れることがありその度に同じ作用の別の薬に変更しました。今は、同じ薬・量でほぼ安定しています。食欲が低下した時は、体脂肪が13%になり生理も止まりました。落ち着きのなさが現れた時は家の中をウロウロ歩きまわり立っている時や座っている時にじたんだを踏んでバタバタしていました。自分で止めたくても止まらなくどうしようもありませんでした。思考障害はものすごく主人の話す簡単なことも理解出来ずもっと分かりやすく説明し直してもらう必要がありました。文章を読んで理解することはほとんどできませんでした。もともと感情を表面に出すタイプではないので感情不安定をコントロールすることは特に困難に感じました。統合失調症についての予備知識があったのですべてが病気の症状であることを理解できていたことはとても良かったと思います。症状と思えることが起こったらすぐに医師に話を聞いていただきすぐ改善するよう適切な薬を処方していただきました。今残っている症状は幻聴・自閉・軽い思考障害です。随分と楽になりました。ここまで回復できるように助けてくださった皆さんに感謝しています。今日も私の話を聞いてくださりどうもありがとうございました。

  2006年04月27日

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• 感謝していること。

  ４月２１日に話した先生の言葉です。先生は「自殺」という言葉は使いませんでしたがわたしにその危険が高いことを率直に教えてくださいました。『楽になるためにリストカットや薬の多量服用をすることは絶対にしないでください。その場だけ、一時だけ楽になるかもしれませんが繰り返すようになってしまいます。そうなってしまうと私たちでも助けられなくなってしまいます。だから絶対にやめてくださいね。』　　　　　　　　　　　　　　何度も言われました。懇願されているかのようでした。あまりにも一生懸命お願いされたので病院からの帰り道、部屋の手の届く所に刃物を置かないように気をつけよう！と思えました。病気になってから診ていただいたお医者さんは三人目でした。同じ精神科医にも色々な方がおられます。親身になって診てくださる先生に出会えて感謝しています。でも私が一番感謝しているのはやはり最も身近な存在の主人です。一番身近な家族に、病気のことを正しく理解してもらい支えてもらえること以上の治療はないと思います。もちろん〔精神病薬〕やその他の症状を改善するための補助的な薬はかかせません。でもきっと、主人の理解と支えがなければ薬を服用していてもここまで回復することはできなかったと思います。病気になる前の生活が１００％だとしたら今はまだ消費税分ほどしか活動できていません。病気特有の症状もあります。でも＜どん底＞からは脱出できました。少し前は、椅子に座っていることもできなかったのですからこうしてパソコンに向かっていることはわたしにとって、ものすごい進歩なのです。少しに思える回復でも嬉しく思っています。家族・友人・医師…みなさんの助けすべてに感謝しています。

  2006年04月23日

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• おとといの続きです。

  今日は、おとといの話の続きを聞いてくださいますか。私が「死のう！」と玄関のドアノブに手をかけた時です。私の目にお花が飛び込んできました。そのお花は友だちが「お見舞いに…」とくださった物でした。そのお花が目に飛び込んでこなければ文字通り自分がどこかに－飛び込んで－いたことでしょう。お花が目に入ってきた時、その友だちの顔を思い出し連鎖的に他のみんなの顔も浮かんできました。病気になって突然姿を表さなくなったのにそれでも私のことを忘却せず心配してくれる優しい友だち…。「みんなを裏切れない」と思いました。友だちみんなが私の＊命の恩人＊です。何度感謝しても、し尽くせないある夜の出来事です。こんな素敵な友人に囲まれている私は幸せ者です。なので「死のう」などと考えるのはおかしいのです。でも、病気の症状の一つとしてそう真剣に考えてしまっていたんです。風邪をひいて熱が出るように、《うつ》になり自殺願望という症状が出てきてしまったのです。その後もその願望と戦う必要がありましたが、友だち以外の他の方からも助けも差し伸べていただきこうして今生きています。私が、がんばったからではありません。沢山の方々がサポートしてくださったおかげです。すべての助けに本当に感謝しています。病院の先生の言葉にも支えられました。その事はまた話させてください。暗い話でしたが、聞いてくださってどうもありがとうございました。

  2006年04月21日

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• ご挨拶。

  昨日の独り言からしてお分かりだと思いますが、私は決して【賢い】人ではありません。それでつまらないブログになってしまうかもしれませんが、聞いてくださる心の広い方へ…。「本当にどうもありがとうございます。」ここからは、病気になった私について話したいと思います。一番調子が悪かった頃は、あたかも死んだような姿でした。オーバーに聞こえるかもしれませんが、〔かゆい所をかく〕ことさえしんどいぐらい体が重くピクリとも動けないような感じでした。眠れないものの起き上がることも出来ず、地底深くもぐりこんで這い上がれない状態で、苦しみにもがき、重たい手を動かし届く所にあった柱を爪で引っかいていました。何ヶ月間も〈死ぬ〉ことだけを考えていました。嵐の夜、「死ぬ！」と玄関に走りドアに手をかけました。でも、今生きています。たくさんの方々に支えられて…。続きはまた。それから病院の話などまた聞いてくださいますか？

  2006年04月19日

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